TPP
- カテゴリ:日記
- 2013/03/16 09:16:34
あーあ。
周りからの圧力に屈して、ついに参加表明してしまいましたね。
圧倒的不利でかつ、安倍政権が目指している所とは別の方向で
あることは分かりきっているTPP
「TPP会議で決まったことや交渉内容は、参加国しか見れない」
という事実と、
「だから、とりあえず参加してみないことには何もわからないから」
そんな言葉に、誤魔化されたか?
今までの民主党政権のつけを払う為に、ごり押しされたか?
終着点をどこに持って行っているのかしらないけれど、
安倍政権が目指している目標を見失わないでやってほしい。
もう、その一言しかないかな。
>順調な時には強気ですが逆境に弱いと評される安倍首相が日本不利と理解してから
>「一抜けた」と言えるかはかなり怪しいと思ってます。
まったくです。
いまさらな参加なので、おそらくいろいろな事をごり押しして参加することになるのでしょう
から、そういう事をやっておいて、一抜けたと、言えるとはとても思えないんですよね。
「日本基準は世界基準となりえない」
その事実をどのように考えているのか、何故、そうなのかを徹底して考えて、対策をとって
の参加表明ならば、まだ救いがありますが、、、
現在の所、安倍氏の口から出ているのは「私を信じて欲しい」だけだって事に、脱力してし
まいました。
安倍氏や安倍政権がやるしかないっていうのは事実ですが、だからといって、TPPに対して
何の対策表明もしていない状態で、信じて欲しいなんて言われても、”無対策”宣言をされて
いるようで、非常に不誠実だと私は思います。
「対中国のための経済圏の形成」みたいなことも言ってましたが、そんなものは今TPPに参加している国と個別交渉しても済む話なので、交渉が既に大詰めに入っていて日本の意見が通る余地がないと思われる交渉に参加しても意味がないです。
大きな交渉相手はアメリカなんでしょうけど、アメリカから日本への関税って既に低いものが多くて、逆に日本からアメリカ向けの方が高いのだとか。
アメリカの自動車業界が日本参加に反対するのもわかるような・・・
それでもオバマ大統領が進めたがっているのは農産業もそうですが、日本独自の商慣習や法制度への介入の方がメインなんじゃなかろうかと。
国民皆保険制度とか開放されると思いきや中々思惑通り進まない郵貯関連の資産の流動化とかアメリカにとってはビジネスチャンスですが日本にとって死活問題にならなければよいのですが。
順調な時には強気ですが逆境に弱いと評される安倍首相が日本不利と理解してから「一抜けた」と言えるかはかなり怪しいと思ってます。