Nicotto Town


うみきょんの どこにもあってここにいない


きらきら、夢で老婦人と…やさしい野の花

仮想タウンでキラキラを集めました。

2019/12/30
キラキラ
集めた場所 個数
おしゃべり広場 5
展望広場 5


きらきら、おしゃべり、展望、
三択 京都弁…。

たまたまなのだろうけれど、わたしは、

奈良の人のことばの

が、やさしい印象がした。その人のやさしさが伝わってきた

からかもしれない。

もし、ちがう方言をしゃべるひとで、やっぱり

やさしい人のそれだったら、またその方言を、

やさしいと思うのかもしれない。


今年もあと一日…。

今日も早朝バイト…、今日が一番忙しかったらしい。

風邪もまだ治らない。

今朝も夢をみていた筈だったんだけど、もうすっかり忘れてしまった。

ああ、アンティーク雑貨店みたいなところにいた。

娘に贈り物をしたいという老婦人に、

店にあるもので、一緒に選んでいた。

わたしは別に店の人でもなかったし

その人の知人というわけでもないようだったが。

直径50センチほどの白い曇りガラスの花びらのついたランプが

300円と安かったので、それを買おうか迷っていた。

けれども、わたしは、あまり気に入らなかった。

贈り物に300円は安すぎるかもと思っていたのかも知れないし

間接照明にしては、微妙に大きかったからかもしれない。

わたしは何も言わなかったが、老婦人は、察したのかもしれない、

じゃあ、これは? と別の品物を指した。

それは、キノコなのか、花びらなのか、大きなオレンジ色の

水玉で、その真ん中に、小さなテレビが埋め込まれていた。

テレビ自体は、6インチとか、8インチぐらいだっただろう。

テレビが額縁のなかにおさまっているようなのだが、

その額縁の飾りが、大きすぎ、派手すぎなのだ。

わたしは、今度は口にだして、反対した。

「テレビが小さすぎます。テレビだけで、このサイズなら

……50インチとか、もっと大きいかな、納得できますが、

飾りが大きすぎて、不便です」

「そうかしらねえ。でも、ほら、テレビなら二台ついてるわよ」

いわれてもういちど見ると、キノコ花びら枠の中に、たしかに

もうひとつテレビがついていた、さらに小さな4インチぐらい。

どちらも、ふるい時代のテレビだった。

今のテレビなら、一台で、二番組同時にみるとかできるのになあ

と思ったが、口にだして言わなかった。

そうすると、またしても老婦人は、買うのをやめた。

こんどは店先の植木…盆栽のようなそれを見に行く。

リンドウの花が咲いていた。小さな山野草、深山リンドウのような。

これはうちの庭に生えているから…。

あとはなんだったかしら、また小さなかわいい花の山野草…

これも、うちの庭にね、種を蒔いて、育てたのよと

老婦人はいった。なんの花だったか。桃色だったと思う。

ショウジョウバカマ? 

贈り物にしようとしていたのとは対照的に、

やさしい、小さな野の花たちで、それが印象的だった。

このあたりで目をさました。

目覚ましが鳴って、とつぜんに。

だから、逆に覚えていられた、そんなはっきりした夢だった。

あと一日、バイトにいったら、やっと休み…。


いつも読んでくださって、ありがとうございます。







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