Nicotto Town



障害。

障害を持っている方への対応って難しいね。
どうするのが「正解」なのか、何回やっても悩んでしまう。

今日のバスツアーは車内で抽選会をやれって指示が出てたの。
どんな方法でも良かったんだけど、今回はノーマルにくじ引きにしたのね。
ただし、お客様の中に不公平感が残っちゃいけない。
だからアタシは最初に車内でじゃんけん大会をして、勝った人のところからくじ箱持って回りますよ、って言ったの。
それがマズかった。

1番後ろの座席に、ちょっと知恵遅れっぽいお兄さんが乗ってたのね。
それは知ってたんだけど、別にツアー中何か問題があるわけでもないから、放っておいた。
したっけ、じゃんけん大会で華々しく遅出し。
いや遅出しどころか、相手が出した手を見てから思いっきり自分の手変えてるじゃないか。
おっと、と思ったけれど、1番後ろの席だから他のお客様からは見えない。
アタシしか気づいてないんだからまぁいいか…と思ってそのまま流してしまった。
結局お兄さんは1番最初にくじを引き、しかもくじも手に取ってから何度も交換して、当たりを持っていきました。

今回の件はそんなに豪華な景品でもないし、まぁ仕方ないかって自分の中で収めちゃった。
そもそもアタシのやり方にも不備があったと思うし。BINGOとかにしとけば良かった。
けど、今後こういうことがあったらどうしたらいいのかなってさー。
障害がある方にはやっぱり「援助」が必要なのはわかる。
でもアタシは他のお客様からも同じ金額をもらっているわけだから、同じサービスを提供しなきゃならないわけであって。
アタシたちは慈善団体でも何でもないんだから、仕事で来ている以上、「特別扱い」はするべきじゃないのかなって思ったりしたんだよね。

例えばよくいるのが「足が悪いから前の方の座席にしてくれ」。
ウチのツアーは申し込み順で前方から指定席になってて、そのために早くから申し込んでくれてるお客様がいる。
自称障害を理由に1ヵ月以上も早い予約のお客様を押しのけて前方席を取るのはおかしいんじゃないか。
でもいくら申し込み順でも車椅子利用のおばあちゃんを1番後ろにするのもおかしいんじゃないか。
じゃあその境界線はどこで引くんだ?って聞かれたら、うーん。
そんなことを思い悩みながらのミステリーツアー。
きっとこれから先、こういうお客様は増えてくるんだろうな。
アタシはいつになったら自分が納得できる答えを見つけられるのかなー。

ところで「ご乗車早々恐縮ですが」って絶対噛むよね。

アバター
2009/03/23 20:01
○yoneさん
全く同じ読みを、マイクを通してやりました。
仕切りなおして2回目、
「ごじょうさそうそうきょうすくですが」
もうイヤ。
アバター
2009/03/23 11:54
「ご乗車しょーしょー恐縮ですが」って読んじゃった^^

正解がひとつじゃないから難しいですよね。



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