船長。
- カテゴリ:日記
- 2015/08/21 13:30:31
家族に聞いた話だから、ネタの出所は知らない。
7月に苫小牧沖で燃えたフェリーの話。
1名の船員さんの命は惜しまれるけど、それでも乗客の命を損ねることなく、全員を無事に救い出せたのは、船長さんをはじめ乗務員さんたちの尽力があってこそ。
その船長さんなんだが、聞くに、かの東日本大震災の時に水戸の大洗港にいた方だそうだ。
津波発生の報を聞くやいなや、すぐさま船を岸から離し、また周りの小型船や住民にも汽笛で警戒を促しながら沖へ退避し、船自体はもちろん周囲の被害を抑えることにも大いに貢献した立派な方だそうだ。
…あれ?
3月11日に大洗港で緊急退避?
そのまま苫小牧港に帰っちゃった船?
あんた、あの時アタシのパンツだけ先に北海道に持って帰っちゃった人じゃねえか!
あの時はパンツを守ってくれてありがとう!
今日もこれからフェリーで青森に渡るんだが。
どうか無事に行けますように。
今日は商船三井じゃなく、川崎近海。
燃えたフェリーを助けに向かった方の船。
この川崎近海に偶然乗ってたのが青森の消防団の人。
乗客の命がみんな助かったのは、この人たちをはじめ救助船の人の力も大きかったんだって。
いざという時、パンツの行方を心配してたアタシと違って、みんな偉いよなぁ。
本体が帰れないのに、パンツだけ先に北海道に上陸したとの報を受けた時は、愕然としましたけどね。
しかもあれだけ電話等も繋がらなかったパニックの最中ですから、パンツが上陸した港は苫小牧東・苫小牧西・小樽の3港のいずれか!という状態で。笑
ようやく戻って来た時に、パンツ探しに苦労しましたよー。
いざという時のパターンにもよりますよね。
今回のケースでは、そういう訓練を積んだプロである船員さんがいて、指示が出たでしょうからねー。
プロの指示がなく、自分の判断でとなると難しいでしょうね。
パンツをはじめ、
裏にはいろいろドラマがありますね。
いざというとき、
自分に人命救助ができるだろうかなんて考えてしまうけど、
考えるより先に体が動かないようではダメですよね。