Nicotto Town


アオイさんの日記


「マイホーム」カテで、部屋の小話を書いてます。
「自作小説」カテゴリでニコットタウンで暮らしているアオイさんの日記や小話などを載せています。
・全てフィクションですので、ニコットタウンで起こった出来事・住民とは一切関係のないお話になります。
 
「その他」で自己紹介を少し。

もうすぐ。

チョコビスケット、マシュマロのファッジ、ブルーベリーのアメリカンマフィンにスイートポテト。キャンディは作った事が無いから市販品で。

来月にハロウィンが迫ってきたから、お菓子をたくさん作っておいた。
お店で出す、限定の飲み物の試作もこの間成功したし、もう準備は万端。
あと、もうすぐやってくるこの街の...

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side ハロウィン・2

「アオイさん、眉間にしわがよっていますよ」
笑いながら声をかけてきたのはサハラだった。変なところをみられてしまったと頬を赤らめながらアオイはこんにちは、と頭を下げた。
「こんにちは、ところで、アオイさん。店で仮装パーティでもするんですか?」
ショウウィンドウとアオイを交互に眺めながらサハラがそう問い...

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side ハロウィン・1

「ハロウィン?」
「そう。街中はハロウィン仕様になってるのよ、もう」
そろそろ空気が肌寒くなってきたあるひ、お店にやってきたカスミが瞳を輝かせながらそう言った。
「もう数日したら街中仮装した人たちであふれかえるわよ、きっと」
今年はヴァンパイアの格好が流行みたいね、なんて事をおしゃべりするカスミに、...

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昼間の月

イサナさんとあえなくなって数日。
しゅんと落ち込んでいた私を、ヘイゼルさんが遊びに誘ってくれた。

広場の裏手にある高台に、お月見をする見晴らし台が出来たのだって。
そこに誘ってくれたの。
その時は満月が少し欠けたお月さま。
昼間なのに月が見えるなんて不思議ね。昼間はどこかでお休みをしていて、夜にな...

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side 夏の終わり・3

「でも街へ繰り出したのは不用意だったわね。言ってくれれば欲しいもの買ってあげたのに」
と言うフカに、だって、とイサナはむくれた
「そんなの実物を見て決めたいじゃない」
「その気持ちは分かるけど。もっと警戒をしなさいと言う意味よ。もうすぐ夏が終わるから、あいつらも焦っているのよ」
「そんなの、わかって...

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