以前から名前の挙がっていた方々が、意欲を見せていますね。

顔ぶれが顔ぶれなので、本人の力量という点では期待は出来ないのですが、
ただ、野田氏にしろ、馬淵氏にしろ、前原氏にしろ、自公との協力は欠かせないと
認識されているかたであれば、とりあえずは良しとしなければならないのかなぁと
思っています。

民主党は内政にしか興味はない上に、その内政すら些末な事にとらわれてばか
りなので、まともな政治が出来ていない。

だから、先日までのように、自公案というだけで、闇雲に反対するのではなく、
今現在のように、話し合いの場を設けて、より良い政策を導き出せる環境になって
もらえるのであれば、内政もですが、外交懸念である、世界経済危機に無策で対応
するような目も当てられない事態を避けられそうで、安堵しています。

正直、このまま菅政権が続いたら、本気で、日本国内で暴動が起きかねない事態
になっていただけに、いったいどうやって菅氏を封じ込めたのか、裏話を知りたい
ですね。

（今月末辞任話は菅氏の本心からの話ではないでしょうから）破れかぶれ解散になる
確率もないわけではありませんが、ただ、そうなったら菅氏は一般人ですからね。
二つもの事件容疑で訴えられている以上、逮捕拘束もありえるでしょうから、
ちょっと確率としては低いのかなぁと私は思っています。


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http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819499E3E6E2E2838DE3E6E2EAE0E2E3E3E2E2E2E2E2E2;n_cid=DSANY001
大連立、野田氏前向き・馬淵氏慎重…「ポスト菅」へ訴え
前原氏、復興増税に慎重姿勢
2011/8/14 20:20
　菅直人首相の後継を決める民主党代表選に向け、出馬を狙う候補者らは14日もテレビ出演などで自らの主張を訴えた。出馬する意向を固めた野田佳彦財務相は新政権の枠組みについて自民、公明両党などが閣僚を出す閣内協力の大連立が望ましいとの考えを強調。出馬に意欲を示す馬淵澄夫前国土交通相は大連立に慎重な見解を繰り返し「反増税」路線を鮮明にした。お盆休みを返上した「ポスト菅」の陣は熱さを増している。
　野田氏は14日のＮＨＫ番組で、新政権の枠組みについて「当然、連立も視野に入れていく。意思決定を迅速にして、お互い責任を持ち合う体制にした方がいい」と強調。自民、公明両党からも閣僚を出す閣内協力が望ましいとの考えを示した。東日本大震災の復興財源を賄う臨時増税に関しては、来年度からの実施も検討対象になるとの認識を示唆した。

　野田氏は10日発売の月刊誌に論文を寄稿したのに続き、13日にテレビ東京、14日にＮＨＫの番組に相次いで出演。周辺は「月末の代表選を想定し、自らの主張を訴える機会を増やした」と明かす。12日には国会議員会館の事務所でテレビ出演に備えて念入りに準備した。円高・ドル安の進行もあり、お盆休みでゆっくりしている暇はない。

　馬淵氏は14日、都内で記者団に自民党や公明党との大連立構想について「すべての可能性は排除はしないが現実的な対応は必要だ」と述べ、慎重な姿勢を示した。復興増税を巡っては「まずは景気回復だ。増税という負担を今示すべきではない」と改めて反対した。13、14両日は地元の奈良県入りし、街頭演説などで持論を訴えた。

　民主党の前原誠司前外相は14日のフジテレビ番組で、新政権の枠組みについて「大連立を１年程度は政策を決めてやるべきだ」と語った。東日本大震災の復興などを目的に期限を区切った大連立が望ましいとの考えを強調した。党代表選への自らの対応を巡っては「白紙」とするにとどめた。

　復興増税に関しては「この１、２年は増税は極めて慎重であるべきだ」と指摘。復興策の財源として、新政権で歳出見直しや「埋蔵金」の活用を検討するよう主張した。一方、2010年代半ばに消費税率を10％にする「社会保障と税の一体改革」の方針は変わらないとの認識も示した。

　民主党執行部は28日に代表選、31日に首相指名選挙を実施する段取りを描いている。ただ、岡田克也幹事長は14日、都内で記者団に、新代表が政権当初から自民、公明両党との大連立を目指す場合は政策協議に時間がかかることも想定し「９月にもう一度国会を開いて首相指名すればいい」と述べた。新首相の選出が９月にずれ込む可能性もあるとの認識を示した。
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