富士山と金屏風。
- カテゴリ：お部屋アイテム
- 2013/04/15 23:18:02
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銭湯の背景を見た時にふと、「窓の外に配置すれば富士山の見える部屋が作れないだろうか」と思った。
思ってから数週間経ったが、初志貫徹。
窓際の椅子にもなって荷物置き場にもなるスペースのアイディアは阿寒鶴雅ウィングスより拝借。
本物のホテルからは富士山じゃなくて雄阿寒岳が見えるよ。
しかしこの部屋を作りたかった真の意味は、奥の部屋にある。
妹分シリーズの新作ネタ。
とあるホテルが来週の予約をオーバーブックしましてね。
20畳の特別室を開放するので、8人グループ様を1部屋にまとめてもらえませんか？と依頼がきた。
お客様に話をすると、男女混合のグループだったために2部屋に分けて予約していた、と言う。
でも優しいお客様で、特別室まで用意してくれるんだったら、男女の間に簡単な仕切りを付けてくれるなら1部屋でもいいわよ、と言って下さった。
まぁ御年70才を越えた男女グループで夜中に何らかの事件が起きるとも思えないんだが。
とにかく了承を得た妹分、張り切ってホテルへ電話をすると、
『衝立はありませんが、金屏風ならあります』
なぜそこで金屏風。
部屋のど真ん中に金屏風。
それってどうなのよ。
確かに仕切れるかもしれないけれど、その方が吉原の遊廓みたいな雰囲気で怪しくない？
…とかなんとか言いながら、横で聞いてた上司とアタシがげらげら笑ってるもんだから、気になったんだと思う。
彼女、本当にいい子なんですよ。
お客様のためにできることは何でもしてあげようって、いつも必死なんですよ。
突然ホテルの人に向かって畳みかけはじめた。
「金屏風って本当に金色ですか！？どの程度の金色ですか！？」
ここまででもどう答えたらいいのやら、と思うところに更に、
「屏風置いたら逆にエロいですか！？」
もうちょっと答えやすい質問にしてあげなさいよ、ねぇ。
というわけで金屏風を置いた部屋を作りたかったのでこうなった。
おしまい。
「どの程度の金色ですか！？」にどう答えるのか、ぜひアタシも聞いてみたいと思いました。
金閣寺で比較するのはわかりやすくて良いですねー。
アタシだったらRGBの数値で答えるかなぁ、なんて思っていたのですが。
まぁそもそもの問題は金のぴかぴか具合ではないう点に早く気づいてくれるといいんですけどね。
○shinさん
そうです、宴会場で使用するための屏風です。
エロいイメージはやっぱり、金屏風＝芸者・芸妓のステージという印象から来るものですね。
こういうホテルでも金屏風があるくらいですから、近年じゃ珍しいものでもなんでもありませんが、やっぱり古くは金屏風の前の艶姿というのは男のロマンの1つだったんじゃないでしょうか。
なんで男性のshinさんに向かって女性のアタシが男のロマンを語っているんでしょうか。
それなら金色の程度も大きさも形もイメージできる。
その特別室は20畳の和室だったのだろうか。
寝る時だけ金屏風をえっちらおっちら皆でセッティングしたのだろうか。
二つくらい用意したのだろうか。
なにはともあれ、
70歳なりにこのハプニングを楽しめたと思いますよ。
あまり「金屏風＝エロ」の感覚はないけどなー。
せっかくの旅行なのに，事務所にありそうなパーティションなんかよりはまだまし，ということで…．
どの程度の金色ですか？という質問に対して「いやもう，それはピッカピカです」とか「そうですねぇ…，金閣寺の壁ぐらいでしょうか」とか，そういうウィットの効いた返答が期待されますね（なんのこっちゃ）．
この特別室に関して、でしょうかね。であれば今回特別に金屏風を配置することになっただけで、残念ながら普段は屏風は置いてないですよ。笑
吉原をはじめとする金屏風のあるエロい部屋を知っているのか、という意味であれば時代物の小説で齧った程度、実際に見たものですと時代村で再現されたもの程度で。
知っている内に入らないと思いますが、知りたいとは正直に思います。
変な意味に聞こえるかもしれませんが、蔑まれることの多い水商売も含め、アタシは何の道であれその道を極めた人や物ってすごいと思ってしまいます。
エロい世界の頂点である吉原、その金屏風の部屋を見れるならぜひ見てみたいです。