Nicotto Town



出張思い出②窒息死。

秋田の仕事はグロイわー。
朝7時出発(これも始発がなかっただけで本当は6時半)、帰着夜12時半。
ホテルまで着いたら1時くらいだったかな。
で、次の日空港までリムジンバスで移動になるんだけど、お客様の集合時刻とリムジンバス到着時刻が同じ9時に設定されてるの。
当然それじゃあアタシらの仕事間に合いません。
1本早い便で行こうとしたら、田舎だから1つ前が6時半さね。
全然寝れないー。
残業代めっちゃ出るべな。早朝手当も付くかな。

飛行機乗ってようやく寝れる!って思って。
秋田から東京までの間に追いついてない仕事済ませちゃって、東京でお昼食べさせて、いざフライト。
無事飛んだの確認してぐーっすり寝てたら、
「添乗員さん!!お客様1人が呼吸止まっていますのですぐ来てください」
…なんでまたこんな日に限ってでっかいトラブルが起きるの…。

アタシたち添乗員は全然違う席に座ってるから、あとから聞いた話によると。
たまたま隣のお客様が変な呼吸音に気付いて、おいどうした!?ってそのお客様の背中を叩いたんだって。
そしたら入れ歯が吹っ飛んで、それでもその本人は何にも気付いた様子がない。
っていうか意識がない。
調べてみたら呼吸もない。
大騒ぎ、と。
こういう経過だったらしい。

要は前日まで寝不足してたから、機内で俯いてぐっすり寝ているうちに、舌根が咽喉に落ちて詰まったらしい。
結局すぐ息を吹き返して、そのあと3日間ケロっと過ごしてたんだけどね。
病気でも何でもなくて良かったー。

本当なら病院連れて行くべきところだけど。
まず羽田で機材繰りに失敗したらしくて、三沢空港のお客様が30分遅れでしか着かない。
更に青森空港のお客様はその1時間後に来る。
先に着いてる秋田組をそのまま空港で待たせるわけにも行かないし。
結局秋田・三沢チームをホテルまで送って、あの方はフロントに預けて判断してもらって、アタシは空港にとんぼ返り。
だから合同コースの分便やめろって言ってんのにね。
これでもしあの方が救急車で搬送なんてことになってたら、全員立ち往生になるの、企画担当はわかってるんだろうか。
しーらないっと。

その日の晩は、2往復しながら空港内を走り回ったアタシの方が窒息死しそうでした。
↑のお客様はアタシが2回目戻ってくるころには、琉球舞踊を見ながらのんびり沖縄料理を食べてました。
えぇえぇ、どうせそういう仕事ですよ。いいよもう。




月別アーカイブ

2020

2017

2016

2015

2014

2013

2012

2011

2010

2009

2008


Copyright © 2025 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.