Nicotto Town


うみきょんの どこにもあってここにいない


日々のはざまについて、
地上でみた夢の記憶、
地中で見られた眠りのすきま、
絵画や小説、想像世界、花たちなどについて
静かに渡りを記述しています。

花火大会

ベランダから花火大会を見る。
四キロほど先の河原で。
向こう岸は隣の県の花火、小さい。
こちらのは大きく。
遅れてやってくる音。

二年ぶりだ。去年は震災の影響で
中止だったから。

大きな金色の尾を引く花火にやはり惹かれる。
けれども、半円ずつ色の違う花火の下で、
別の花火が滝のように。
星やハー...

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晩夏の蝉

アブラゼミとミンミンゼミの声が今を盛りと賑やかに聞こえる。
朝五時の薄暗い林の中、蜩もたまに混じって。
或いは真昼の日射しの中で木々をふるわせんばか りの鳴き声を聞く。
どちらがそれらしいだろう?
イメージとしては後者。
汗と日射しが肌の上で暑い混交をとげている、
そこにさらに混じる晩夏の音。

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金魚すくいの前に

早朝から肉体労働ふたつ、
午後のそれは、今、夏休みなのですが、
早朝のほうは、盆休みなしで、出ています。
(他の方々が盆休みをとられてしまったので…^^)
土曜も日曜も仕事だったので、今日が月曜日だという
実感がありません^^
火曜日か水曜日のような…。

あと、もうひと...

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ツクツクホーシ

つくつくほうし。
ヒグラシにくらべると、なぜかユーモラスに感じてしまう。
蝉としたら、必死に鳴いていて、
それどころではないのかもしれないけれど。
ツクツクホーシ、ツクツクホーシ。
お盆位から聞こえ始め、ああ夏もそろそろ終わりだなと思う。
秋告げ蝉。
ちなみに、わたしのなかでは、夏は8月31日まで。...

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ヒグラシ

朝五時前に家を出る。
日が短くなってくる。
だんだん夜っぽくなってきた。
まだ空がほの暗い。
少し前まで殆んど朝としか呼べなかった、いや朝だったのに。
暗さが残る林の中で、
ヒグラシの声が聞こえるようになる。
好きな声、
泣きたいような温もりのある声。
ヒグラシは私の中では黄昏の子の印象がある。
日...

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