今年の抱負。
- カテゴリ:人生
- 2009/01/04 10:22:15
去年とおんなじ。
やっぱり「楽しむ」こと。
楽しくなければ旅行する意味がない。
単純だけどなかなか難しいんだよねー。
楽しい旅って難しいよね。
何が大変って、「楽しい」と「旅」を両立させるのが難しい。
バスガイドの案内を聞いていると実感できることが多いです。
よくあるのが、勉強会風ガイド。
○年に誰がどうしてこうなって~~を延々と繰り返す。
ガイドなんだから歴史や地理を教えてくれるのはありがたいんだけど。
結局何ひとつ印象に残らないから、右から左へ抜けてってハイおしまい。
お客様は「勉強会」に参加してる感じ。
楽しかったのか何なのか。
せっかくの知識量がもったいないわー。
これの正反対が、井戸端会議風ガイド。
楽しい気分を盛り上げたい!って思いが強いのはわかるんだけど。
なんで旅行のバスの中で、イクラの醤油漬けの作り方を聞かなきゃならないんだ。
朝から晩まで歌謡ショーのガイドとかね。
楽しくさせたいのはわかるけど、「旅」に来てるんだからさ。
もうちょっと、この地でしかできないことをしてくれー、と思う。
要は、お客様の気持ちをどこまで読めるか、なんだよね。
勉強のネタも、井戸端会議ネタもどっちも大事なことなんだけど。
お客様がどっちを望んでるのか、っていうのを見極めないと空回りなんだよね。
だから「楽しい」と「旅」は両立が難しいんだ。
やりがいあって燃えるわー。
全然関係ないけど、アタシはギャップでお客様を落とすのが好きです。
見た目は童顔で高校生ぐらいに見えるんだって。
だから初対面だと「大丈夫かなぁコイツ…」って思われることが多い。
ので、さらにそこでニコニコして甘えた声出してバスに乗せちゃう。
思いっきり不安にさせたところで、マイク持ったら豹変。
超完璧な敬語で、行先とかもしっかりご案内できると、お客様は呆然としちゃう。
その顔がおもしろくってやめられない。
あー楽しい。
と調子に乗ってると、根っこはマヌケだから途中で大事なことすっぽかしたり何にもないところでコケたり。
お客様に「あーやっぱりね」とニヤニヤ笑われて終わることが多いです。
絶対今年は、アタシが高笑いして帰ってやるんだ。ふん。
笑う人は乗車拒否です。笑
行動の自由がきかないのは不便ですが、いろんな人との出会いがあってツアーバスもなかなか楽しいですよ。
お金払ったり予約したりしなくていいし、何より安いですよね。
○びゅ~さん
こちらこそ今年もよろしくお願いします。
偶有性っていうんですか。初めて聞きました。
茂木健一郎っていう名前もピンとこなかったんですが、調べたらアハ体験の先生として出てる人ですね。
仕事でもそうだし、ギャップのある男性って私生活でもかっこ良く見えますねー。
○いくじろうさん
「イクラの醤油漬け」語りの人は実在します。現役です。
お湯じゃなくて水でほぐすのよ!が口癖です。笑
語っても別にいいけど、せっかくの名所が見えててドライバーさんが徐行してくれてるときくらい観光案内してほしいとつくづく思います…。
○shinさん
海外の日本人ガイドさんの話はおもしろいですよね。
やっぱり現地人ならでは!っていう話が多くて勉強になります。
社員旅行もたまーに担当するんですが、ほとんど幹事さんに丸投げしてしまいます。どこも同じですね。
今年も楽しくがんばりたいです。仕事も私生活も。
これは学生時代までさかのぼるのだろうか。
バスの社員旅行もあったけど、
これはレク担当がマイクを奪ってしまうので、ちょっと別物。
あっそうそう、卒業旅行と称して海外に行ったときは、
現地の日本人ガイドがいろんな話をしてくれたかな。
でも、そのときの客の様子に合わせて、
話し方を変えられるっていうのは、やっぱりプロですね。
自分から"楽しむ"ことにも同感です。そうでなきゃ周りだってね。
プロ根性でガンバです!!
先生と呼ばせていただきます。
「イクラの醤油漬けの作り方」
そんなの話す人いるのか。
それで楽しませたらそれはそれで凄い。
人間は「ギャップ」が快感な生き物ですよね.
茂木健一郎風に言うと「偶有性」って言うらしいのですが.
「お約束」という安心感の上に「ん?」というのが乗っかったとき,人間は楽しくて仕方がない.
ぼくも仕事ではそういうのを目指していますが,なかなかうまくいきません.
今年もよろしくお願いします.
あんまり添乗員さんのいるバスに乗ったことがないけど
ありんこさんのバス乗ってみたいなぁ^^
コケたら笑っちゃいますがwww