Nicotto Town



絶対音感。

大人になってからめっきり使わなくなったよね。絶対音感って。
今日たまたま他の方のブログを見ていて思った。
使わなくなった、っていうのはちょっと違うか。
相変わらず持ってて、知らず知らず使ってはいるんだけど、別に何のメリットも感じないっていうのかな。
子どもの頃は音楽の授業の時なんかすごく便利だったんだけどねー。

後から身につけた人はあんまり困ることってないのかな。
アタシは生まれつきというか、物心付く前になってしまったので。
そもそも最初は自分が絶対音だってわからなかった。
っていうか世の中の人全員が「ド」の音は「ド」って聞こえてるもんだと思ってたのね。
今思えば、世の中みんな絶対音感だったら音痴なんて存在するはずがないのに。
どうも子どもの頃から鈍感だったらしい。

気づいたのは小学校でブラスバンドやってた時。
当時アタシが吹いてたのはアルトホルンで、E♭管だったのね。
先生がまた親切で、E♭での階名を書いた楽譜を配ったのさ。
本気で泣いたね。その時は。
だって先生が書いてる「ド」っていうのはアタシにとってどうしても「ミのフラット」なのに隣の席の子は全然わかってくれないし。
それまで音楽得意でできないことなかったのにこの楽譜が全く吹けないのも悔しいし。
何より「ミのフラット」を「ド」と言われることが生理的に気持ち悪い。
結局泣きながら吐いて保健室送りにされました。
家に帰って、親に話したら爆笑されて。
先生が書いた階名を全部修正液で消して音名で書き直してくれた途端何もかも治ったけど。
絶対音感だって気づいてたんなら先に一言教えてよ、親。

もう20年も付き合ってきたから慣れっこだけど、たまに不便だなぁって思うこともあるよね。
テレビ出てる歌手の音痴が気になるときとか。
気を抜くと人の話し声も音で聞こえちゃうから、不意に話しかけられると「もう1回言って」ってなったり。
あと川の流れの音とか鳥のさえずりとかまで「ドレミファソ」で聞こえると何となく風流な感じが薄れる気がしない?
今となっては便利なのはせいぜいカラオケの時くらいかなぁ。
あ、車の故障の音とかに少し敏感かも。「いつもより半音低い!」みたいな。
…書いてていらない気がしてきたな、この力。

そういえば上のブラスバンドで配られた課題曲は「ルパン三世」と「未来予想図Ⅱ」でした。
ルパンの曲に歌詞があるのを知ったのもその時が初めて。
「真っ赤な薔薇はあいつの唇~♪」って当時の小学校もずいぶん勇気あったよね。

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2009/01/08 12:49
○いくじろうさん
無意識なんですけど、音種が全然違うと和音として捉えてはいないみたいです。
うまく言えないけど耳がいっぱいある感じ。
たとえば冷蔵庫の音だと1つめの耳が「バタン」って聞いてる横で、2つめの耳が「ミソド」って聞いてて。
さらにその横で3つめの耳が車の音を捉えてるような、そんな感じです。

でも↓のコメントみて音で良かったと心底思いました。
他の人が何でもない場面で、自分だけ変なにおいが気になったりしたらすごく嫌ですね。
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2009/01/07 21:50
絶対音感、僕も欲しいなと、何で無いんだろうと、
思ったときがあったけど、大変なんだね。
冷蔵庫とかの音と、外を走っている車の音とかが
不協和音になっちゃったりするんですか?

あと、共感覚っていうんですか?音とか形に色や
においが付いてしまうっていう。
あれも、「感受性が強い」うらやましい才能かなと
思うんだけど、一方で、悲しくないところで泣いたり、
ぜんぜん大丈夫なのに臭っちゃったりするのかな
と考えたら、めんどくさいですね。

ピアノとか習っていたんですか?





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