米国務省日本部長が沖縄差別？－新聞ネット記事より
- カテゴリ：ニュース
- 2011/03/10 00:05:06
今朝から各社一斉に扱われているニュースです。
「米国務省日本部長が沖縄差別？ 「ごまかしの名人」「怠惰でゴーヤーも栽培できない」」（by産経ニュース）
このニュースを見たときに、感じたことは、
あぁ、メア氏は、マスメディアの手口に引っかけられているなぁ。ですね。
特に一昨年、嫌というほどこの手口を見てきましたから、見分けがつくよう
になってきました。
よほど、このメア氏が、マスメディアにとって嫌な事をしようとされていた
のか、言っていたのでしょう。
メア氏が正確に何を言ったのか知りませんが、
今、流れている情報は、断片的で言葉尻ばかりをとらえられています。
マスメディアが行う、いつもの、つまらない印象操作ですね。
ということは、メア氏の言われたとされる「沖縄」は、沖縄県民を指す言葉で
はないという事でしょう。
恐らく、メア氏が言われた全貌を出せば、全然違う論調になるのでしょう
から、是非、メア氏には全貌を公開して欲しいと思いますね。
※ネットで探したら、メア氏の講義を要約したものと言われる文章を見つけ
ました。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-174366-storytopic-3.html
メア氏講義メモ全文（日本語訳）
------------------------引用開始
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110306/amr11030617370004-n1.htm
米国務省日本部長が沖縄差別？ 「ごまかしの名人」「怠惰でゴーヤーも栽培できない」
2011.3.6 17:36米国務省のメア日本部長（前駐沖縄総領事）が昨年末、米大学生らに国務省内で行った講義で、「沖縄はごまかしの名人で怠惰」などと発言していたことが６日までに分かった。
メア氏は米軍普天間飛行場の移設問題など日米交渉に深く関与してきた人物の一人。複数の学生が作成した「発言録」によると、メア氏は「日本人は合意文化をゆすりの手段に使う」などと述べた。
沖縄については、日本政府に対する「ごまかしとゆすりの名人」「怠惰でゴーヤーも栽培できない」などと発言。普天間飛行場は「（住宅地に近い）福岡空港や伊丹空港と同じ」で特別に危険でないとし、日本政府は仲井真弘多・沖縄県知事に「お金が欲しいならサインしろ」と言うべきだと述べている。
メア氏は共同通信の取材に、講義は「オフレコ（公開しないこと）で行った」とし、発言録は「正確でも完全でもない」としている。（共同）
------------------------引用終了
＞沖縄（人）の所を「日本の左派」に言い換えれば問題なかったかも？
なんとなく、そう思いますよね。
日本の左派は、自身らが左派だって認識が薄いですから、今回のような
沖縄全土を巻き込むような反発は起こらなかったかも？？？
でも、今回翻訳されて流されている情報は、メア氏の講義を聞いた人の
要約メモですから、メア氏本人は「沖縄の人」という言い方を本当はして
いなかったという推測も可能なんですよね～。
本人が弁明出来ない状況なんで、今のところ真相はやぶの中ってこと
になるんですが(>_<)
＞ある意味アメリカの本音だと思います。
ええ、そうでしょうね。
だからこそ、日本式に則って、素早い対応をしてきたのだろうと
思います。
この対応の素早さは、日本に合わせた形のような気がします。
------------------------引用開始
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011031000709
日本部長更迭「適切な措置」＝米次官補
キャンベル米国務次官補は１０日、都内の米大使館で記者会見し、沖縄県民を「ゆすりの名人」などと侮辱的に発言したケビン・メア前国務省日本部長が更迭された問題について、日米同盟の維持管理に対する責任などを踏まえ「適切な措置だったと受け止めている」と述べた。ただ、メア氏の発言内容の確認は避けた。
同次官補はこの中で、同日午前の松本剛明外相との会談で「米政府を代表して深くおわびする」と公式に謝罪表明したことを説明。「（発言は）米政府の政策や米国民の沖縄県民に対する深い敬意を反映したものではない」と重ねて強調した。 （2011/03/10-16:16）
------------------------引用終了
＞うちの地域の地方紙(多分配信元は共同通信)には、講義内容の要約とやらが掲載されていました。
であるならネットでも載っているはずだと思い、再度探したら、ありました(^^)
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-174366-storytopic-3.html
メア氏講義メモ全文（日本語訳）
こちらの文章を読んだ感想は、たぬきの休息さんとほぼ同じことを思いました。
ただ、一つメア氏が誤解されているなぁと思ったのは、沖縄の意見が一つであるかのような
扱いをしている事でしょう。
沖縄の意見は二分されている、その事を踏まえなければ、沖縄の二つの勢力によって揺れ
動く、意見のブレには、ついていけないですものね～(^_^;)
その上で、その折衷案が「大金」であることに、メア氏が気づくことが出来れば、もう少し言い
回しも変わったのかもしれませんね。
＞ゴーヤについては「特産といいながら他地域の方が多く生産しているのはどうなのか」と
＞いう趣旨だったようです。
そのようですね。
まぁ、農地の大きさの問題もありますから、一概には言えませんが、他県のものからしてみ
ればもっと生産高が上がっても良いのではないか思う数値に見えますから、ましてや
外国の人であるメア氏から見たら、考えられない印象を持たれたのでしょうね。
ただ、どうなんでしょうね。
南国地域の人は、農作よりも観光業に力を入れる傾向にありますから、それを怠惰の一言
で断ずることには、ちょっと抵抗を感じますよね。
紹介していただいた、ブログを見てきました。
農産業に力を入れている北海道県民からしてみたら、主要農産物にもっと力を入れられる
はずだとの意見も、一理あるとは思います。
おそらく、このブログ記事を書かれた人も言われている通り、農業に対する根本意識が違う
のであろうと、私も思います。
そして、「農業に対しての根本意識が違う」事に対しての、意見や感想すらも違うのであろう
と思いますね。
＞そのニュースの前日に、
＞「今年は天候不順でゴーヤが不作」って
今朝のテレビでもそういうニュースを流していますね。
沖縄が今ゴーヤ供給不足なのは、天候の影響だという印象を持たせたい
のであろうと思います。
沖縄農家の方が、冬にハウスでゴーヤを育てているところは大丈夫だけれ
ども、露地栽培をしているところは殆ど駄目なのだそうです。こういう現状を見ると
冬の生産高を上げたいと考えている農家の人が少ないという事なのでしょうね。
その内容が正確であるならば、「使っている言葉は悪いが、アメリカから見た日本を端的に表現しているなあ」というのが正直な感想。
沖縄が基地反対というスタンスを取りながらも基地があることによる、あるいは基地移転を前提とした補助金を無視できないという相反した対応を取っていること。
日本政府がアメリカとは同意したといいながら、沖縄に行けばまだ決定していないと話している矛盾。
アメリカが戦略的に沖縄基地を手放すつもりがないということ。
そんなことが反映されていたように思います。
今、手元にないので正確なニュアンスではお伝えできませんが。
ゴーヤについては「特産といいながら他地域の方が多く生産しているのはどうなのか」という趣旨だったようです。
このゴーヤの部分についてブログで書かれている方がおられたので参考までに。
いわゆる「プロ市民」についても少し触れています。
http://romeo-juliet.iza.ne.jp/blog/entry/2186930/
そのニュースの前日に、
「今年は天候不順でゴーヤが不作」って
9mm位の萎びたチンコみたいなゴーヤの映像をワザワザ流してたから
なんとかして、沖縄に目を向けさせようという意思も窺える。
オバマ級巨根戦艦の配備が必要だな。