完璧。
- カテゴリ：仕事
- 2010/06/15 21:56:00
自慢話ー。
京都・奈良４日間に行ってきました。
途中羽田空港で乗り継ぎがあって、その時にアタシとは違う他の空港から来ているお客様とも集合します。
ところが集合時刻間際になっても参加者が２人足りない。
そこへ航空会社のスタッフが走ってきて、
「そちらのツアーのお客様と思われる２人が、チケットをもらっていない！といって保安検査場の前で立ち往生してるんです、すぐ来て下さい！」と。
おいおい、もう出発１５分前だよ。
っていうか何で乗り継ぎなのに検査場の向こう側へ出ちゃってるんだろう。
とぶつぶつ文句垂れても仕方ないのでスタッフと一緒に迎えに行った。
保安検査場を逆走したのは過去初めて。
出ると、そこで別なスタッフと問題のおじいちゃんおばあちゃんが一生懸命揉めている。
「チケットなんかもう残ってない、ここに来るまでに使っただろう！」とおじいちゃん必死の説明。
それに対してスタッフは、
「経由から先の伊丹行きのチケットも始発空港でお渡ししているはずです、どこかにお忘れじゃないですか？」
航空会社ったっていっぱいあるし、更にその中にも様々な人がいるのを承知の上で。
航空会社のスタッフってさ、かなりお堅いんだよねー？
もちろん客の大事な命を預かるんだもん、堅さが必要な人たちなんだよね。
わかるんだけど、おじいちゃんおばあちゃんと話す時に「経由便」だの「始発空港」だのじゃ通じないよー。笑
おじいちゃんにこんにちはって挨拶してから、
あのね、これと同じのもう１枚持ってないですか？って自分のを見せて聞いた。
おじいちゃん、見覚えあるぞって顔をしてる。
これはビンゴだと思って、更に
帰りのチケットと一緒に、大事なカバンにしまいませんでしたか？って聞いたら、
「あぁ！帰りの分な、持ってる持ってる！ほればあさん、出せ」との事。
で、見事伊丹行きのチケットが出てきました。
ちなみに帰りのチケットなんて一切渡してません。笑 危なくて渡せませんからアタシが持ってます。
だからわかったってのもあるんだけど、要するに聞き方一つなんだよねー。
おじいちゃんをボケてると思って疑ってかかるんじゃなくて、おじいちゃんにわかる言葉で話せば通じるんだよね。
と前回のブログからのまとめにかかるわけです。
さてそんなこんなで本当に乗り継げない危機に直面しつつ３分で片付けたアタシ。
鼻高々で天狗どころかピノキオになって行程進めてた。
最後の最後、バスを降りてからホテルまで徒歩５分の誘導。
…信号１つ行きすぎた。
お客様はそれまでの件でアタシを信頼しててくれたから誰も怒らず笑って許してくれたけど。
アタシの鼻はそこでぽっきり折れて、次の日から隅っこでしゅんとしてた。
あーあ、たまには完璧！あの人すごい！って言われてみたい…。
愛嬌と言ってもらえると助かるんですけどねー。
これで午前中に何も活躍の場面がなく、信用を得てなかったらクレームだったと思います。怖い怖い。
いざと言うときに機転をきかせるってすごいです。
こちらこそよろしくお願い致します。
愛嬌に助けられてる部分はものすごくあると自分でも思っています。
ほんとはそんなものに頼らず完璧に実力でやれるのが１番なんでしょうけどね。
でもやっぱり失敗もしちゃうし。
そんな時のために、なるべくお客様に対しても業者に対しても上から目線にはならないように気を付けています。
いざというときにっこり笑って許してもらえるように。
○びゅ～さん
おぉー、確かにそうなりますね。イの１番はプレミアムシートになるかもしれませんね。笑
最近ICでチェックインできるようになってから、特にゲートで引っかかる人が多いんですよ。
保安検査場でもらったバーコードではゲートくぐれないので。
「ICチェックインには保安検査場でかざした媒体が必要です」
ってアタシら業界人でもちょっと悩んじゃうような用語ばかりですよね。
○光源氏蛍さん
おや、↓で光源氏蛍さんにはしばらく触れるべからずと希望さんから教わったような気がしたんですが。笑
とにかく復旧おめでとうございました。これからもニコットタウンを一緒に楽しんでいけたらいいですね。
それにしてもお二人は以心伝心というか、とても気持が通じ合っているようで羨ましいです。
僕の気持ちは希望さんに代弁して置いて貰いました！
もしや，国際線でもその記号で…（笑）．そしてそれが各国の航空会社にも波及し，大韓航空は座席表示をハングル文字に，中国は漢字に，ロシアはロシア文字に．・・・無理ですね．
そうそう，まずは飛行機のことを「機材」って呼ぶのをなんとかするところからだと思います．
「機材繰り」って，わからない人にはいったい何のことやら，だと思います．
お願いいたします。
今回のありんこさん、凄いですね、機転が効いていて、人情も解る、ウーンこれって、ほめないわけには
いきません、スバラシ－イイイイイイ－、です。
そのあと、ずっこけるところが、また人間らしくていいですよね。ここぞと言うときは、緊張が経験値を
生かしてくれる、そして、緊張感がとれたところで・・・・
いいじゃないですか、完璧でない方が女性として可愛い（女は完璧では無いと、卑下しているのではありません）、女は愛嬌ということで、一件落着！
光さんは、ＰＣの３度目のリカバリーの準備で昨夜はつぶれ、今日会社から帰って来てから、その作業に取りかかるようです。（この作業中は、もの凄く神経がとがっているので、側に居ると
怖いので、２Ｆの彼のパソコンルームもどき、には今晩まで近づきません）。
気づかぬうちに経験値って溜まっていってるものなんですねー。
本当に乗り継げなくなる半歩手前だったのに、こんな冷静に対応していたことに、後から自分で驚きました。
ドラクエみたいにレベルアップしたら音が鳴ってくれるといいのにな。笑
○びゅ～さん
そうそう。逆に、高齢だと思って易しい言葉で話しすぎると「高齢者だと思ってバカにするな！」と言われることもあり、見極めが難しいところでもありますよね。
航空会社は専門用語でお客様に話すのをやめるだけでだいぶ変わると思うんですけどねー。
ヤツらの鼻を一度折るためには、まず飛行機の座席表示をＡＢＣじゃなくてイロハにしたらどうだろう。笑
○shinさん
わーい、ありがとうございます。
アタシは一度褒められるとどこまでも鼻が伸びてしまうタイプなので、このぐらいの取り返しが付く時点で一度鼻を折られて良かったです。
鼻がつっかえてバスに乗れなくなるところでした。
流石じゃないですか。
何があるかわからないですから、機転がきく人とそうでない人で結果は雲泥の差ですよね。
成功体験で気持ちよくなった後は、
お客様にも何か通じたのでしょう。
でも自慢高慢には、気をつけましょう。 (^_^)v
「相手に合わせて話す」ことがいかにむずかしいかですよね．
まぁ，航空会社なんかはそういう努力すらしていないように感じますよね．
稲盛さんがしないといけないことは山のようにありそうですよね．
よくがんばりましたって言うか、経験だね。。。