新連載「建設エンジニアの苦悩編」をお届け♪

「道路」
「橋梁（きょうりょう）」
「トンネル」
「堤防」
「砂防（さぼう）」
「ダム」
「港湾（こうわん）」
「基礎」
「土工（どこう）」
「コンクリート」
「設計」
「測量」
「計画」
「管理」

それらを造るにあたり、必要な、ありとあらゆる専門知識・・・。国民の日常生活に密接に関わる建設エンジニア。その実態は努力しても中々、みとめてもらず、安月給（笑）で日々しのぎを削る男達。命がけの現場で働く事もある。過労で自殺した同僚も沢山いる。自分も過労で一度、倒れた。もう助からないと思ったが、再び起き上がり、誰からも評価されることがなくても、ひたすら知識を磨く日々。しかし、それでも

「良い物が造りたい！」
「少しでも安く造りたい！」
「安心、安全な公共の場を届けたい！」

そう、我々、エンジニアの苦悩や努力は人々に見えないところが逆に素晴らしいのではないか？今、時代が要求しているのは「金儲け」ではなく「人々から愛されるエンジニア」ではなかろうか。「愛されるエンジニア」「必要とされる人間」とは何か？自分なりに試行錯誤の毎日が続く・・・。

「人間性」
「誠実さ」
「高い技術力と専門知識」
「品質を見抜く確かな目」
「人を残す資質」

物作りにパーフェクトは無いかもしれないが、ひたすら続く試行錯誤。

今日は橋梁（きょうりょう）の品質確保の為、膨大なＣＤ（１２枚組）の報告書を精査する日々。うう・・・ディスプレイを見過ぎて目が痛い（笑）
入眠障害の為、疲労が激しいがコーヒーを飲みながら、資料をとりまとめていると、偉い上司に声をかけられる
（偉い上司）「○○（自分の本名）君、今、橋梁の調査やってくれているそうだね？」
（自分）「は、はい。今、○○の図面の精査、施工（せこう）数量から今後の塗装に必要な箇所の割り出しを行いました。しかし、それだけでは現状確認が出来ないので報告書を見ながら状況を確認しています」
※エクセルと一太郎で造った精査の結果を見てもらう
（偉い上司）「ふむ、続けてくれ」

ふう・・・真面目で偉い上司に声をかけられ疲れた。この巨大組織で生き残るには、高い技術力が要求されるな・・・自分、こんな巨大組織の中、生き残っていけるのだろうか。周りは優秀な方ばかり（悲）自分の課題は何だろう・・・やはり

「高い技術力と専門知識」
「品質を見抜く確かな目」
「人を残す資質」

だろう。仕事で死にかけたが、嬉しいことに、「人間性」と「誠実さ」は男女問わず定評があるようだ。職場での人間関係も安定してきた。重要な
「人を残す資質」
は児童書を書き続けて更に磨きをかけたい。誰も評価してもらえないだろうけど。（でも、ラジオは１万４０００人の方に聞いてもらったりして）

残すは・・・
「高い技術力と専門知識」
「品質を見抜く確かな目」

この、２つは現場にでて優秀な先輩方に話を聞き国家資格を取得して磨きをかけるしかないのかもしれない。来月から冷たい河川からの風にふかれながら重要構造物の点検に回りたい。もちろん、国家資格の勉強、児童書を書いて文学賞に応募することも忘れずに♪

さて、ここまで長文で駄文なブログを閲覧して下さった皆様へ質問！

「社会から必要とされる人間とは何か？」

皆様からの聡明なコメントお待ちしております。