Nicotto Town



いった。



先日の遊びの会で美術館に行った、という話を書いた。
そこを選んでくれた理由は、以前からアタシが行きたいと話していた場所だから。
しかし今回の目的地がそこでいいかどうかを確かめる際に、食い違いが起きた。
妹分がアタシに聞いたの。
「ありんこさん、前にいってたのここですか?」
アタシの返事は
「いやいってないよ」

彼女のびっくりした顔を見て、もう一度考え直して、わかった。
あぁそうか、彼女はアタシが以前にそう宣言したかどうかを尋ねていたのだ。
それに対してアタシは、訪れたことがあるかどうかを回答してしまった。
「言った」か「行った」かの食い違いだ。

慌てて訂正しようとしたのだけれど、日本語は難しい。
「あ、わかった!ごめんごめん、いったんだけどいってないよ」
訂正なのか何なのか。
だが一応伝わったらしく、妹分もほっとした顔で応えてくれた。
「あ、いってましたよね!でもいってませんよね?」
とうとう横で聞いてた先輩が笑い出した。


さてこういう時はどうされますか。
よく使われる手の1つに、英語にするというのがあるじゃない?
例えば「モト」の字を説明する時に「bookの本」なんていう言い方をする。
この時も「say」と「go」に置き換えればきっとすぐに解決したのだろう。
しかしアタシはそこで「いった」=過去形などというどうでもいいところを気にしてしまう性質である。
思い浮かんだのは「said」と「went」。
もう少し原型を留めた動詞ならまだしも、彼女にwentと突然言っても恐らく伝わらない。
実践会話には優れているが文法には疎い彼女と、反対にがちがちに頭が固く典型的な試験英語しか出来ないアタシ。
英語に変換したってますます食い違うばかりなのさ。


これをどうにかするには、どうしたら良いのだろうか。
旅が終わってもう2週間ほども経つのに、そんなくだらないことをずっと考え続けていて。
今日ようやく新しい方法を閃いたんだよ。

【侍になる】
「それがしそんなことを申しておった、しかし未だ参ったことはござらぬ!」
これ、素晴らしいアイディアだと思わん?

アバター
2014/12/14 23:21
○shinさん
アタシたちの仕事上の言い回しなのかもしれませんね。
「行ってた」という、行ったかどうかの経験の有無を聞く言い回しはよく使います。
shinさんが言って下さった語順のように、違う言い回しがすぐに思い浮かべば困ることはないんですがね。
慌てた時ってなかなか機転が利かないのですが、違う立場(侍)から言えば意外と簡単だ!というまぁいつものくだらない発見です。
アバター
2014/12/14 17:58
いろいろ、ややこしいですねー。

この場合、
「いってた」は「言ってた」だろうなぁ。
goだったら、
「前にいったのここですか」もしくは「前にいってきたのここですか」と
聞くような気がします。
ややこしいですけど。



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