Nicotto Town



休日以外(水曜以外)、ブログ短編小説、毎日更新

こんこん

「あ・・・」

さぁ、と風に散る楓。
その向こうに、緋色の和服を纏う、彼女がいた。
祠に向かい。
目を閉じて。
手を合わせ。
逆光にぼやけたその景色は、まるで聖域の様な異世界を思わせた。
僕の頬を叩く風すら、彼女の意思による物なのだと自然に認識してしまっていた。

『・・・まさか。』

僕が我に返る...

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愚者

愚かな私は

膝を折れば良いのに

敗北を覚りつつ

また立ち上がってしまう

しかし

最も愚かな所は

敗北を覚ってしまった事

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牙と爪

肌に食い込んだ

徐々に蝕んだ

終わりだと思った

終わりだと思ったのに

終わらせてもらえなかった


今日もまた

身を苛む苦痛の中

牙を持ち

爪を持ち

終わらせてはくれない

自分自身と戦い続ける。

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かかみもち

鏡餅を飾った。

1時間でひび割れした。

ところで、某ツンデレツインテアニメキャラの絵描いて

「これがホントのかがみ餅だ!」

とか言おうと思ったが、寸前で思いとどまった。

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あー

想像以上に、毎日一本短編書くって大変だった。

何だか後半はもう滅茶苦茶だ。

茶沢山なだけに。

暫くお休み。

気が向いたら書こうっと。

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