宗教。
- カテゴリ:その他
- 2009/01/05 00:17:07
お通夜に行ってきたの。
車で片道2時間30分。
高速が雪で50キロ制限かかってたから遠かった。
それはいいんだけど、ちょっと気になることがある。
お通夜でさ、読経が終わったあとにお坊さんがお話するじゃない?
あれっていつも宗教的な話なの?
実はアタシ、ツアコンになる前は大手葬儀場のスタッフのバイトしてたことがあるんだけど。
だいたいお坊さんの話の時間帯って、風呂掃除とかお酒の用意とかしてたから、まともに話聞いたことがなかったの。
自分の身内の時には涙ボロボロでそれどころじゃなかったし。
で、今回初めてちゃんと話聞いたらさ。
お坊さん噛み噛みなのは置いとくとしても、話の中身がすごく宗教勧誘的なネタなのね。
「日頃から人生とは何なのかをよく考えて、仏様にお祈りすることが大切です」
「わたくしどもは日頃宗教というものをおざなりにしがちでございますが~」
「宗教とは心の拠り所であり生活の支え、芯となるべきものなのです」
…この間、故人ほったらかし。
最後の2分くらいでようやく「故人も仏様が見守り~~」と登場した。
お坊さん呼ぶのってさ、故人のためだよね。
アタシらに宗教をオススメするのは別の機会でいいんじゃないべか。
しかもそのお坊さんは故人の宗派のお坊さんなわけで。
参拝者の中には神道もいればキリスト教だっているだろうに、アタシらに語られても、ねぇ。
あの挨拶はいったい何のためにあるんだろう、って考えてしまった。
とはいっても、アタシたちだって葬式のときくらいしか都合よく利用しないんだからお互い様か。
これが一般的な挨拶なのかな?
アタシがバイトしてた場所で、1人すごく素敵なお坊さんがいたんだよね。
超美声の持ち主で、よくお話の代わりに和歌みたいなのを歌ってくれたの。
故人に贈りますって言って。
今思えばすごく気の利いた配慮だったんだなぁって、あらためて尊敬したな。
葬儀委員長のあいさつも微妙。
何年にどこの学校を卒業しました、の羅列。
故人のことで伝わってきたのは「パン作りが趣味だった」だけ。
もうちょっと本人を偲ばせるような話があってもいいと思うんだけど。
まぁこれは、喪主になるはずの旦那が入院中だから仕方ないのかもね。
とにかくゆっくりしてくれるといいな。
すごく痛かっただろうから、まずは休んでほしい。
ご冥福を心からお祈りします。
やっぱりそういうものなんですね。
言われてみたらその通りかも。
他で宗教の話聞く機会なんて滅多にないですもんね。
もうちょっとありがたい気持ちで聞いておけばよかったかなー。
話半分で故人のことばかり考えてしまってました。ちょっと反省。
○こぶさん
あ、そっか。故人のことを知らないから、他に話しようがないってことですよね。
旅行の話しかしないお坊さん、嫌すぎます。笑
今回のお坊さんは、内容より噛みっぷりばかりが気になって話が頭に入らなくて。
終始「え~人生のぉ…人生がぁ…あ、いや人生とは…」みたいな。
修行の前にまず助詞の勉強してくれ、と言いたかったです。せっかくの話が台無し。
だと思います。ただ、昔の社会だと、お寺さんと檀家との交流が濃密
だったでしょうから、故人のこともよくお坊さんは知っていて、法話に混ぜ
て、故人の話もできたのかな、と思いますが、昨今はお付合いなんて
なくて、その時初めまして的なものだろうから、故人に触れようがない、
というのが実態でしょうか。
いい法話なら私も聞きたいですが、残念ながら面白い(?)お話を
して下さるお坊さんって少ないと思いますよ。ひどいお坊さんでは、
終始自分の事(旅行の事とかどうしたこうした的なこと)ばかり話す
人もいるとか。。。坊主、もっと修行しろよって言いたいですね~ww
最近の葬儀特にそうかもしれない。
でも僕は嫌いじゃないかも。
押し付けがましい感じじゃなく、宗派による考えの違いを簡単に話してくれたりする僧侶だったら、
結構まじめに聞いてしまったりします。
カトリックみたいに毎週教会に行ったりしないんで、
宗教的な話を聞く機会なのかなと思ったりして。
実際に、ちゃんと生きなきゃなとか思って、いいお説教をされたと思って帰ること、
僕は最近は多いかなあ。