Nicotto Town


陽猫のいろいろ


予測通り、景気の悪化は夏までって事のようです

自動車産業の生産調整も落ち着いて、春からはすこしずつ増産に移行
出来そうだというヒヤリング結果が出たそうです。

国会が、政局睨みの政治家によって、停滞している間にも、なんとか、
市場は市場で回復を図っている様子なので、安心しました。

去年の年末に立てた予測どおり、景気の悪化は夏までで、それからは
回復していくというシナリオを進めるために、皆が着実にやるべき事を行
っているということなんだと思います。

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http://news.nifty.com/cs/economy/stockdetail/reuters-JAPAN-366523/1.htm
日銀は生産底打ち見極めへ、在庫調整進展や中国需要回復で
2009年2月24日(火)13時50分配信 ロイター
 [東京 24日 ロイター] 日銀は生産の底打ちを見極める態勢に入った。在庫調整は自動車産業を中心に1─3月でほぼめどがつくと判断する企業が出てきたことや、財政政策に伴う中国の需要回復の動きなど、前向きの材料が出始めたことから、国内製造業の足元の減産幅が縮小するかどうか注視している。
 27日発表の1月鉱工業生産統計で示される2月の生産予測から、減産計画が縮小に向かっていることが明確になれば、春から夏にかけて生産が下げ止まりの局面に入り、夏場から景気回復のシナリオに入ることができると見ている。ただ、生産底打ち後も、国際金融資本市場が安定に向かうか不透明感が濃いだけでなく、国内の雇用・所得が本格的に悪化した場合、個人消費のルートからの景気下押し圧力が懸念され、景気回復には乗り越えるべきハードルが多い。
 <大幅減産局面脱するか、生産統計に注目>
 ある日銀幹部は最近の景気情勢について「年末までに比べると、不透明感がわずかだが薄らぎ、光明も見えてきたかもしれない」との認識を示している。海外、国内ともに需要の底打ちや商品市況の回復、在庫調整の進展といった話題が少しずつ聞えはじめ、国内生産の底打ちにつながる可能性が出てきたためだ。
 日銀が景気判断の指標として重視している生産は、12月に前月比9.8%の減少と過去最大の落ち込みとなった。速報段階での予測指数は1月が同9.1%減、2月が4.7%減と公表されており、3月が横ばいとしても1─3月は前期比20.3%減と、10─12月の12.0%減を上回る未曾有の落ち込みとなる見通しが示された。
 日銀では、企業の生産計画のヒヤリングから、生産の減少幅が2月生産分から圧縮される可能性もあるとみている。10─12月に自動車産業を中心に大幅な減産を実施したことで、在庫調整が進展してきたため、減産をやや緩めて適性在庫に近づけていく段階に入る企業も出てきたとみている。
 生産計画の明確な上方修正となれば、1─3月の減産幅は20%の大幅な落ち込みにはならず、4─6月から生産底打ち局面に入るとみている。トヨタ自動車<7203.T>は年明け以降、販売台数の減少を上回るペースで減産を進め、2月からは前年比半減まで国内の生産台数を落としていたが、大幅な減産を進めてきた国内工場の生産水準を、5月に引き上げる方針を明らかにした。在庫調整の進展が見込めるほか、新車の導入を予定しているためだ。

--- 中略 ---

 <国内景気回復には、不透明要因多く>
 2、3月の鉱工業生産で生産底打ちの兆候が出てくれば、日銀では4─6月期から製造業の前期比減産幅は縮小、年後半には明確なプラスに転じていくという見通しを持っている。
 ただ、中国や米国の政策効果がどの程度需要回復につながるのか、金融市場が安定するのか、日銀は不確実性が高いとの慎重な姿勢を崩していない。
 さらに生産の底打ち、増加に道筋がみえても、雇用や所得の悪化はこれから本格化するというマイナス要因もある。08年度収益の悪化が夏のボーナスに大きく影響するか、製造業の失業者が非製造業でどの程度吸収されるか、その行方次第では最終需要がさらに落ち込む可能性も否定できない。日銀では生産が底打ちしても、その後の回復過程の道程はまだまだ不透明だとみている。
 (ロイター日本語ニュース 中川 泉)
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