Nicotto Town


うみきょんの どこにもあってここにいない


日々のはざまについて、
地上でみた夢の記憶、
地中で見られた眠りのすきま、
絵画や小説、想像世界、花たちなどについて
静かに渡りを記述しています。

雁風呂、雁信、がちょうたちの便り

家鴨と鵞鳥が、すきだということ、
前回、かきました。
それで、なんとなく、季語などや、古典で出てくる「雁」ということばに
敏感になってしまって、
みかけるたびに、しらべたり。
前回も、かきましたが、「雁」(かり)
という言葉は、雁(がん)と同じ字ですが、
がんだけをさすのではなく、秋から冬にわたって...

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痛んだ海のコバルトグリーン

おはようございます。
今、リアで水やりをして、
こちらの庭も水やりしないといけないかしら?
と、のぞきにきたら。
わたし、島からはみだし、
海のうえにうかんでいるではありませんか。
黒い羽根があるからでしょうか。
せっかくなので、きりとったヒマワリを手にもって
うかびながら撮影。

海、すきなんです...

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妖精の通り道 2

前回、8月22日の続き。
「妖精が通ります」
最初に立て札を見つけたのは、じつはもう二週間以上前なのです。
バイトの途中で。
暑さとノルマでぼうっとなっているとき。
見つけたときは、ほんとにうれしかった。
たいせつな優しさをもらったみたいで。

そして、二週間ぶりにまた、やはり仕事で...

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妖精の通り道 1

外回り仕事の途中で。
ドアへ続く渡り廊下の入口に、小さな植え込み。
そこに紙製の立て札が。
「妖精が通ります」。

どんな妖精なのだろう?

それを見ている時、
アオスジアゲハが黒地に
鮮やかなエメラルドグリーンの羽根を
せわしげに羽ばたかせてやってきた。
尾長がギャッと小さな悲鳴のような鳴き声をあ...

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ダンセイニ 妖精族のむすめ (荒俣版)

 すこし訳があって、ダンセイニの『妖精族のむすめ』(荒俣宏・ちくま文庫)を読みなおした。ちなみに、最初にこちらで読んでしまったからか、河出書房文庫の訳は、まったく受け付けない。残念だ。河出のほうには、ダンセイニの本邦初訳のものもあるというのに。なんだか同じ内容だというのに、安っぽいファンタジーを読ん...

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