Nicotto Town


うみきょんの どこにもあってここにいない


映画化あれこれ


映画化してほしい作品…。
とくにないなあ。
最近は、映画をあまりみないから。
むかしは映画だいすきだったんだけどね。
逆に映画をみて、原作を知って、それから小説を読んだりとかが
けっこうあった。
ものすごく古い映画ね。
スタンダール、レマルク、スタニスラフ・レム
コクトー、あとだれだったかな。
ナボコフ、フィッツジェラルド…。

そういえば、小説を映画化すると、それが思い入れがある作品だと
たいてい、小説のほうが、いいなと思ってしまう。
マルセル・プルースト『失われた時を求めて』がそうだ。
今まで、何回か映画化されてるけど、どれもおそまつ。

あと、アレクサンドル・デュマの『モンテ・クリスト伯』。
あれは、テレビドラマとかもなってるけど、いつも、なぜか最後に
モンテ・クリスト伯が結ばれる相手を小説と変えてしまうのが、気に入らない。
あれ、変えてしまうと、ぜんぜん意味がかわってきちゃうのに。

村上春樹の『ノルウェイの森』もひどかった…。


あ、ハンニバル・レクターシリーズは、映画のほうが、よかったような気がする。
あれは、映画が先で、小説は後から読んだ。そのせいもあったかもしれないけど、
人を食べる稀代の犯罪者レクター博士と、女性捜査官クラリスの、住む世界が違う、
追うものと追われるものの間に生まれた愛、というのも
大事なポイントなのだが、それは二人が光と影、善と悪、そのはざまで
愛や信頼が生まれ、育まれてゆくのは、まさに、
二人の世界がちがうからこそ成立している、
映画はそうだったんだけど、
小説は…。ショックだった。興ざめだった。
たしか、興ざめして、文庫、売ってしまったようなきがする。

最近のだと、スティーブン・ミルハウザーの『幻影師アイゼンハイム』が、映画もよかった。
偶然、レンタルDVDショップで見つけたんだけど。
あまり最近じゃないのかな。

映画化…というお題だと、あまり書くことないかなと思ってたんだけど、
こうしてみると、けっこう、うかんでくるね。
これって、いいことかも。
ありがたい。




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