Nicotto Town



犬。



ワンワン学園チワワ組?
動物もの、学園ものが売れ筋なのだろう。
ここまで無関係な物を露骨に組み合わせてくると、嫌悪感を越えて笑ってしまうものだ。

さてわんわん繋がりで。
今日は犬の病気を理由にキャンセルしたいというおばあちゃんの話を聞くこと20分。
1分で終わるだろその用件…とは決して口に出すことなく、犬の癲癇についてひたすら聞くのがサービス業である。
犬飼ったことないから何の共感もアドバイスもしてあげられないんだけどね!

で、20分かけてアタシが聞き出したいのはただ1つ。
「今キャンセルするの?それとも保留するの?」
ということ。
ウチとしてもやはり来て頂いた方が利益になるんですから。
ではまた次回のご利用を~の前に、多少は慰留するわけよ。
ご快復の兆しはいかがですか、あと○日間はキャンセル料金同額期間ですから今取り消す前に数日様子見という手段もございますよ、とこんな調子だ。
特に本人ではない別人の体調不良が原因の場合は、状況が好転すればすぐ参加可能になるケースも多いのでね。

さて、問題は今回の相手、犬である。
犬のお加減を問う質問は、十数年務めたアタシにとっても難題であった。
犬を飼ってる人ならば、そういうペットトークにも慣れているのだろう。
あいにくアタシが30年の人生で飼ったことがある生き物は、カブトムシと蚕だけだ。

犬のお加減はいかがでしょうか?
いやちょっと失礼だな。

犬様のお加減はいかがでしょうか?
生類憐みの令。

わんこのお加減はいかがでしょうか?
お客様本人はわんこと呼んでいらっしゃるしいくらかマシな気はするが、わんこ=ワン公という蔑称からきているという説もあるしな。

ポチのお加減はいかがでしょうか?
いやでもポチも大切なご家族の一員なのだから、やはりここは敬称で呼ぶべきか。

ポチ様のお加減はいかがでしょうか?
考えただけで吹き出した。

結局無難なところは「わんちゃん」なのかねぇ。
でも「わんちゃん」なら対義語は「にゃんちゃん」であってほしいんだけど、そこは「猫ちゃん」になる不思議。
そんなくだらないことやってる間に誕生日終わっちゃったよ!




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