Nicotto Town



もうすぐお別れ。

じいちゃんが倒れた。

そんなにびっくりはしていない。
元々もう一人暮らしは無理な状態までいってて、何度も病院か施設に入ることを勧めたけどダメだったし。
齢も齢だし、いつかこうなるだろうねっていうのは予想してた。
たまたま食事を入れた小包を送った次の日だったから電話したけど一日中出なくて、夜中に探しに行ってもらったら家の中で倒れてるのが見つかった。
生きてる段階で見つけられただけ運が良かったと思う。

で、救急搬送してもらって病院に入れたんだけどさ。
どこか脳の方に障害出たんだろうね。
言ってることがめちゃくちゃ。
昨日搬送したのに、「もう4日も病院にいるのか、明日には退院だな」とか。
最後に食事したのいつですか?って看護師さんが聞いたら「昨日の昼に減塩食を食べた」とか。
昨日は丸一日ぶっ倒れてたじゃん。
突然戦時中の話になるし。
3分に1回の頻度で靴下の置き場を聞くし。
アタシの母親、つまり実の娘のことがもうわからないらしく、「謎の人」になってる。
帰ろうとしたら「お大事にね」って言われた。何を?

何もかも「あるある」だよね。
こういうのって本で読んだりしたこと何度もあるけどさー。
実際に身内がなると、やっぱり衝撃的だね。
あれだけ頭良かったのになぁ、って。
ずっと手を焼いてきたから病院に入ってくれてほっとした半面、かわいそうになる。
自分もいつかはこうなるんだなー。
いや、こうなるまで生きれたら十分幸せか。

人間こういうお別れの仕方をしたいね。
満足いくまで名残を惜しめる死に方をしたい。自分のためにも、残される側にも。
突然のお別れはもうたくさんだ。



うーん、なんか暗い日記になったな。別に気に病んでもいないのに。
明るく今日の失態を書こう。
いつもの電話取り次ぎでのミス。
どうしても「ソースの三井フェリー」にしか聞こえない電話が来たので、そのまま取り次いだ。
絶対に間違っている自信はあった。そんなソース屋がないのは知っていた。
答えは「商船三井フェリー」だって。発音悪いんだよ!

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2010/12/15 19:52
○八樹さん
そんな状態になるまで生きたっていうだけで充分すごいっていうのもわかってるんですけどね。
やっぱり弱ってく人を見るのって、見る側として辛いものがありますねー。
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2010/12/14 21:58
うちのおじいさんもそんな感じで身内も分からず喋るのも殆ど出来なかったなぁ~
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2010/12/14 13:33
○紅子さん
その気持はけっこうわかりますねー。
子供の頃からおじいちゃんはおじいちゃんなわけで。何でもできるオトナだったわけで。
実際には老いているのを分かっていても、元気な昔のままのおじいちゃんでいてほしい、という気持はありますね。
へー、しゃしゅしょが難しくなっちゃうんですか。
その辺りの呂律が回らなくなってきたら怪しい、と見抜ける基準になりそうですねー。
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2010/12/14 08:57
うちのじーさんも気がつけばもうすぐ80歳。
まだまだ元気で車の運転なんぞしてたりする
他の人の迷惑だからやめろってみんなに言われてるけど
あたしは、運転を辞めてほしくないんだよね。。まだ元気って思っていたいしさ。
うまく言えないけど、頑張っていこう!

ちなみに「さしすせそ」よりも、
「しゃしゅしょ」と言えない人のほうが多いそうだ。
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2010/12/14 00:34
○希望さん?光源氏蛍さん?
自分の親に忘れ去られてしまうのも辛いものですよね。
ただここまで生きてくれたことにアタシは感謝しています。先に突然の別れを経験しちゃったからなー。
どちらかというと長生きよりも、痛い思いや苦しい思いをなるべくしないで次の世界に行ってほしい、というのが願いです。

○きんちゃん
たとえ結果が変わらなかった(助けてあげられなかった)としても、やっぱり生きているうちに見つけてあげられたのと、間に合わなかったのとでは、後々残る傷の深さが違いますねー。
命の方はおそらく年末まで持たないのではないか、といったあたりですが、それでも前回とくらべてしまうアタシにとってはお別れの時間としては十分です。

○shinさん
家族みんなで気が付いたんですよねー。こういう時、自分も1人暮らしじゃなくて良かった、相談できる家族がすぐそばにいて良かったと思います。
高齢者の孤独死が話題になっちゃうのもわかりますよね。
電話とかメールとか便利な時代になっただけに、離れていても気遣うこともできると思うんですが、いざというときはやっぱり御近所さんの力ってありがたいですね。
今回も最初に探しにいって下さったのは、祖父の奇行に悩まされていたはずのお隣さんでした。
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2010/12/12 19:01
ありんこさんが気付いたのですね。
1人暮らしだと何かあった時が難しいですよね。
うちも母が1人暮らしなので・・・。

おじいちゃんも心配ですが、ありんこさんもしっかりね。
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2010/12/11 00:51
お爺さん、命に別条は無くてよかったですねえ。私もむかし、
仕事から帰ると、寝床で吐血して気を失っていた祖母のことを
思い出しました。特に異状は無く、その晩は帰宅しましたけどね。

どうぞ、おだいじになさってくださいねー。
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2010/12/10 22:49
僕の母も、今90歳でかなりアルツハイマ-が進んでいて、僕が行って「僕の分かる?」
て聞いても反応がない状態です、1年ほど前から僕が、自分の息子であることを認識していません
若い頃、気性が激しかった母なので、今の母はまるで別人ですが、母であることには変わりがありません
何か複雑な気持ちですが、ただ長生きして欲しいと思っています。ありんこさんも大変だったでしょうが
人生の1頁なんですね、受け入れるしか有りません、満足行くまで菜のこりを惜しめる死に方ね、
なかなか有りませんよね。でも、我々が一日一日、一生懸命に生きるしか有りません。
世の中色んな事があるけど、頑張りましょう!



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