イノシシとタウンページと私
- カテゴリ：お笑い
- 2008/12/20 21:50:59
今年一番笑ったこと、というお題ですが、いつも笑っているので
ちょっと思い出せません。
なので、笑われた話を一つ。
その日。
一緒に働いている義兄が、私を見つけ嬉しそうによって来た。
義兄は職務上、いつも眉間にしわを寄せて気忙しそうにしているのですが、
時々、（身内の気安さから）気分をリフレッシュさせる為か、私をからかって
遊ぶ癖がある人なので、笑顔を見た瞬間、あぁまた何か面白い話をする
のかなぁと、待っていると。
「陽猫、さっきＮＴＴの人と話したんだけどさ」
（うなずく）
「近所にね、今はもうやめているんだけど、イノシシを飼っていた
所があって、そこに、電話を引いていたのを止めなかったらしい
だよね」
「へぇ～、そうなんですか。でも、誰も住んでいないんでしょう？」
「そうなんだよ、今は誰も住んでいないんだけど、イノシシと電話
だけあるんだって」
（うなずく）
「ＮＴＴによると、電話登録している所にはタウンページを配らなきゃ
いけない規定なんだって。で、誰も住んでいなさそうなのに、もっ
たいないと思うんだけど、イノシシの世話に来る人はいるんだから
勝手には止められないしって、世間話をしたのさ」
（ふむふむ、これからが、本番ですね）
「でもさ、イノシシしかいない所にタウンページがあるって面白いと
思わない？やっぱさ、イノシシだから、つめの先が割れてる所に
挟んで電話帳のページをめくるんだろうね～」
「おー、イノシシが電話ですか～(笑)
どこにかけるんでしょうね。やっぱり、出前とかですかねー」
２人して、どこに電話をかけるのかと妄想して、ひとしきり笑う。
（と、ノったところで、ふと、思う。
イノシシのツメって割れてるけど、蟹のようにモノはつかめないの
よねぇ。と）
「ところでお兄さん。
イノシシのツメって自分では動かせないですよね？」
「まぁ、動かせないだろうね。」
「ページを挟むってことは無理だってことですよね～」
「じゃ～、どうやってめくるのよ」
「こうやってじゃないですか？」
顔を下に向け、左右に大きくふって、鼻先でめくっている様子の
ジェスチャーをする。
「ぶはははは～」
大爆笑しながら、去っていく義兄。
ノリ突っ込みではなく、ノリノリの私のジェスチャー話が、家族中に
知れ渡ったのは言うまでも無い。
＞サラッと書いていらっしゃるけれど、「いつも笑っている」ってすてきだ～～
お褒めの言葉、ありがとうございます。
でも、実は、困ることもあるんですよ～。
私、朝は苦手で朝食をとる前はいつもボーっとしているのですが、その時に
人と会うと”不機嫌だ”と、取られるんですよ。
怒っているわけじゃなく、低反応なだけなのですが、いつもニコニコしている
から、その姿からは程遠いのだそうです。
でもこればっかりは、急にテンションは上げられないので、こんなものだと
納得してもらうしかないのですが、、、家族でもない限り滅多に目にしない
姿なので、いつも遠巻きに見られています（悲）
そんな女性になりたいです♪
ほのぼのヽ（´▽｀*）ノ
＞いい家庭ですね
褒めていただいて、ありがとうございます。
いやー、こんなバカ話を書くべきかどうか？とちょっと悩んだのですが
コメントもらえて良かったです(^^)