Nicotto Town



視線誘導標。




コンビニの喫煙コーナーで立ち聞きした会話。

観光客の兄ちゃん「あの、道路にある矢印ってどういう意味ですか?」

地元のおっさん「矢印?何色の?」

兄ちゃん「表が赤と白で裏が黄色、光るやつです」

おっさん「どっち向いてるやつ?」

兄ちゃん「それが全部下向いてるんです!北海道は道路の下に何があるんですか!?」

おっさん「あー、視線誘導標か」

…正式名称ってそんな名前だったのか。
三十年近く住んでいて初めて知った。笑
地元の者はたいてい「矢羽根」と呼びます。

その後おっさんが吹雪についてなど矢羽根の役割を説明したところ。
兄ちゃんの返事は「はぁ、そうですか…」
明らかに意気消沈しすぎ。
一体北海道の地中にはどんなロマンが眠っていると想像していたんだ。笑
君から尋ねた質問の答えなんだから、もうちょっとありがたがれや。


ところで最近、矢羽根が姿を消しつつあるって知ってましたか。
(これ前にも書いたか?)
矢羽根が北海道の美しい景観を損ねる場合があるんだってさ。
シーニックバイウェイを中心に、矢羽根の取り外しが徐々に始まってる。
冬どうすんのって?代わりに道路脇に除雪用ポールを設置するんだって。
ばかじゃないの。

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2013/07/28 21:26
○shinさん
内地の方にそう言って頂けると嬉しい限りです。
遠くから来て下さる方がその景観に理解を示し楽しんで下さっているというのに、一番理解しているべき地元のおばかさんが撤去を推進とは全くもって本末転倒ですね。
あとこの件に関しては外国の真似っこをしたがるおばかさんが言い出しっぺだと聞いておりますが、似たような「○○が邪魔だ、撤去しろ」という件はいろいろありまして、それらにはプロといわれる写真家さんが絡む物が少なくないようです。
もちろん写真家さんの中でもごく一部の過激派の方々の発言であり、他の写真家さんたちはきれいな写真で北海道の宣伝に一役買って下さっているんですが…何ともやるせないですね。
地元の暮らしをぶち壊してまで見る景観、撮る写真に価値があるとはどうしても思えません。
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2013/07/28 12:14
「矢羽根」かぁ、
夏に見て、
冬の大変さをイメージできた物でしたけど。

「夏の景観」というより、
既に北海道の「景観」に溶け込んでいる気がしていました。
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2013/07/25 22:17
○びゅ~さん
説明の文を読んだ限りですけれど、恐らく彼らの考え方において冬の景観はどうでもいいんじゃないかと思います。笑
夏の景観の邪魔=夏に取り外せる物を、という考えのようですよ。
なので冬だけ今と同じ高さのポールを立てることは特に問題なさそうに思われますね。
…高さ以外の問題を全て捨てるなら、の話ですがねー。
ドライブ結構、美しい景観も結構ですが、安全を第一に考えるならまず安心して車を停めて景色を見られる駐車帯を整備する等、他にやるべきことがあるはずなんですけど。
景観>安全とアタシも感じますし、もうちょっと言うなら現状ではシーニックバイウェイ構想とやらがそもそも「どうぞ景色見ながら脇見運転してください!」とでも言いたいかのように感じられます。
地中のロマンはもう少し夢のあるものでお願い致します。「この下も珊瑚礁です」とか…島中矢印になるか。
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2013/07/25 10:15
でも,景観を気にするならやっぱり矢羽根と同じくらいの高さじゃいけないわけで….
つまるところ,景観>安全っていうことですよね?

でも,吹雪&積雪でポールが隠れて見えず,ポールに衝突して転落,そのまま3日間発見されず凍死で発見,みたいな事故が起こりそうなのは目に見えてますよね.

ところで,地中にロマンが眠っている,っていう発想面白いですね.…あ,そうすると,こちらでも矢羽根を設置して,「この下に不発弾埋まってます」っていうのはどうでしょうか(やや不謹慎).

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2013/07/23 22:59
○びゅ~さん
矢羽根と同じくらいの高さで、矢羽根と同じように夜になったら光る仕組みになっていて、矢羽根と同じくらい雪の重みや風に耐え得る強度があるポールを設置するとしたら、アタシ土下座して謝罪しますよ。笑
「バカにして悪かった!」って道庁まで行って謝ってきてもいいです。
まぁ矢羽根が光るようになったのもここ10数年の話で、アタシらが子どもの頃に光る矢羽根なんかなかったですけどねー。
この前の冬に猛吹雪で何名も命を落とす痛ましい事故があったばかりなんですから、せめて教訓としてこんなバカな考えを即刻改めて頂きたいものです。

○侑子さん
「矢羽根」という名称が初耳でいらっしゃいましたかね?
「視線誘導標」という名称の方なら、全く恥じる必要がないと思います。道民も9割は知らないですよ。笑
ずらっと矢羽根が並ぶ景色、まさに北海道らしい風景ですよねー。
電柱があって、街灯があって(ないところも多いけど)、矢羽根がある。
これこそが北海道の景観、北海道の道路の景色そのものだと思うんですけどね。
矢羽根や「停止線」の看板なんかは、道外からのツアーのお客様たちも北海道の文化の1つとしておもしろがってくれるのに、もったいないです。
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2013/07/23 18:46
こんばんは。

道外居住者ですが、あの標識ってそう言う名前だったんですね。

役割は知っていましたけど・・・。

でも、景観を損ねるって・・・。

除雪用ポールの方がはるかに景観を損ねそうな気もするし、大雪で埋もれて
見えなくなったらどうするんでしょう?とか心配してみたり。

あの標識は標識で、「北海道の風物詩?」で私は結構お気に入りでした。

あれを見ると「あ~北海道だ~♡」って感じで。
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2013/07/23 10:09
万が一の場合を考えると,ポールに衝突するほうが脱輪するより危険な気がしますよね.

矢羽根そのものが北海道の美しい景観の一つだと思いますけれどねぇ….
それとも,今後温暖化で雪も少なくなるから要らないべや,って思ってるんでしょうか.

あ,それとも矢羽根と同じくらいの高さの除雪用ポールにするんでしょうか.

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2013/07/22 23:14
○すいさん
北海道に住んでいてさえ、猛吹雪の日に自分で運転して遠出をする必要のないお偉い方には、矢羽根のありがたみがわからないのかもしれませんね。
ポールごときで代用できると本気で思っていらっしゃるようですから。
「矢羽根の撤去を即刻中止します!」なんて訴えてくれる政党があったら迷わず1票入れたのに。笑
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2013/07/21 19:12
 う~ん 北海道に住んだ人以外には矢羽根のありがたさは分からんやろなあ -_-;



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