Nicotto Town


気まま気まぐれ散歩道


道明寺天満宮(1)



道明寺天満宮(大阪府藤井寺市・道明寺)へ参ってきました。
梅の花がとってもきれいでした♪

関西・大阪府の梅の名所の一つとしても挙げられている場所。
先月25日と3月5日、参拝&梅見に道明寺と道明寺天満宮へ参詣。

◆天満宮◇
天満宮といえば、菅原道真公。
菅原道真公といえば、梅の花。

東風吹かば、匂ひをこせよ 梅の花 主なしとて 春を忘るな
(こちふかば にほひおこせよ うめのはな あるじなしとて はるをわするな)

この詩は、20年程前の教科書にも記載されていたかと思うのですが、
今でも記載されているでしょうか…?
私はなぜか親しみを感じつつ、つい口から出てくる詩です。

【春を忘るな⇒春な忘れそ】と表記されている所もありますね。
どうやらいろんな説があるようです。
どちらが、菅公さんの気持ちに近かったんでしょうね~。

***

菅原道真公といえば、丑・牛。
鳥居を潜って右手に、撫で牛1体と神牛舎内に牛3体(きれいな白い牛さんたちです)、
左手にも牛1体(可愛い牛です)の計5体と会いました。

◇梅園◆
境内のあちらこちらに梅の樹がありますが、更に梅園があります。

梅園観覧の入園料(拝観料)は、300円/中学生以下は無料
場所は、御本殿の奥(裏側の辺り)。
出入口は御本殿の横で、受付もその辺りにありました。

***

梅園に入ってすぐのところで、お抹茶をいただける野点(雨天中止)が
設けられていました。

開店時間:10~15時
料  金:400円
日程も限られていたようで、私が参詣した2月25日と3月5日は
どちらもたまたま野点がある日だったようです。

が、雰囲気と口調が格式ばった感じに思えて、
……私たちには敷居が高そう!
ってことで、両日寄ってません(。。;ゝ
お抹茶とお茶うけ、気になったんですけれどねぇ…

***

さて、更に進めば、そこかしこに梅の樹が♪
道明寺天満宮の梅の樹は特に元気で綺麗な印象で、素敵でした。

進んで右手、梅の樹に囲まれるようにして、
ムクロジ(おじいさんの木)と呼ばれている、おっきな木が2本。

先月の2月25日は、人が少な目で梅の樹と花をじっくり眺められました。
全体的にバランスが良く、よく手入れされている梅園ではないかと。

今日3月5日は満開⇒散りはじめ&徐々に萎み出してる梅もあれば、
咲き始めた梅の花たちも転々と見当たりました♪
たぶんもう見納めやなぁって言いながら眺めてきました。

先日一羽も見かけなかった小さな小さな小鳥が……
たくさんの小鳥たちが「ちちちち」「ぴゅぴゅぴゅぴゅ」と言いながら、
めちゃくちゃ元気に飛び回っている光景と出くわせました!

ホーホケキョの鶯(ウグイス)さんではなくて、メジロさんかなぁと。
私の頭にあったメジロさんより小振りな体系に見えたんですが……
メジロさんを勘違いしていたかもしれません。

とりあえず、やってきた小鳥さんたちはじっとしておらず、
めちゃくちゃ速く枝から枝へと飛び回っていました。
止まったかと思ったら、枝がたくさんの樹だったり、後ろ姿だったりで、
なかなか分かり辛かったです(笑)

今年は鶯さんと出会わず過ぎるのかなぁ…?

***

ところで。
梅園の奥に、おきつねさんがいらっしゃいます。
その奥に、なんだか深みを感じる稲荷社が在ります。
参拝。

【摂 社】
八嶋社…土師連八嶋様(土師寺を建立した方)がお祀りされている。

霊符社…天御中主神様がお祀りされている。砂神様。

白光社…巳神の白光大神がお祀りされている。

白太夫社…白太夫命様がお祀りされている。
赤茶の陶器製の狛犬さん方が護っておられる摂社。
残念ながら、梅園の仕切り(?)と人混雑でそばまで参れなかったです。

***

そういえば、先日も今日も、境内の植物に白い斑点があって、
最初は『え?(植物の)病気?』と浮かんだのですが、
ほぼ全体の緑の葉に見受けられたので、防虫か病気予防ですかね~。

◇盆梅展◆
規模は多いのか少ないのかわかりませんが、面白かったです。
今日は縮小され展示数も減っていましたが、先日まだもうちょっと!と
感じた梅たちがいい感じで花を咲かせてました。

大事に手入れされているなぁ…と思うのとは別に……
ふと……
(弄って鉢に押し込め)改造植物……
なんて失礼かもな事が浮かび…すみません。

◇奉納行事★
梅祭り中、様々な奉納が行われています。
個人的に、伝統武道の奉納演武を拝見したかったのですが、日が合いませんでした。

でも、今日の、神楽獅子舞(月洲神社関係者による舞)と
雅楽(有穂会、雅会による演奏)の奉納も目的で。
子供たちによる神楽獅子舞も、雅楽(特に琴)も拝見拝聴できて、
この日も詣れて良かったです。

***

ところで、天満宮参拝と菅公さんと梅にしか興味のなかった私。
福餅まき】行事の存在にその場では気付かず、
帰宅後に気付きました。
今回はご縁がなかったんだなと思うのですが・・・

同行者は違いました。。。
知らなかったのは一緒なのにめちゃくちゃ怒られ、
しばらく嫌味文句の応酬でした。。
うーん、あんなに素敵な梅園を目にしても、神社へ参拝しても、
花より団子な人だし、人間そう変わらないか。。。

◆菅公遺品特別公開◇
期間が決まっていて要注意。
開館時間:10~16時。
拝観料:大人300円、子供100円

場所は、本殿から見て右手、梅園出入口のそば。
菅原道真公の遺品(日用品やんな…?)が宝物として展示されています。
お蔵の品。

観たい~入りたい~でも一人で入れなさそうな雰囲気…(私だけでしょうが)。
同行者には即拒否され、説得しても粘っても、ずっと拒否。
姉妹曰く「おじいちゃんが使ってたもんばっかりは別に観たくない」
菅公さんをおじいちゃん……O■O;

こちらは諦めがつきました。
鏡とかあったら私は気になるけれど、周りにそういう人いない…少し残念。

***

梅園手前の宝物館のそばに、枝垂れ梅と大きな大きな立派な木が在って、
とても気になりました。
特に大きな大きな木、勝手にご神木のように眺めてました。

御神木といえば、
道明寺天満宮には、大阪府指定天然記念物『西宮・もくげんじゅ』
という木があり、普段は施錠されているそうです。

◇菅原道真公◆
私は、昔からいつの間にか、一般的かはわかりませんでしたが、
【菅公さん】【雷(ライ)神さん)】と呼んでいます。たまぁに【天神さん】。
”菅公”、”天神さん”は天満宮の案内などにも記載されているくらいだから、
一般的なのかもしれません。
”天神さん”は耳にする方、世間的には多いでしょうか。

25日は、御祭神 菅原道真公に関わり深い日とされており、
神事も執り行われているようです。
毎月25日には、関西に点在する大きな天満宮では『市』が開かれています。縁日。

6月25日(旧暦)は、ご誕生された日。845年(丑年)の頃。
1月25日(旧暦)は、大宰府に左遷とされた日。901年の頃。
2月25日(旧暦)は、お亡くなりになられた日。大宰府にて享年59歳。

道明寺天満宮の市の規模は、正直小さいと思いました。
でも、神社をのんびりじっくり参るだけよりも、我が親の同行率が上がったかな…(^^;

今日は、先月25日よりも出店がちょこっと増えつつ、
園芸屋さんが減っていました。

【猿回し】の小さなお猿さんとお姉さんが一芸(?)しにきてはりました。

***

上記記事内の情報は、2017年3月5日現在のものです。
それ以降情報が変わる場合があります。
あしからず、ご注意ください。

→道明寺天満宮(2)へ続く
http://www.nicotto.jp/blog/detail?user_id=1268322&aid=63800949




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