Nicotto Town



北海道弁。


どうしても日曜の朝に電話をくれ!というお客様がいた。
元々がウチのミスだからしょうがないんだけど。
上司は家庭のある人だし、たまのおやすみぐらい朝は寝てたいだろうし。
幸いにも、いや不幸にも?アタシはその日またピンチヒッターで走ることになってたからさ。
朝5時くらいから起きてるからいいよーって言って、その役を引き受けたのよ。
ここまでどうでもいい前置きです。

でお客様と会話してから、報告メールを飛ばしたわけよ。
ミスに対して怒ってるかなぁと思ってびくびくしてかけたんだけど、そうでもなかったのでほっとして嬉しくて。
うっかりいつもの言葉で「なまらイイ人でした!」って送ってしまったの。
内地から異動してきた上司に対してね。
返ってきた返事が「なまらありがとう!」
ちーがーうー。

「なまら」は「ありがとう」には付かないのー。
「なまらありがたい」ならOKだけど、「なまらありがとう」とは言わないのー。
なまら=すごく、なのー。
すごくありがとう、って普通は言わないしょー。
でも最近の若者たちは「めっちゃありがとう」とか言うでしょー。
だから付いても違和感がないのかもしれないけれど、なまらは絶対に付かないのー。
でも上司に対して、なまらの使い方が違います、なんて些細なこと言えなかったのー。


ついでに別の話、こないだネットで見た記事なんだけれどね。
各地の方言で告白の言葉を紹介しますっていうもの。
例えば大阪弁だったら「めっちゃ好きやねん、付き合ってくれへん?」って言うって。
それの北海道弁が、「なまら好きなんだべ、付き合ってくれんべか?」って書かれてた。
ちーがーうー。

「お前腹減ってるべ」と「お前腹減ってるんだべ」は一緒じゃないのー。
~~んだべ、は推定によく使う、断定できない柔らかい表現なのー。
きっとアイツはいま借金まみれなんだべ、っていう風に使うのー。
断定したい時、強く言いたい時には「ん」を付けたらダメなのー。
告白したいなら「なまら好きだべ、付き合ってくれんべか?」が正解なのー。

これ各地に住む人からの投稿という形式で紹介されていて26才の男性道民が書いたってことになっていたけれど、これ書いたの道産子じゃないべ、と一発でわかる。
アタシは断定するからこの表現だけれど、恐らく道産子じゃないんじゃない?と言いたいなら「道産子じゃないんだべ」になるわけよ。
もうちょっと勉強してから書いてくれんべか。


ちなみに「なまら」は発音の仕方で、度合いが変わる。
なまらの比較級は「なぁまら」。かなりすごく、っていう意味。
なまらの最上級は「なんまら」。ものすごく、っていう意味。
それ以上に更にものすごく、って言いたい時は「なんんんんまら」っていう感じで、んを強調するべし。
北海道の言葉は共通語に近いと言われているけれど、意外と難しいのよ?
以上北海道弁講座でした。
なんだこの日記。

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2012/11/05 23:19
○びゅ~さん
そうなんですよねー。
方言紹介の本に出てきそうなキレイな北海道弁、と言われれば旭川や札幌で納得です。
ここの言葉で喋っていれば、全道どこでも言葉が伝わらないということはまずないですし。
どさんこワイドで喋ってる言葉と同じということで。笑
全道で意味が伝わる北海道弁、言ってみれば道内標準語、というところでしょうかね。
しかし全国規模での標準語と言われてしまうと、ん?と思ってしまいます。
そういえば実は昨日まで函館を走っておりましてこのお返事が遅くなってしまったのですが。
この時期に恵山という非常にレアなコースでした。
汐首岬から大間を眺め、その後なとわえさんを通過する時に、この辺は半分青森弁だから変な名前の道の駅なんだよーという話をしまして。
ふとここでの情報提供を思い出し、「げべら好きだすけ~~」のお話をお借りしましたところ、内陸からお連れしたお客様は大笑いされていらっしゃいました。
無断借用後のご挨拶となりましたが、貴重なネタ提供に御礼申し上げます。
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2012/10/31 12:38
私も旭川を訪れたときの個人的な感覚としては,確かに言葉はきれいだけれど,標準語に最も近いか?というとちょっとそこまではわがんないな,って感じでした.
でも,札幌旭川の人ってやっぱり言葉…というよりイントネーションがきれいだな,って思います.確かに北海道系のイントネーションで,関東のいわゆる共通語とはやや違うんですが,それにしてもやっぱりきれいだな,っていう印象はありますね.
マスメディアもおもしろくて,以前は共通語だと信じていたNHK函館放送局のキャスターさんが実は微妙に訛ってたりとか,民放なんて特にそうですよね.私は明石英一郎さんのしゃべりはきれいな共通語だと信じてました(笑).更に言うと地方色満載の函館のコミュニティFMなんて聞いていてある意味とても安心します.

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2012/10/28 00:09
○びゅ~さん
旭川が標準語に最も近い地域、ですか。
統計の結果としてそんなものが出ているんでしょうかねー。
開拓期の歴史上も特別そうなりそうな理由も見当たらず、またそうであればもっと研究対象として取り上げられても良さそうに思えるのですが、個人的にはまったく耳にしたことのないお話でした。
自分の浅い知識を棚に上げて疑うようで失礼ですけれども、何かしら根拠があってのお話だったのか、或いはもしかすると先生独自の経験談として語られたものだったのか…。
どちらにせよウン十年経ってもびゅ~さんの頭の中にはしっかり刻み込まれているんですから、子どもの頃に聞く話ってやつはおっかないものだなーと感じます。
対して沖縄が最も古語の残る地である、というのは誰が聞いても頷けるものと思いますねー。
にし(北)の語源が「いにしえ」のにし、古都の方角から来ていると聞いたときにはさすがにこじつけじゃないのか?と正直思ったものですが。笑
そんな余談は置いておき、沖縄と古語の関係くらい誰の目にも明確なものであればいいんですけれど。
旭川と標準語のお話については、ちょっと出どころが気になって素直に頷くことが難しいです。
道南と内陸の違いは北海道の広さ、面積上の理由ももちろんあると思います。
それに加えてやっぱり歴史上の理由も道南の言葉には大きく影響しているように感じますねー。
明治期以前に和人文化の入った地域は、現在に至るまで言葉も慣習も大きく違うなーと実感しています。

○valerieさん
至極当たり前なことですが、やっぱり家庭による差は大きいですよねー。
ご年配の方がいらっしゃるかどうか、それだけでも受け継がれる言葉はだいぶ変わってきますもんね。
さらに家人のルーツまで辿っていくとキリがなく。
北海道民のルーツは、アタシたちの世代から数えたっておよそ4~5代も遡れば別な土地に辿りついてしまいますしねー。
4代前後であれば同時期に生きていることもありますし、まだまだ直に言葉が受け継がれてしまう範囲、土地ごとの括りで分けるには少々不足を覚えざるをえませんよねー。
と、同じ地域と仰るvalerieさんとspecialさんの○×を見比べながら思うわけです。
尚アタシも広範囲には同地域ながら、職業上の理由でかなりバイリンガル(!)に浜の言葉も理解し混同して使用している部分があるため○×は控えさせて頂きます。
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2012/10/25 18:23
道内でも、ましてや同じ地域でも使う家庭と使わない家庭があるのでしょうか。。w

ちなみに、自分も産まれてからずっと旭川ですが
「かちゃぺない」・・・使わない
「目がんず」・・・使わない
「じぇんこ」・・・ぜんこ・じぇんこ 両方年配の方が使ってるのを聞いたことがあります。
「かっぱがす」・・・使わない
「ちょす」・・・弄ぶときなんかにも使います(笑)
「ちゃっこい」・・・ちゃんこい という方が一般的だと思っていました。(方言で一般的っておかしいですかね?w)
「しゃっこい」・・・使います

こんな感じでしょうか?
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2012/10/25 18:13
そうなんですよね~.エネルギーの節約です.どうもそういう視点からものを見るように自然となっていたのでしょうか,「サーターアンダギー」とか,南方系の言語にも通じる,繰り返し表現(「ぱにぱにー」とか「がさがさー」とか)など,相当に文化の違いを体験できています.あと「ん」から始まる単語とかも(特に宮古島方言など)ありますしね.聞くと同じ言語とは思えないくらいの違いです.ルーツは奈良時代,平安時代あたりの日本の古語らしいので,全く異質な言語というわけではないのですが,方言と言語の違いってどこらへんにあるんだろう,と思ってしまいます.スペイン語とポルトガル語などはほぼ意思疎通ができるくらい似ているみたいですしね.

小学校の時そういえば,「日本で一番「標準語」に近い言葉を話しているのは旭川です」みたいなことを担任の先生(じゃないかも知れませんが)が言っておられた気がします.かたや日本でも有数の(と私は個人的に思っている)言葉が汚い(濁音が多い,イントネーションがはっきりしない)「はごだで」ですから,やっぱり北海道は広いということですよね.

ところで,大幅に話を蒸し返しますが,昔オートバイでツーリングしていた時,西興部のキャンプ場に一泊したことがありましたが,「○月○日,この付近にヒグマが出没しました.キャンプ場ご利用の方は注意してください」みたいなポスターを見て,「いやはや…」と思ったことがあります.しかもそういう時に限ってほかのお客さんはかなり少なかった記憶が.…ちょっと思い出してしまいました.
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2012/10/25 00:19
○びゅ~さん
あ、それですそれ。発音上の問題という表現しかできなかったアタシが言いたかったのは正にそれです。
特に寒い北国においてはエネルギーの節約は重要問題で。
だからいちいち「そうだ」なんてまどろっこしく言ってられずに「んだ」で済ます、というわけですよね。
そして「さらさる」の件ですが、アタシはこれもこのエネルギー問題と絡むと思っているんです。
明確な根拠がなくvalerieさんの援護射撃にはなりそうもないので無事お相手を言い負かしてから…と思っていたんですけれども、話題に上っちゃったらしょうがない。戦いが終わっていることを願いつつ。笑
実はアタシ自身、「食べらさる」ではなく「食べささる」の方がしっくりくる派です。
びゅ~さんのように他で使う方を見たこともありますし、一部の地域或いは一部の人間が特別訛っている可能性は少なく、~~らさると~~ささるは恐らく両方存在しています。
全ての言葉において両方生きている、とは言いませんけどねー。
で、多分先に生まれたのが~~ささるの方、その発音のエネルギーを節約するために発音が変化して辿り着いたのが~~らさるだろうなと推測しております。
どう考えてもサという摩擦音を2つ並べるのはしんどいですからねー。
以上勝手な当て推量コーナーでした。
本当に全く根拠がないので聞き流して頂いて結構です。でも書きたかったことが書けてすっきり。
続きましてお皿猿…、押さらさる問題ですが。
これは恐らく元々「押さらさる」ではなく「押せらさる」でしょうねー。個人的にはどちらとも聞いたことがある気がしますが。
「押す」は五段ですが、可能動詞の「押せる」は下一段になりますので、原型は「押せらさる」が正解。
あとは「押ささる」との混同による発音の変化、といったところで落とせますでしょうかね。
ということで文法上は解決するのですが、しかしながらこれまた日本語訳はどうしたら良いものか…。
猿自体に可能の意味がある(例:書かさる)として話を進めてしまうと、「押ささる」と「押せらさる」は区別ができなくなってしまいますね。
普段使っている感覚から言っても、やはりこの場合は可能の意味は全く持たない、使役の猿として捉えるしかないでしょうねー。
うーん、訳の方はまだまだ解決には程遠い気がしてきました。
書いているうちに思った以上に長くなりましてすみません。998字。
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2012/10/24 23:46
○specialさん
うーん、田子勝は縮まさるともちょっと違う言葉で。
弛みが1箇所に集まってしまってその分他の部分がきつくなってしまうこと、と言ったら伝わりますでしょうか。
大きさが変わるわけではないので、縮まさると訳すとちょっと意味が違うように感じてしまいますねー。
じゃあ何て訳すんだ?と言われると言葉に詰まってしまうのですが…たまってしまう、というのが一番近い共通語なのかなぁ。
ヒモや糸についてはこんがらかるという意味でも使うこともありますが、この場合は絡まるで言い換えられますので、特にたごまるで表したい現象は主にこちらです。
specialさんは旭川と仰っていましたが、あんまり方言は使わない生活スタイルなんでしょうかね?
いやプライバシーの侵害をする気はさらさらないんですが、アタシも広めに括れば旭川方面に含まれるものの、specialさんが○×付けていらっしゃるのより幾分びゅ~さん寄りの部分もあります。
地域性も方言の違いを生むのはもちろん確かですが、やっぱり人それぞれの生活による部分の影響も少なからず、地域ごとに一括りにはできないところもあるなぁと、○×を見せて頂きながら思いましたー。
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2012/10/24 09:43
そういえば,「さささる」のことを「さらさる」って発音している人を見たことがあります.

あ,「かっぱがす」と「ひっぺがす」はちょっと違いますね.「かっぱがす」は器に入っていた液体ないし粒状の物質が真っ逆さまにひっくり返りながら落下する様子です.
「じぇんこ」はお金一般のことですね.語源としては硬貨を意味するのではないかと思いますが,実使用上は,「今じぇんこねでや」→現在持ち合わせがないわ,といったような感じで,お金そのものを意味する感じです.
「ちゃっこい」は「小さい」のことです.specialさんがおっしゃる「しゃっこい」は「冷たい」の意でしょうか?冷たい,の意味としてのしゃっこい,は,東北でも聞いたことがあるような気がします.

うん,specialさん(すみません道内のどの地方か存じ上げませんが)とは同じ北海道人でありながら,なかなか共通の方言も少ないですね.北海道,広しっ.

…あと,さっきから私は東北を十把一絡げにしてしまっていますが,それも東北の方には大変失礼なことですよね.津軽と南部でも違いますし,県をまたげば更に違いますしね.

発音の問題,というのは,おそらく発音にかかるコストの問題に多くは帰着するのではないかと思います.まぁ例外も多いですが….自然とエネルギーを節約するような発音に変化するというのはよくあることですしね.


・・・あと,蒸し返すようで申し訳ないのですが,「押ささる」は「押す」+猿なのですが,「押せる」+猿では「押さらさる」という言い方ができなくもないような気がします.はっきりしませんが,そういう使い方をしている人を見たことがあるような気がします.助動詞を重ねて使うようなイメージでしょうか.

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2012/10/24 07:19
またまた新しい言葉がいっぱい出てきましたので
自分なりに整理したいと思います。
「たごまさる」、「縮まさる」「ちぢまさる」のことですよねー
聞いたことはあるがあまり使わない。
「たごむ」という言葉があったような気がしますが。
「かちゃぺない」・・・使わない
「目がんず」・・・使わない
「じぇんこ(お金のこと)」・・・硬貨のことですね「ぜんこ」という人もいますね
「かっぱがす」・・・これは「ひっぺがす」のことだと思いますが
「ちょす」・・・使う、いじることですね
「ちゃっこい」・・・こちらでは「しゃっこい」といいます
(゜o゜)
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2012/10/23 22:55
○valerieさん
普段喋っている言葉の活用まで考えることってないですからね。まして方言では。笑
実は大学時代が古典専攻でした。下二段活用なんて言葉は毎日顔を合わせる腐れ縁だったんです。
そんな理由で得意分野なのでもうちょっと突っ込みますが、実は「ラ」限定ではなかったりして。
↓でも出てきている言葉なんですが、サ変動詞の「しささる」がそうですねー。
函館弁のびゅ~さんは「さささる」と仰ってましたが、「さ」ばっかりでわかりにくいので勝手に却下して「しささる」で話を進めますと、し(サ変の未然形)+さ+さる(おなじみの猿)。
間の「さ」が一つ邪魔な分、これが「ラ」と同じ役割だとアタシは見ます。
猿の前はア段であれば良い!これで言い切って大正解だと思うんです。
発音上の問題=つまり口語の話、口語には文語ほどきっちりしたルールがありません。
発音しやすければそれで良し。1階2階3階と数える時に「さんがい」だけ音が濁るのはなぜ?と言ってるのと同じようなもの、とアタシは解釈しています。
…これですっきりして頂けると良いのですが、ますます眠れなくなってしまったりして。笑
田子勝を布団以外で登場させるとなると…服の袖とかで使うかな?あと袋ですかね。
どれにしても繊維系(?)以外では思い浮かばず、使わないような気がしますねー。
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2012/10/23 04:09
どうも・・突っ込まれると頭が廻らないのですよ。
考えて実はこんな時間まで寝付けなかったのです(笑)

発音上の問題・・と言ってしまうと
なんだか説明できてない上に、負けた気分で
モゴモゴしてしまいました(´・ω・`)
多分、説明してほしいのはなぜ「ラ」なのかってことかもしれませんw
猿の前の一音手前が「ア」段であればいいのだ!といっておきます!!
きっとそれ以上によい説明ができないので。

猿連発で笑ったヤツですよー。・゚・(ノд`)・゚・。
どうも、いろんな言葉が常々引っかかるらしく
最近のお気に入りは田子勝です。
コイツがしょっちゅう出てきます。
しかも、なんにでも付けたがり わけのわからないことに出現させます。
皮膚がたごまってるとか・・
もう意味がわかりません。
田子勝って・・・基本布団などの布製品に使ってるんですけど
他にも使いますかね・・?
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2012/10/22 22:58
○valerieさん
あ、これは意外と簡単に規則性が見えます。多分活用の違いだと思いますね。
五段の動詞にラは入りません。「押す」とか「書く」とか「結ぶ」とか。
上一段、下一段の時にはラが必要になります。
今回一段活用の言葉ってあまり出ていませんけれど、「食べる」「見る」「出る」等々。
なんでラなのかは説明できませんが、恐らく発音上の問題でしょう。
猿の一音手前をア段の音にするために加えるんだと思いますよー。
そんな理由で「押さらさる」も「食べさる」もバツ印だと、ご指摘いただいた方にお答えしてみてください。
北海道弁に不慣れな、↓で猿連発に笑っていた方がご質問者でしょうかね?笑
そんなアタシもしょっちゅう猿を使うくせに説明まではようやくもう一息のところです。
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2012/10/22 22:39
○specialさん
なるほど、語尾によって訳が変化するんですか。
すると可能の猿、状態の猿と複数の猿が存在するという点は当たっていた気がするのですが。
しかしながら接続によって変化するという部分で分類は不可能かもしれませんね。
なんだかだいぶスッキリしてきたような気がします。
一定の訳をつけることができない…なんとも不思議な言葉ですね。猿。
~~できた、という訳が付かないものを例示するなら「結ばさる」よりvalerieさんの仰ってた「たごまさる」の方がわかりやすかったなぁと反省しています。
「結ぶ」は自分の意志でやることもありますから、~~できるの訳でも通る場合もありますもんね。
しかし「たごまさる」で考えるとなると、猿の前にまず「たごまる」を訳せません。笑

○びゅ~さん
えぇと、どこからお返事しようかな。
とりあえず熊猿はアタシも何度もやりました。ついでにたごまさるは田子勝でした。
…どうでもいいところから入りましたね。
specialさんの語尾との接続論に加えて、びゅ~さんの話をお聞きして主語との接続が気になってきましたね。
人間が主語の時には、使役でしょうか?自らの意志に関わらず~~させられるという意味で訳せるケースが多いですね。
物が主語の時には可能の~~できる、状態の~~になるで大体分けられますでしょうか。
この2つを分類できれば、さるを訳すのも不可能じゃないかなぁ?と思えてきました。よしもうちょっと!
函館弁と内陸弁も、元をたどれば共通の部分も少なくはないと思いますねー。
「じぇんこ」は最初何のことかと思いましたが、(お金のこと)という解説を読んであぁ銭っこのことかと通じました。銭っこならこちらでも使います。
語源は同じものもいっぱいあるんでしょうけれど、失礼ながらあまりに発音が汚くなりすぎて、何のことかわからないことが多い…。笑
あとはなんだ?あ、猿ですね。
あそこの猿はうるさくてキライです。あの真横のホテルに泊まると猿の鳴き声で起こされるんですよ。これなんだか前も書いた気がしますね。そのぐらいキライだってことです。
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2012/10/22 17:53
結局参戦です(ノ´∀`*)

食べらさる は「らさる」が標準語から離れている
と指摘がありました・・なぜ「ら」が入ったのかと。
押さらっさっちゃった じゃないでしょ? と。
食べさっちゃった じゃないの?w
と質問が…

うーん。
答えられませんでした。
が、使うと思います(笑)

ちなみに、「じぇんこ」「ちょす」「ちゃっこい」「もちょこい」はこちらでも使うかなぁ?

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2012/10/22 12:18
をを,函館人としては層雲峡ははるか遠方です.今でこそ道路事情が良くなりましたが,30年前など,函館から層雲峡まで行くとなったらもう大変でした.長万部を越えると本格的に遠くに来たな~,というイメージですね.

学生~独身時代は帰省と称してほぼ帰省せずにバイクで単騎,ミツバチ族してました.その時でとりあえず宗谷岬,知床,納沙布,霧多布,襟裳,神威岬などの端っこは制覇しました.バイク乗ると何故か端っこ行きたくなるんですよね~.

北海道弁・函館弁>
あれ…,何となく北海道弁と函館弁の共通部分って案外と少ないのかな?と思い始めてきました….
ch音とかp音,z音あたりが入るのは,もしかして東北系の影響のほうが強いんでしょうか?(それが函館弁の「汚い」理由の一つかも知れないですね)…てことは「かちゃぺない」「目がんず」「じぇんこ(お金のこと)」「かっぱがす」「ちょす」「ちゃっこい」あたりは函館限定なのでしょうか….

「お風呂(熊猿…じゃないや,)汲まさる」という表現は私は使わないですねぇ.(私の場合,ですが)どちらかというと動作主体が自分(人間)にある場合でないば使わないような気がします.「行かさる」「言わさる」「結ばさる」「食べらさる」「書かさる」といったあたりでしょうか.いずれにしても,「自分からそうしようと思ったわけではないがそのような結果になってしまった」という状態を表しているような気がします.その結果が自分の思う方向と違っていた場合,がっかりするでしょうし(多くの場合はそれでしょうけれど),「あのケーキ,ひと口めはそんなに美味しいと思わなかったんだけど,なんか次々と食べらさっちゃうんだよねー」なんて感じだと,意外にもそうなってしまったが,自身としてはそんなに悪い気はしていない,といった感じですよね.

う~む…手強いですねぇ猿.猿と言えば温泉でしょうか(これも地域限定か).
…関係ないですが,「温泉 猿」で検索したら,長野の「地獄谷野猿公苑」のウェブサイトが出てきたんですが,「世界唯一、温泉に入るサル」というコラムがありまして,(なんも,はごだでの熱帯植物園の猿だって温泉さ入るんだで)って思い,抗議…はしませんが(笑),何かな~と思ってしまいました.
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2012/10/21 22:38
おおー今度は「結ばさっちゃったー」ですか・・・
これは語尾に言い回しが加えられていますので
単純に「結ばさった」の活用形?と考えたほうが良いと思います。
この場合は「結ぶことができた」または
「結ぶ行為を完了した」という訳になりますが、
「結ばさっちゃったー」の場合は
「結ぶ気はなかったのに、結び目ができてしまった」
ということになると思います。
結論、猿に一定の意味はない。複数の意味がある(◔‿◔ *)
それは語尾しだい。
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2012/10/21 12:05
○valerieさん
もうほんと、あまりに正解が見えなさすぎて頭ごちゃごちゃです。
もうちょっとがんばろうと思うので、また気が向いたらご参戦下さい。
確かに、何年後に開通するんだという問題をすっかり置き去りにしていました。笑
アタシらが息をしている間には来ないかもしれませんねー。そうなったら来世に期待、ということで。
子どもの頃の旅行ってヤツはあまり意味がないかもしれません。
いえ旅行自体は経験になるんでしょうが、今考えるとアタシもどこに行ったのか、何を見たのかは記憶なく。
キレイな景色を見ていたとしても、その良さも何にも分かっていなかったんでしょうしねー。
そう考えると、少なくとも就学以前の旅行は毎回層雲峡ぐらいで良いのではないでしょうかね。笑

○specialさん
いえいえ、アタシはまっだまだやる気満々ですよー!
完膚なきに叩きのめされるまでやりますから、ご覚悟下さい。笑
というのは冗談ですが、まだアタシ答え見えていなくてものすごくもやもやしてるんですよ。
specialさんにぶつけることで自分の中を整理しているようなものですから、非常にありがたいです。
さて今回の「汲まさっている」問題ですが。
specialさんが「汲むことができている」と訳していらっしゃるのは、猿=できる、~~ている=状態と訳していらっしゃる結果ではないでしょうか?
わかりやすく、ているを除いて「お風呂汲まさる?」だけにすると、きっと「お風呂汲むことができる?」と訳されるのではないですか?
アタシが何を言いたいかというと、「汲まさる」を例に挙げたヤツが悪いって言いたいんです。笑
ちょっともう一つ、これならどうだ!というのを挙げてみますと、「結ばさる」。
「結ばさっちゃったー」という時って、がっかりした気持ちが含まれていませんか?
やった!結べた!という意味では使わないですよねー。
これを「結ぶことができてしまった」と訳すと明らかに誤訳だと思うんですよ。
必ずしも~~できるという訳のつかない、可能以外の意味を持った別な猿が存在するのでは?というところがアタシの言いたい疑問です。
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2012/10/21 08:20
valerieさんが終了をつげたところ申し訳ないですがw
ありんこさんへ伝言です。
「汲まさっている」の場合は
「汲むことができる」ではなくて
「汲むことができている」になると思います。
つまりこの猿は状態を表しているのではないでしょうか?
これを「書かさらない」にあてはめると
「書けない状態である」となりますね・・・
(゜o゜)
しつこく書き込んで申し訳ありませんw
<m(__)m>
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2012/10/21 00:43
うが・・w
コメントを見にきたら新たなお猿分類が出来てる!ww
この議論、とどまることを知りませんね( ´艸`)大スキですけどw
が、もう正直頭がついていけていません(ノ´∀`*)のでここまでで。

北海道新幹線が開通すれば、確かに遠いところもあっという間になるのでしょうが
札幌までの全線開業が2035年でしたっけか・・?w 
旭川にくるのは、その何年後でしょうか・・?
そこまで生きていられる気がしません(笑)
北海道に住みながら、道東にはほとんど足を延ばしていませんし
いつかは、北海道まるっと1周旅行なんてしてみたいのですけどねー。
納沙布岬ももちろん、行ってないです( ´艸`)
というか、子供の頃に連れて行ってもらっていても
そこがどこか?という認識がされてないところが多いのかもしれません。
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2012/10/20 23:44
○valerieさん
皆さんからおもしろいお話を聞かせてもらうことができて、訳わからない日記を書いてよかったなーと思っています。
職業柄いろいろな地域の方とお話をしますし、もちろんその中で地域性があることというんでしょうか、例えば浜の言葉は自分と違うことも気づいてはいましたが、こんなに突き詰めて意味や違いを話すことなんてないですもんね。
日常的には言ってる内容が通じりゃOKですから。大変興味深いお話を聞けましたー。
今は東京より遠い函館ですが、北海道新幹線が出来上がれば、きっとすぐご近所になりますよー。
札幌~函館(正確には北斗)間が50分でしたっけ?
旭川にまで延伸でもした暁には函館日帰りなんて楽勝、すごい時代がきたものですよねー。
しかし南ばっかり近くなっちゃって、誰か納沙布岬へ手軽にワープできる方法も考えてくれないかなー。

○specialさん
お、猿の分類ですか。
非常に興味深い反面、せっかくなんとなく納得した気分になってるvalerieさんが心配ですね。笑
「書かさらない」の分類としては、specialさんの仰る以外には思い浮かびません。
見事に分けられているなーと思います。
…が。
分類するのであれば、そもそもアタシたちが「書かさらない」という否定形の一語のみを対象に議論を始めたことに誤りがあったかもしれません。
例えばアタシはよく、「お風呂汲まさってる?」という言い方をします。
この場合には自分も他人も誰の意志も存在しない、ただ受動的な意味で使用する猿ですよねー。
共通語に置き換えるなら「汲むことができる」ではなく「汲まれている」になると思うのですが。
そういった猿自体の種類を分けるところから始めないと、その中での細分化は難しいように思います。

○光源氏蛍さん
?マークで躊躇されたとのことですが、何も無理矢理ひねり出してコメントして頂かなくても構いませんよー。
そこまで気負って頂いては、こちらも息苦しくなってしまいます。
なんの義務でもなし、コメントしたいことのある時にすればいいのでは、とアタシは思いますが。
今回話していることは、北海道とゆかりのない方には難しいお話だと思います。
ただ北海道弁よりも大阪弁の方がテレビ等で耳にする機会も多く、恐らくそれだけにニセモノの言葉を話す方も多いのではないでしょうか。
↑の日記の内容は主にそういったことです。
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2012/10/20 19:34
鈍感な僕は、ありんこさんの今回のブログ読んで????、どういう違いがあるんや????
ひたすら????で、道産子の我が妻に、「一寸これよんで、説明してくれん?」と助け船を求めたのですが、
「私も北海道やけど(長万部出身)こんなんシランは!」と、あっさりかわされ、後はひたすら????で
コメするの躊躇してしまいました。


で、自分の事も報告させて下さい。

今晩は、秋たけなわの良い季節になりました。今日は1週間に1度のお休みです。

午前中は健康診断を受けるのに大阪市内まで出かけましたが、午後は久しぶりにゆっくりとして、『綾瀬はるか』の大ファンの私は、Youtyubeで彼女の「僕の彼女はサイボーグ」を見て思わず、泣いてしまいました(私は、とっても涙もろいのです)この映画は彼女の顔がとても沢山見ることが出来るので大好きです。
で、自分(主人公)が未来で作っ災いを避けるために過去の自分に送ったサイボーグが綾瀬さんの今回の役所てす、とても彼女の魅力が一杯見ることが出来るシーンが沢山あります。

最後に大地震が起こって、主人公が地割れに落ちそうなの場面で、綾瀬さんはビルの崩壊の下敷きになりますが、
主人公の私を助けるために、自分の体を二つにちぎっても、彼を助けようとする姿に、泣けました(涙ポロポッロ、)サイボーグなのに、暖かい人の心が伝わってきて泣けました!
アバター
2012/10/20 13:22
そうそう、島問題は 「ヤバイ」ですw
なのでその話はやめておきます。
「書かさらない」は言い方によって意味が違ってくると思いますので
言い方で判断するしかないですよね。d(`・ε-。)
「書きたいのにかけない」(単純に)
「こんな書けないものをとっておくなんて」(他の人に対して)
「書けると思って保管してあったのに書けないなんて・・・」(自分に対して)
「そんなに安物ではないはずなのに書けないなんて・・・」(品物に対して)
おおまかに分類するとこんな感じでしょうか。
いかがですか~(゜o゜)


アバター
2012/10/20 09:22
犯人説(・∀・)イィ!です!
これから、説明する時はその説で行こうと思います!!(笑)
ペンは犯人!w
なんだろう、とってもスッキリv

しかし、コメントを読んでいると
北海道でもいろいろあるんですねー。
函館を道外と認識したことはないですけど
言葉は少し違うかなと思った記憶があります。

ただ言えるのは・・移動時間を考えると東京よりも遠い!w
飛行機で1時間40分の東京よりも
電車や、車で5時間オーバーな函館は
日帰りなんてもってのほかだし、かといって
道内で、飛行機使うのもなぁ・・と思ってしまうのですよね。
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2012/10/20 00:17
○shinさん
あはは。
今のところコメントを下さっている方はshinさん以外全員道産子(元を含む)ですから、きっと皆さん音も浮かんで来られていることでしょう。
確かに音が浮かんでこないと、このやりとりは理解しづらいと思いますねー。
なまらはですね、一時女子高生たちを中心に全国的に流行したことがあるんですよ。
一人称を「ウチ」というのが流行ったり、たまーにどこかの方言が全国的ブームになることがありますよね。
勝手な推測ですが、島根の方が北海道と縁ある方でないのであれば、もしかするとその流行をご存じだった方ではないでしょうか?
向こうに日常的に誰もが「なまら」を使っているような地域はないと思われるんですが。個人的体験談で恐縮ですが、関東より西に行ってうっかり「なまら」を使うと大抵ものすごく感動されますよ。笑

○specialさん
この論理で行くなら、今や中国人台湾人がうようよ歩いている北海道は丸ごと隣国の領土だ、と言われかねませんものね。笑
おっと、これ以上政治の話はやめておきますが。
政治・宗教・野球の3つの話はバス車内で戦争を生むためタブーとされております。
「書くことができない」はものすごくキレイな翻訳で、きっと共通語に存在する中では1番近い言葉なんだと思います。
が、ネイティブとしてはなんというか、自分のせいじゃないよー!というオーラが少々不足しているように感じられませんか?
いやこれアタシのせいじゃないんだけどしょうがなくさぁ、という感情をもうちょっと伝えたい時の言い回しが猿なんですよねー。
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2012/10/19 23:47
○valerieさん
あぁもう、どうしようもなくなっちゃったのにそのまま投稿しているvalerieさんが可愛すぎてしょうがない。笑
書けないことを知っているかどうかの違いですかー。なるほど。
これを聞いてアタシも考えがまとまって、解釈を書けそうな気がしてきたのでチャレンジします。
「書けない」だと、ペンが悪いように見せかけて実は人間のせいにしている印象です。
インクを切らしちゃったのか壊したのか知らんけど、使ってるヤツもしくは前に使ってたヤツが悪いって言ってるように聞こえますねー。
「書かさらない」だと、完全にペンのせい。悪いのはこのペン、こいつが犯人です。
valerieさんの仰る、知っていたかどうかというのとも関係すると思うんですが、いかがでしょうか?

○びゅ~さん
あぁなるほど、サ変で活用すればいいのか!
「しりむらない」「しりむります」の五段で活用しようとするからおかしいんですねー。
コーヒーの譬えはすごくわかりやすかったです。明日から使おうっと。笑
そして撤退の構えを見せ始めているびゅ~さんに更なる追撃をかけるようですが。
「さささる」、これ言いません。こちらでは「しささる」の方が一般的だと思います。
ちょっとマジメな話、基本は未然形+さるですよねー。
サ変の「する」には未然形が「さ」と「し」両方あるのでどちらも間違いではないと思うのですが。
道南、内陸といった地域性による方言なのかどうかはわかりません…。
尚「へくさい」は使いませんが同シリーズの「へなまずるい」はよく使います。
…北海道弁を文法的に解釈する!という謎の回になってしまいましたね。笑
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2012/10/19 20:38
www函館は北海道で間違いないですよ。
ブラキストンライン・・・久しぶりに聞きましたw
これは植生や動物の種類のはなしのような気がしますが。
ただ、函館の人の方言は北海道の平均的な方言とはちょっとちがうみたいですね。
それになまりがきつすぎて聞き取れないかも?です。

ちなみにこちらは旭川ですが、
「なまら」・・・使う
「だすけ」・・・使わない
「げべら」・・・使わない
「しりむり」・・・聞いたことがない
「~さる」・・・使う
「なんぼ」・・・使う
「かっつける」・・・使う
「へくさい」・・・使わない
という感じです。(^o^)丿

「ペンが書かさらない」の訳は
かかさらない=「書くことができない」になると思います。
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2012/10/19 18:34
どうも文字面だけではわかり難いです。(^_^;)

でも「なまら」は、
学生時代に島根から出てきた友人が使ってた記憶があります。
新潟がルーツだともいうみたいだし・・・、
これは奥が深そうですよ!
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2012/10/19 17:25
いや,また例によって熱くなってしまいました(笑).

「しりむり」はサ変動詞として使います.「しりむりする」という表現が一番多いでしょうか.根拠のない推測ですが,「お尻のほうから漏れてくる→尻漏れ(そんな言葉はないですが)」が語源かな,とも思います.で,例としては…,

私は平日は毎朝,嫁さんが飲むコーヒーをいれるんですが(といってもカップに置いてペーパードリップするタイプ←昔「モンカフェ」ってのが流行りましたよね,あのタイプです),暑い季節(というか真冬以外(笑))は,だいたいアイスコーヒーにするんです.で,まずマグカップにソレを置いてお湯を注ぎ,砂糖と牛乳を入れてかまします.(あれ,「かます」は内陸では使います??)その後氷を入れたグラスに温かいコーヒーを注ぐというか移すんですが,毎回しりむりしちゃうんです.グラスとマグカップをくっつけてるからダメなのかな,と思って,離してマグカップを上方から「えいやっ」と注ぎ入れても,やっぱりマグカップ側はしりむりしてしまうんですよね.

って感じです.…ていうか上記のシチュエーションが毎日のことなので,毎朝「あぁ,しりむりしたでや」って思うんです.でもこの感じを嫁に伝えても正確には伝わらなんですわ.

「さる」の極めつけはなんといっても「さささる」でしょうか.「そんなふうにさささっちゃうんだよね~」なんて言い方をします.共通語だと…,「そんなふうにせざるを得ない状況に追い込まれてしまうからしかたなく無意識にそうなってしまうんだよね~」といったようなニュアンスでしょうか.
「書かさる」「食べらさる」「言わさる」…枚挙に暇がないですね.確かに便利な言葉です.valerieさんの
>どんだけ猿がすきなのか?
がウケました.確かに(笑).

「なんぼ」は道内全域でしょうかね,もしかして.あと関西の影響といえば,私が小学生の頃,江差の80代以上のお婆さんは,感謝の意をあらわすのに「おおきに」って使う,けどこれはそれ以下の世代には伝わっていないから,これから消えゆく方言だろう,みたいな話を聞いたことがあります.

あと何と言っても(道南だけかな?)内地で誤解を生む方言ナンバーワンは,ださい,カッコ悪い,要領が悪い,性能が劣っている,といったようなニュアンスの「へくさい」だと思います.

…話し出すと止まりませんのでこの辺で失礼します….
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2012/10/18 23:45
ペンが書かさらない・・・は、書けると思ってたのに書けなかった!という結果でしょうかねぇ。。?
書けないは、書けない事を知っていた?もしくは、一度試した後?
進行形の時しか使わないような気がしませんか~?
書いてる途中に、書けなかった!!という時にしか書かさらないは使わないような・・?
うーん・・でも、誰かに教える時 書かかさらないよ・・って言うか・・??
いう気がする(´・ω・`)結局なんなんでしょうかね(ノ´∀`*)

すみません、書いててどうしようもなくなりました(笑)
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2012/10/18 21:21
○びゅ~さん
毎度ながら、北海道に関する話題は熱いですねー。笑 さすがびゅ~さん。
「しりむり」は勉強になりました。てっきり「遮二無二」もしくは「むりしゃり」辺りのの変化系かと予想していたのでびっくりです。
流れていく現象を指す、ということは名詞なんですよね?そこが一番のびっくり。
しかしなんだかあまり日常的に使う単語とは思えないような…?
動詞であればまだ使い道もありそうなところ、「あーあ、しりむっちゃったー(?)」とでも言えそうなんですが。
お時間のある時にどんな場面で使うのかの実用例もぜひ挙げて頂けると助かります。
「かっつける」は責任転嫁する、~~のせいにする、大体そんなところです。
「~~さる」はどうやっても共通語に変換できないのでアタシもそのまま使いまくっています。
ペンがつかない、なるほどなぁ。
あと気になったのは値段を問う時の「なんぼ」、これ内陸ではあまり言わないんでしょうか?
普通から何気なく使っているのですが…西興部の血を引くアタシだけなんでしょうかね?

○valerieさん
ドラマで使うような場合、いっそ大阪弁などの方が特徴があって、素人に教える時にはわかりやすいかもしれませんね。
北海道弁はなまじ共通語に近い部分があるだけに、素人目には区別が付きにくいんでしょう。
ネイティブのアタシたちにしますと告白に「好きなんだべ」なんてものすごくおかしな言葉なのに、ぱっと見には問題なく繋がっているように見えますもんねー。
「~~さる」は本当に難しいです。
びゅ~さんの譬えをお借りしまして、「ペンが書けない」と「ペンが書かさらない」とは若干違うんです。
違うんですよ。それは分かってるんです。でもどう違う?って言われても言葉にできないんですよ。
だからしょうがなく猿を連発するより他ないんですよね。うきー。
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2012/10/18 10:53
まぁ,個人的に勝手に函館愛が炸裂している私にとっては,函館愛>北海道愛という意識があるのは否めません.ですが,函館も北海道も自分の郷土だって思いますが,青森は自分の郷土とはやっぱり違いますからねぇ….私の周囲にいた人々も,青森は自分の郷土と思っている人はあまり居なかったのではないかと感じています.

あ,でもこれはあくまでも私の個人的な意識・感想なので,もしかしたら函館人の中には「自分は函館人だけど,北海道人っていうよりは青森人に近いわ」って思っている人がいるのかも知れませんが….

・・・は,つい熱くなってしまいました(笑).



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2012/10/18 10:46
道民じゃないだろ!?って思う方言指導とか
ドラマで見ると思うねー。
なぁまら・・なんんんまら!の違いも
道民以外ではピンとこないねぇ(笑)

ちなみに、最近「たごまる」「たごまさる」「おささる」で彼氏が笑います。
どんだけ猿がすきなのか?と(笑)
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2012/10/18 10:37
「しりむり」は,たとえば急須やコップなどから,別な容器に液体を移すときに,その液体の一部が別な容器へ移らずに急須やコップの口からそのまま伝って下へ少量流れていく現象のことを指します.その結果急須やコップをそのままテーブルなどの上に置いたときに,ちょうど丸く急須やコップの跡がその液体によってついてしまうことまで含める場合もあります.(すごいわかりにくい説明ですね…)

specialさま>
おっと~,それは聞き捨てなりませんねぇ.他の方がどう思われているかはよぐわがんないですが,函館は北海道です.これは間違いありません.断言します.青森ではありません.厳然としてブラキストンラインは存在します(笑).
私は(元)函館人ですが,青森人という意識はありませんし,実際そうではありません.…まぁ,青森の人がそのへんにうようよ…とまではいませんが,青森人率が札幌や旭川などに比べると多いのは認めます(笑).私が通っていた学校でもクラスの40人中3人は青森から来てましたしね.彼ら曰く,八戸高専よりは函館高専のほうが良かったらしいですが….

方言については,メジャーどころだと「なまら」「はんかくさい」といったいわゆる北海道弁の他にも,前述の浜言葉系だとか,珍しい所では,金額を「なんぼ」と尋ねる(これは多分北前船文化圏との関連もあるらしいです)とか,そういう意味では内陸地方(これも一緒くたにしちゃダメでしょうけれど)とはややグラデーション的に違う面はあると思います.

あと,たとえば根室のほうへ行くと道路の青い看板にロシア語が書いてあったりしますし,割と根室にはロシア人の方がうようよいるそうなので,specialさんの論理で行くと根室はロシアっていうことになっちゃいますよぉ.

…まぁもっとも,北海道人の多くは4代くらいさかのぼれば北海道外からの入植者なので,北海道内でどぅのこぅの言うのもアレかもしれませんよね.

ありんこさん>
「だすけ」は完全に浜言葉でしたね.濁るのが多いのは確かです.未だに私は「はこだて」って発音できません(笑).「~さる」はどこに住んでも私は頑固に使い続けてます(笑).これは統一した言い方がないですよね.たとえばペンだと「ペンがつかない」とかって内地では言ったりしますしね.「かっつける」…すみません,私わがんないです….

あ…,1000字なので次に続けます.
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2012/10/17 22:41
○びゅ~さん
「だすけ」「げべら」「しりむり」、どれも内陸在住のアタシは使ったことがないですねー?
確かに道南の言葉は、表現は悪いですけれども汚いですね。
道南に限らずですが、どうしても浜の言葉は濁ったり発音が悪かったりするものが多いせいでしょうか。
「チーズ」と「地図」と「鈴」が同じに聞こえます。笑
共通語に存在しなくて一番困るのは、「~~さる」かなぁ。
アタシの意志じゃないんだけど仕方なくそうなっちゃった、っていうのを東京人はどう表現するんでしょう。
未だに正解がわかりません。それとも江戸の武家の子孫の皆様は、そんな風に人にかっつけるような真似は一切しないんでしょうか。あ、「かっつける」がそもそも通じない?

○specialさん
函館は北海道に含まれるのか?
この疑問については、是非ご本人のユニークな回答を頂けることを期待しまして、アタシはノータッチで参ります。
ただ一つ言えるのは、元函館人で現在うちなんちゅのこの方の抱く、北海道への愛情については生粋の道産子のアタシでも敵いませんね。笑
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2012/10/17 18:48
あのー発言させていただきますが、
函館は北海道ではないと思います。(^_^.)
土地は北海道ですが住んでる人は青森人だったりします。
青森のひとがそのへんにうようよいます。
でしょ?(゜o゜)
追伸:「しりむり」ってなんでしょー?
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2012/10/17 11:25
おっとっと,このトピックはついつい書き込みたくなってしまいます(笑).いつものことですが….

北海道でも道央とか内陸部は言葉が綺麗だな~って思います.比較的言葉が汚い道南地方ではまたちょっと言い回しが違うと思います.あ,勿論言葉が綺麗汚いっていうのは差別的意識は一切ないです.私の函館(弁)愛はありんこさんはよくご存じだと思いますが,念のため(笑).

「なまら好きなんだべ、付き合ってくれんべか?」,確かに違和感ありありですね~.函館(というか浜言葉系?)だと,「なまら好きだすけ,付き合ってけねべが?」って感じでしょうか.「~だすけ」は津軽弁とも共通なので道南限定かも知れませんが….
あと,「なまら」強調型として「げべら」を使うのは…これも道南だけでしょうか??「なまら」よりも「なんまら」のほうが日常会話では多い気がします….いや,こちらでは使いませんが.

ところで,共通語で「しりむり」に対応する言葉が見つけられなくて困っています.どうしてあんなに日常的に使う用語なのに共通語がないのか不思議でなりません.




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