Nicotto Town


うみきょんの どこにもあってここにいない


日々のはざまについて、
地上でみた夢の記憶、
地中で見られた眠りのすきま、
絵画や小説、想像世界、花たちなどについて
静かに渡りを記述しています。

「ファンタスティック 江戸絵画の夢と空想」2

府中市美術館「ファンタスティック 江戸絵画の夢と空想」(二〇一六年三月十二日─四月十日(前期)、四月十二日─五月八日(後期))、1から続き

 ちなみに出かけたのは前期展。
 展覧会の一章は「身のまわりにある別世界」。まさに章題だけでも、わたしが必要とする、大切ななにかだ。一章のなかで、さらに小見出...

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「ファンタスティック 江戸絵画の夢と空想展」1

 展覧会にでかけてきた。「ファンタスティック 江戸絵画の夢と空想」(二〇一六年三月十二日─四 月十日(前期)、四月十二日─五月八日(後期))、場所は府中市美術館。副題に「春の江戸絵画まつり」とある。多分、ここ数年は、春になるとなにかしらの 江戸の絵画に関する展覧会が開催されている。たとえば同シリーズ...

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わたしの旅は…その2(再興第100回院展)

 思いがけず横浜そごう美術館の「再興第一〇〇回 院展」(二〇一六年二月二十四日─三月二十七日)のチケットが二枚手に入ったので、土曜日に出かけてきた。
 これは明治三十一年に岡倉天心により創立された日本美術院(院展)に端を発する院展同人らの新作、受賞作、神奈川ゆかりの作家の入選作などからなる展覧会。
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重なる思い出が軽く明日へ─日本画の革新者たち展2

(1から続き)
 さて、まずは展覧会。
 チラシや紹介のHPなどから。
 「そごう美術館は新たな取り組みとして、日本各地の美術館の名品を紹介するシリーズをスタートします。その第一弾となるのが福井県立美術館の所蔵品展です。一九七七(昭和五十二)年に開館した福井県立美術館は、福井藩士を父に持ち、横浜に生...

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重なる思い出が軽く明日へ─日本画の革新者たち展1

 しばらくインフルエンザにかかっていて、高熱が四日ぐらい続いた。わたしは子どもの頃、よく扁桃腺を腫らして高熱を出していた。あの頃もしんどかったはずなのに、思い出としてながめると、楽しいものになっているのはどうしてなのだろう。苦しい、つばを飲みこむのも苦痛だったことも覚えている。だが、学校を休んで寝て...

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