今日気になったニュース。

ネット新聞はどこも小沢氏か仙谷氏に関連するものばかりだったので、
何か別の記事はないかと探してみたところ、朝日新聞のネット記事に
こういうものを見つけた。

「菅内閣、麻生元首相をブラジル派遣　大統領就任式」
by朝日新聞(2010年12月25日4時17分)

あれ？このニュース随分前に見覚えがあるなぁと思って探してみたら、
あった、これだ！

「自民に秋波…首相、森氏と会談　麻生氏、特使で派遣　政府方針」
by産経新聞(2010年12月9日(木)8時0分)

産経ニュースでは、１０日以上前に政府案として決まった事が、やっと
内閣閣議で決定（というか承認されたんだろうね）したというニュースを
朝日新聞が記事にしたって、流れらしい。

このタイムラグは、まぁ、いつものごとく、菅氏が内閣閣僚の承認を得る
前に動いて、その動きから記者に記事にされたって流れなんでしょうね。

それはまぁともかく、

珍しく、菅内閣としては、評価できる決断だと思う。

私は常々、人材は内閣や与党内から、とわざわざ範囲を狭めなくとも、
野党からや無ｊ所属からでも良い人材がいるのであれば、その人を使えばいいし、
良い案（政策）を作れる人やグループがいるのであれば、その案を採用すれば
いいと思っているので、（極端な話、政策ごとに党が変わっても良いと思っている）
こういう、人材の使い方ならば、是非、これからも続けてほしいと思う。

鳩山氏のように、何のコネクションも持っていない人を、同じ党内で自身の友人
だからと安易に外国に派遣されたのでは、日本の国益を大きく損ねますからね。
だから、
今回のように、外交儀礼をきちんと踏まえて行動してくれると、私たちも安心でき
ますよね(^^)


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http://www.asahi.com/politics/update/1225/TKY201012240577.html

菅内閣、麻生元首相をブラジル派遣　大統領就任式

2010年12月25日4時17分
　菅内閣は２４日午前の閣議で、来年１月のブラジル大統領就任式に自民党の麻生太郎元首相を政府特使として派遣することを決定した。麻生氏は超党派の日本 ブラジル議員連盟会長を務めているが、野党議員が特使に任命されるのは異例。仙谷由人官房長官は同日午前の記者会見で「ブラジル側から首相もしくは首相級 が来てほしいとの要望があった。外交儀礼上もそうすべきだということで決めた」と説明した。
------------------------引用終了１

------------------------引用開始２
http://news.nifty.com/cs/headline/detail/sankei-snk20101209125/1.htm

自民に秋波…首相、森氏と会談　麻生氏、特使で派遣　政府方針

2010年12月9日(木)8時0分配信　産経新聞

　政府は８日、自民党の麻生太郎元首相を来年１月のブラジル大統領就任式に特使として派遣する方針を固めた。野党議員の特使は異例で、政権運営が行き詰まっている菅政権は首相経験者の外交手腕に期待を寄せるが、政府・民主党の外交のパイプが細い証左ともいえる。

　同党内では「なぜ政権交代前に厳しく追及してきた自民党になりふり構わず秋波を送るのか」（中堅）との不満も出ている。

　麻生氏は来年１月１日に首都ブラジリアで行われるルセフ新大統領の就任式に出席し、菅直人首相の祝意を伝達する。与党議員の派遣も検討されたが、超党派の日伯国会議員連盟会長を務めるなどブラジルとの関係が深い麻生氏に前原誠司外相が打診した。

　首相は８日には森喜朗元首相と会談し、硫黄島（東京都小笠原村）で戦死した旧日本兵の遺骨収集について「超党派で努力しなければならない」と協力を要請。１４日予定の硫黄島視察は首相と民主、自民両党などの議員が参加する極めて珍しいケースとなる。

　自民党には「政局的な思惑があるのではないか」（幹部）との警戒感も強い。仙谷由人官房長官らの問責決議可決を受け苦境に立たされているなか、野党との連携を模索する「からめ手」との見方だ。

　首相は１０月には福田康夫元首相とも会談し、１１月のアジア太平洋経済協力会議（ＡＰＥＣ）に関する指南を請うた。首相には「首相経験者の知見、パイプを生かさないのはもったいないとの考え」（政府高官）があるという。

　仙谷氏は８日の記者会見で硫黄島視察について「いろんなことの契機になればいい」と思わせぶりに語った。もっとも、ブラジル訪問に関し、官邸側から正式な要請をしなかったため、麻生氏サイドを不快がらせるなど、政府内の意思疎通の悪さもみせた。

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