どこでもドア。
- カテゴリ：ニュース
- 2013/02/09 22:29:12
本当に存在したら、この世のありとあらゆる犯罪が可能になると言っても過言じゃない。
駄菓子屋の万引きに始まり、痴漢から殺人までものすごく簡単にできるよね。
悪用を防ぐとなると、世の中の全てを監視できるシステムを作るか。
人体にチップを埋め込んで、全ての人の行動を把握してしまうか。
精神を操作して人の心から悪意を全くなくすか。
そんなところだと思う。
だからどこでもドアには夢がないと思う。
なのにドラえもんの世界は夢が溢れてる。
すごいよねぇ。
というのを、数日前の伊達市の縛られ事件のニュースを見て思いついた。
全国的に報道されてるのか知らないけれど。
結局最新科学技術の結晶のひみつ道具なんかより、ご近所付き合いなんていう単純なところの方がすごいパワーを秘めているのかもしれない。
しかし「鍵開いてるのに返事がないからとりあえず入ってみました」っていう、なんとも言えないおおらかさ。
それで人命救助したんだからすごく偉いんだけれども。
自分の家の隣にいたらとても嫌だ。
今アタシたちが使っている道具だって、過去の人からすれば同じことなんでしょうね。
昔の街道を歩いて旅していた人たちにとっては、自動車や飛行機でさえ夢のない道具なのかもしれません。
「空を飛べる道具なんてあったら、犯罪者がどこまでだって逃げれるじゃないか！」
とか考えていたのかも、なんて思うとおもしろいですねー。
いつでも簡単にありんこさんの部屋にも行けてしまう。
夢はあるけど、
いつでも道具は使う人次第ということだ。