Nicotto Town



法。



多少のことじゃ動じなくなってきたぞ。

今回は大雪。
手前3分の1の乗車地の時点で、1時間以上の到着遅れとなりました。
その先の乗り場のお客様にはできるだけ電話して、遅めに来てもらったり、暖かい店で待っててもらったりした。
昼食を予約していたドライブインは、昼ごはんの時間をとうに過ぎてしまうと判断して、捨てた。
近場のサービスエリアで昼食時間を取って、あとは温泉まで高速道路を一気に走った。
なんかしらないけど定刻に着いた。
大笑い。

でも今だからこそ、携帯電話でいくらでも連絡が取れて、情報を仕入れられるからこういう対処ができる。
昔の添乗員さんたちの技術ってもっとすごかったんだろうなぁ。


母からの質問。
「ツアーでお昼が食べれなかった場合、どうなるの?」
答えは旅行業法できっちり定められております。
受けていないサービスの分は払い戻し、とね。
ただし、それ以上の+αが付くかどうかは、食べれなかった理由によるのです。
天候や災害、暴動、官公署の命令、運輸機関の休止が原因の場合は免責。
旅行会社側に責任がある理由の場合は、+損害賠償。
明らかに添乗員のミスで乗り遅れて昼食に辿り着けなかったー、とかって場合ね。
今回の場合は理由が雪なので免責、食事代の実費のみが払い戻し対象でござる。
しかし今回の旅行については食事はおまけ扱いなので実費となるが。
これが「○○を食べに行く!グルメツアー」のように、食事そのものが旅の目的となっている場合にはまた違う。
免責の天候であっても、損害賠償とは別の変更補償金の対象にはなるのですよ。

この旅行業法というのを修めて資格を取らねば添乗員さんになれないのです。
しかし試験を通っていても、実際にはわかっていない添乗員の方が多いでしょう。
それでいいのです。
添乗員なんて活躍しない方が良いツアーの証拠なのです。
なんでわたくしはこんなにこういう目に遭うのでしょうか。
しょっちゅう使いすぎてるせいでなぜか業法だけは完璧…いやだ、こんな添乗員。

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2014/02/10 21:52
○shinさん
バス同士は今も無線ですよー。
携帯用のイヤホンがあっても、やっぱり操作に気を取られますしね。
昔の添乗員はみんなテレホンカード持って公衆電話利用です。
どこに公衆電話があって、そこから次の目的地まで何分で着くか、みんな把握してたものです。
今でも特に北海道の山奥ですと、不慣れな新人添乗員さんは「電波がない!」なんて泣いたりしてますけど。
先輩方はどこが電波の届くところか把握していますから、そういうことなんでしょうね。
そういえばアタシのデビュー当時は高速道路のハイウェイカードが生きていまして、「残高がない!」なんて慌てたこともありましたけど、今のETC時代にはそんなこともなくなってしまったなぁ…としみじみ年を感じたりします。
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2014/02/09 11:47
携帯電話、
やはり便利ですよね。
昔のバスは無線が付いていたとか?

もう「添乗員さん」っぷりはベテランの領域ですね。
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2014/02/05 23:32
○侑子さん
そうですねー。
他の業界のことは不勉強ですが、少なくとも旅行業法に関しては、お客様を守るためのものであり、且つ旅行会社を守るためのものでもあるので。
実際には現場判断で変更をかける前に事務所の指示を仰ぐ場合がほとんどですから、知らなくてもどうしても困るということはないと思うのですが。
侑子さんの「知っておいて損はない」という言葉がまさにぴったりですね。
事務所の指示を仰ぐとしても、現場目線からの提案をするにあたって、お客様と会社の双方の不利益をなるべく減らす最善策を出せる材料の一つになりますねー。
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2014/02/05 21:22
こんばんは。

日本は法治国家ですので「法律」が最強ですからね。

「法律ではこうなっております」って言われたら何とも言いようがないですからね。

まあ、「解釈論」であ~だこ~だと言う事もありますが、法律は知っておいて損は
無いですからね~。



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