熱海ツアー②崩落と熱。
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2009/01/28 23:57:52
今回は②で終わりです。
後半戦は滝観賞から始まった。
1本目が「萬城の滝」ってマイナーな滝。
ドライバーさんもガイドさんも、もちろんアタシも知らない。
しかも裏側から見学って日程表に書いてあるのね。
ウチの上司は基本的に企画だけ作って、現場のことは添乗員に丸投げスタイル。
どうやって行くのさ。
って困ったときにはやっぱり頼りになるのは現場の人だよねー。
これまでお世話になった関東方面の人脈を駆使して、ようやくそこを知ってるドライバーに辿り着いた。
これで一安心だ、と思って話を聞いてみると
「そこ崖崩れで裏側行けねえぞ?」
………。
急遽お客様に事情をご説明。
「すみませんが、崖崩れが急にあったみたいで裏見は今回できかねます。どうぞご了承ください」
と苦しい言い訳しつつ何とかたどり着いて表側から行くと、うん、確かに崖崩れだ。
が。
もう苔もシダも生え放題の、まるでトトロの森じゃないか。
いったい何年前から崖崩れですか。
お願いだから下調べしてからコース作ってください、所長。
と煮えたぎる思いを飛沫で冷ましつつ、表側から滝観賞して終了ー。
ついでにその頼りになるはずのドライバーさんが教えてくれた目印。
「てんとう虫の形したトイレがあるのが駐車場だぞ」
…どう見てもかぶと虫…。
訂正するべきか否か未だに悩んでいます。
2本目は浄蓮の滝なのですんなりと終わらせ、天城越えして宿入り。
丘の上の閑静な宿で、何より周りも日本人なのがありがたいね。
そして最終日、下田水仙まつり&熱海梅まつり&大室山で桜観賞。
3日間のメインの日なんだけど、実は熱出てめちゃくちゃ具合悪かったので覚えてなかったりする。
今回3日間なのに日記が②で終わりなのはそういうワケ。
記憶なくすほどの高熱なわけはないんだけど、微熱でだるくてゴハン食べるのサボったんだよね。
やっぱり人間どんなに調子悪くても食べないとダメなんだなぁ。
空腹が原因なのに薬ばっかり飲んで抑えようとするから、どんどん深みにハマって。
どん底の最終日。
ガイドさん曰くそれなりにちゃんとやってたらしいけど、今思い出そうとしても何にも思い出せない。
なのでこれでおしまい。
すんごい尻切れトンボ。
なんとなく桜が全然咲いてなかったことだけは朧げに覚えてる。
そしてその時お客様が、
「まぁ梅も桜も水仙も全部見ようってのが贅沢よね。1月に咲いているお花を1つでも見れただけで北海道の私たちにするととんでもなく幸せよ」
と言って下さったのも覚えてる。
なんだかすごく温かかったなぁ。
最後の羽田空港で、1番苦手だと思っていたお客様がチョコケーキをプレゼントしてくれて「すごく楽しかったよ、ありがとう」と言葉をくれた。
最後の羽田空港で、1番会話したはずのお客様が「あんた何年目なの?5年目?ふん、まだまだひよっこね」と言葉をくれた。
まぁだいたいそういうものなんだけどさ。
人は見た目ではわからない。怖いねー。
確かに「冬の滝見」ではあるんですが、こっちからすると「春の滝見」くらいの気温ですからね。笑
たぶんこの温度差が原因かなぁと思います。
現地で邪魔になるだろうと思って、こっちを出る時にコートを脱いで置いて行くのが悪いんですよね。
紫の髪のオバちゃんや豹柄の服のオバちゃんは、見た目怖くて中身優しいパターンが多いです。
○光源氏蛍さん
そうですねー。団体であることの悩みは、「伝染病」があることだと思います。
たった1人のお客様の小さなクレームが、バス全体に広まっちゃうことがあるんですね。
意地悪なお客様だと、わざと伝染させようとする人もいるし。初期の頃はこれでよく泣きました。
今じゃこっちがその伝染癖を逆手に取って、バスの中を1つにするのに使わせてもらってますけどねー。
逆に私の場合、まだその短時間での勝負というのはすごく下手で。
お客様をホテルに連れていくだけの仕事、なんていうのがとても苦手です。
短時間で仕事するコツも今度教えてもらえたらありがたいですね。
あなたのように3日間という少なからぬ時間一個団体のお客様と接するのは大変ですね。
私の今の仕事はタクシー会社の無線配車室のオペレータですが、これは逆に短時間お客様と
電話で遣り取りするのですが、お客様の居るところへいかにスムースにタクシーを行かせるか
と言うことですが、これが結構大変で、世の中には本当に色んな人が居て、一つ間違えると
噛まれます。
私のように1分2分が勝負の仕事と、貴女のように長い時間お世話して、最後どうかと言う仕事
ですが、お客様と直接、接するというのは気骨の折れることです、貴女の言うとおり人の感じ方
思いは、最後にならないと解らない(?)ものかもしれません。
静岡の梅は熱であまり印象に残らなかったようで、少し残念でしたね。
身体を大切に!
そこで風邪でもひきましたか。
途中で休めないのはつらいとこですね。
ガイドさんと話すのが楽しみなお客も絶対いるはず。
こっちも見た目でいろいろ想像してしまいますよね。
ありがとうございます。
大変かどうかはわからないけど、世間にはいろんな人がいるんだなぁって実感させられるお仕事ですね。
でも正面から言ってくれる人ってまだありがたい方なのかもしれません。
本当に怖いのは、何の文句も言わず無言のまま二度と使ってくれなくなる人の方かも。
いろんな人がいるんですね。
お疲れ様でした(>_<)
そういうものですねー。
何となく怖いな、と感じる人に限って話してみるとものすごく優しかったり。
逆にたくさん話しかけてくれる人の方が、後から回収しているアンケートの枠内ぎっしりにクレーム書いていたり。
今回の方も何が癇に障ったのかは未だにわかりませんが、気にしてもしょうがないので、また次のお客様のために精一杯お勉強します。
「1番会話したはずのお客様が~」
そういうものなんですね。
最後にチクリとした人は、添乗員さんが完璧すぎて、
嫉妬したんじゃないですか?