日本人拉致事件と大韓航空機爆破事件
- カテゴリ:ニュース
- 2009/03/11 10:39:42
北朝鮮による大韓航空機爆破事件があったからこそ、
日本人拉致事件を社会認知させるキッカケになったのだけれど、
大韓航空機爆破事件があるからこそ、田口八重子さんが帰って
これないのだといわれている。
北朝鮮が、ソウルオリンピックの開催妨害を行う為に、大韓航空機
爆破事件を起こしたということは、公然の秘密扱いとなっているので
元北朝鮮の工作員であり、実行犯の一人である金元死刑囚の事は
北朝鮮は知らぬ存ぜぬと突っぱねているそうです。
そんな中、韓国の大統領が変わり、韓国の北朝鮮への政策が変わ
ったことから、金元死刑囚と田口八重子さんの息子さんとの面会が
出来るようになりました。
金元死刑囚が、どの程度の情報をもっているのか、また、どの程度
公開してくれるのかによって、今後の展開が変わってくるのだと、
関係者は期待を寄せています。
一部情報によると、韓国政府が金元死刑囚から、北朝鮮にとって、
大韓航空機爆破事件の都合の悪い情報を聞き出していて、立場上
その扱いに困り、金元死刑囚に自由にしゃべらせて、日本に委ねよ
うとしている、という話もあります。
一日も早く、拉致被害にあわれた方々が日本に帰って来られる事
を切に願います。
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http://mainichi.jp/select/jiken/news/20090311k0000m040051000c.html
拉致被害:横田さん「解決にプラス」…田口さん家族の面会
北朝鮮による拉致被害者家族会前代表の横田滋さん(76)は10日、東京都内での外国特派員との懇談後に報道陣の取材に応じ、金賢姫(キムヒョンヒ)元死刑囚(47)と教育係だった拉致被害者の田口八重子さん(行方不明時22歳)の家族との面会について「拉致問題解決のためにはプラスになると思う」と期待を示した。
横田さんは、金元死刑囚と面会する田口さんの長男の飯塚耕一郎さん(32)について「耕一郎さんは、自分のお母さんがどんな人か実感がなく、『田口八重子さん』と呼んでいるが、(金元死刑囚から)お母さんの話を聞くと『お母さん』と言えるような感じになると思う」と述べた。
また金元死刑囚の元同僚で、横田めぐみさん(行方不明時13歳)が日本語を教えたとされる金淑姫(キムスクヒ)という偽名の女性工作員については「(めぐみさんが)現在どうなっているか(の情報に)につながるかなどはよく分からない」と述べた。【工藤哲】
毎日新聞 2009年3月10日 19時35分(最終更新 3月10日 20時25分)
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レスが遅れまして申し訳ございません。
>アメリカには株主代表訴訟という法律がないのでしょうか
そういえば、そうですね。
訴訟大国なのに、そういう訴訟が起きたとは聞きませんね。
もしかしたら、現状はないのかもしれませんね。
>ファンドマネージャーと言う人たちがつくづく高給取りだと分かりました。
ええ、そうなんですよね。
とはいえ、米国政府も、米国国民も、もう黙っていない状況なので、
こういう風潮も改善されていく流れになると思います。
(懲罰的法案が作られているというようなニュースを見ました)
レスが遅れまして申し訳ございません。
>おもしろいことが起きてるよ。
後日、ニュースを見ましたよ~。
その頃は、あまりネットにつながなかったので、リアルタイムに知らなくて、
とても残念です。
レスが遅れまして申し訳ございません。
>責任追求や詮索をしないという言質
そうですね、一つの手段としてはあると思います。
でも、実際問題として、北朝鮮は約束なんか守ったためしがないので
そういう手段をとったところで、拉致された方々が帰ってくるとは正直
思えないんですよね。
好き勝手言って自分の思い通りに事を進める国を相手の交渉事は、
本当に難しいですよね。
陽猫
『とてつもない日本』
という麻生首相の少し前の本知ってる?
おもしろいことが起きてるよ。
レジームチェンジが起こったり、武力による圧力があれば、拉致被害者の生命は危険に晒されるでしょう。
被害者家族と国民にその覚悟があるのか、もう一度問い直し、作戦を立て直すべきかもしれません。
>真相究明の妨げにならない事を祈るのみです。
そうですね。
でも、金賢姫氏の発言によれば、「北朝鮮のプライドを損ねないように交渉を」と
ありましたので、真相究明という北朝鮮を追い詰めるような方法では、拉致被害
者全員の帰国は、もしかしたら、難しいのかもしれません。
なんとも歯がゆいですよね。
それによって生じた空白の10年間が、真相究明の妨げにならない事を祈るのみです。
>すっごい数奇な運命の二人ですね。
そうですね。
北朝鮮による国家主導犯罪がなければ、お互いの存在自体、知る事も無かった
だろうということを考えると、数奇な運命という表現もわかります。
人生は、多かれ少なかれ、いろいろな偶然や人の思惑によって変わるのですが、
それでも、自分たちで切り開いていくしかないんですよね。
そういう意味からすれば、誰しもがやらなくちゃいけないことだとは言え、
やはり、彼らの不屈の歩みには敬意を感じます。
国家により無差別大量殺人の使命を与えられ、遂行した元スパイ。
その人に、あったこともない母親の話を聞く青年。