Nicotto Town


うみきょんの どこにもあってここにいない


きらきら、ヒマワリと縄文(あつぎ)その3

仮想タウンでキラキラを集めました。

2022/08/25
キラキラ
集めた場所 個数
教会広場 5
ペット海浜公園 6


四択 減量辛そう
(ボクサーのイメージってこうなんだろうか……)

座間のひまわりまつり、あつぎ郷土博物館の続きです。
「有孔鍔付土器と人体装飾文の世界」企画展の後…

 このあと常設展へ。あつぎの歴史を年代順に感じられるような展示。ここでも特に縄文時代に目がいった。
 人体装飾文関連では、《顔面把手》の展示(縄文時代中期、恩名沖原遺跡出土)。土器の縁であろうところの装飾だったもの。長野や山梨と類似した、静かな顔、そして髪を結っていて、その後ろ髪もまたうねるようで、蛇のようで、細部まで考えられている。縦にながほそい、穴で表現された目が、なにを見据えているのか。
 「交易とネットワーク」というコーナーに、厚木から出土した石器の材料である黒曜石について触れていた。厚木市内では採集できないのに、信州、伊豆、箱根、神津島からネットワークに乗って持ち込まれたと。
 その信州産の黒曜石は、和田峠のものだった。前回の旅行で訪れ、湧水を頂いてきた場所だ。そういえば、このとき、わたしは和田峠の隣の遺跡にある「黒耀石体験ミュージアム」で作った黒耀石のネックレスをしていた。恥ずかしいような、うれしい気持ちになる。
 この常設では、触れる展示があったのだが、コロナウイルスの影響で、触れないようになっていた。そういえば、前回出かけたときもコロナウイルスの影響で、会期が短くなっていて、ほぼぎりぎり見ることができたのだと思い出す。その時のことを書いたものを調べたら、あつぎ郷土博物館には、今回で三回目だった。触れる展示は初回で体験していたのだ。二回目のときは常設は空調工事とかで入らなかったから。ともかく、もう三回も来ていたのだと驚く。一回目と二回目がごちゃまぜになっていた。
 一回目が、「縄文ムラ 発見─三田林根遺跡の調査から─」(2020年1月18日─2月11日)、二回目が「令和2年度 かながわの遺跡展 相模川遺跡紀行 ~3万年のものがたり~」(2020年12月24日~2021年1月11日)。
 一回目のときに、石斧や、擦石と石皿に触ったのだった。二回目のときは1月9日に来ている。予定よりも早くなった、終了間近の日。コロナがずっと続いているのだなと、あらためて思う。
 前の二回は、ほぼ冬で、今回は夏。だから周りの風景が変わって見えたのだ。あたりは緑が濃く、緑が熟したような感じだ。これからすこしづつ、緑がくちてゆく。
 家に帰って、ひまわりの種を冷蔵庫に入れた。それから、数日、家の近くで、もっと大きなひまわりが咲いているのを見た。数本だ。もはや花が重くなって、頭を垂れている。夜中というか暗い早朝、バイトに出かけるときの気温がすこし下がった。立秋もとうに過ぎているから、こんなふうに、季節は変わってゆくのだろう。

(この項おわり)

いつも読んでくださって、ありがとうございます。
どうぞ、きょうもおすこやかにお過ごしくださいますよう。





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