Nicotto Town


うみきょんの どこにもあってここにいない


ブーリン家と浅井三姉妹


最近しったこと。
このごろ、ヒラリー・マンテルの小説から端を発して
ヘンリー8世の時代あたりの小説をけっこうよんでた。
ヘンリー8世は、6人妻めとって、2人は処刑されてる。
処刑された王妃のうちの一人アン・ブーリン。
このブーリン家というのが、背景はぜんぜんちがうが、
まるで浅井三姉妹とか、ああいった話しだなあと思った。
つまり、受け継がれた血筋が、ということ。
アン・ブーリンの娘は、エリザベス女王。けどエリザベス女王は処女王で
子孫は残さなかったので、こちらは血が絶えている。
けれどもアン・ブーリンの姉か妹かわからないらしいが
とにかく姉か妹のメアリー・ブーリン。
こちらも、ヘンリー8世の愛人だったことがあり、
王の子どもを産んでいる。
そちらの血筋が、今日まで脈々と続いている。
ダイアナ元妃やウイストン・チャーチルなどのスペンサー家に子孫が嫁ぎ…。
つまり、今の英国王太子にまでつづいている。
びっくりした。

浅井三姉妹のことも、中学生のころだったかな、
知って、びっくりしたんだけれど。
織田信長の妹、お市の方と、浅井長政の間にうまれた姉妹。
ひとりは淀君となった茶々。こちらは残念ながら
秀頼とともに血筋が絶えてしまったが、
末の妹のお江の方。
二代徳川将軍秀忠に嫁ぎ…、
その血は今の皇室に繋がる。
もっとも、徳川の血ではないんだけど。
(徳川とのお江の方の血筋は7代将軍のときに絶える。
 で、八代将軍吉宗が紀州からはいったらしい。)
お江の方は、三回結婚していて、二度めの
豊臣秀勝、秀吉の甥との間にうまれた
豊臣完子が九条家に嫁ぎ、その子孫が
大正天皇皇后となり…。
つまり、織田、浅井、豊臣の血が、今に続いてる…。

そう、ともかく、浅井三姉妹、お江の方に感じた血の流れを
ブーリン家に感じたのでした。

脈々と、続くなあと。
女系はとくに。
うもれて、みえにくい地下水脈みたいなのもあるんだろうけれど。

自分が子孫をもたないから、よけいに感じるのかな。
いや、べつに、それがどうということはないのだけれど。
なぜか子どもがほしいとおもったことがまったくなかったから。
子どもの頃からかな。母性が欠如していた。
いまもそれを後悔していないし、母性がわからない。
だから、自分云々はあまり関係ないかも。

ただ、子孫がつがれるって、すごいなあと
思っただけ。




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