side 夏の終わり・3
- カテゴリ:自作小説
- 2011/08/21 14:13:41
「でも街へ繰り出したのは不用意だったわね。言ってくれれば欲しいもの買ってあげたのに」
と言うフカに、だって、とイサナはむくれた
「そんなの実物を見て決めたいじゃない」
「その気持ちは分かるけど。もっと警戒をしなさいと言う意味よ。もうすぐ夏が終わるから、あいつらも焦っているのよ」
「そんなの、わかってるもん」
「分かっていないから言ってるんでしょう?」
そう言って、全くとフカは眉を寄せた。
「しばらく、身を隠しておいたほうが良いかもしれないわね。アオイさんの顔もあいつらにばれてしまったし」
ため息まじりのその言葉に、え、とアオイは思わず声を上げた。
「イサナさん、来なくなるんですか?」
「…そういうことになるわね」
むっつりとした表情で言うイサナに、アオイは泣きだしそうになった。
「折角、仲良くなったのに」
「別に、ずっと会えないわけじゃないよ。アオイが遊びに来ても良いわけだし」
「でも」
夏が終われば、海の底へ行く道は閉ざされてしまうと聞いた。
途方に暮れた子供のような、そんな様子のアオイにイサナは苦笑を浮かべて言った。
「私の事忘れないでいて。そうすればまた、一年後、海への道は開くから」
―――――――
夏が終わる前に書けて良かったです。
というか、でも海開きはまだ続くんですね…?
まあいいか。
お返事遅れましてごめんなさい。コメントありがとうございます~
イサナさんは人気者だったのね~。と今更ながらに感じてます^^
ありがたいことだわ~^^
帽子を被ればバレない!確かに!!w
夏の暑さにやられて、日記投稿が間遠になってしまったせいでイサナさんには色々してあげられなかったからなぁ。
と、復活も考え中です。
根が適当なので、イサナさんはひょっこりと帰ってくるかもしれないです(笑)
お手紙のやり取り、というのもいいですね^^
今タウンで流行の(?)フード付きのお洋服でもいいわ!
お面だってあるわー!
大丈夫。きっとバレない。
うーん。イサナちゃんにはなんとかしてアオイさんのお店に来て欲しいけれど
お手紙のやり取りなんてのもいい気がするなぁ。
小さな魚人の男の子かなんかがお手紙を届けてくれる
うーん。そういうのもいいよなあ (´◡`*)。oO
そうだよね!海に面しているものね!!w
アオイさんと同じくらいの年頃の女の子、というのはなかなかいなかったので、書いてて楽しかったので勿体ないなぁ…と思ってたのですw
そしてそうか!外伝!アリですねそれ!!w
とにやりとしてしまいました(*^_^*)
というか来て欲しい!w 来ようよ!w←
と言いつつ、会えない間のイベントにイサナちゃんを思ったり、タウンではこんなイベントをしてる頃、イサナちゃんは……と外伝的にエピソードを書いたり……というのも美味しいかなぁと思ってみたりw
一年は長いのか短いのか微妙な長さですからね。
でも夏だけじゃなくて、秋も冬もあるからそれぞれのタウンを書きたいというのもあるので…。
とはいえ。書いてる私が、イサナちゃんで書きたいものが出来ちゃったら何かを書くかもしれません(笑)
コメントありがとうございました!!
そうなんですよ…イベントを絡めるて書いていたらこんな罠が…!!
書いてる私も、そうか!もう海に入れないんだった!と気がついて。
でもこんなふうに書きながらも、話に出したりしたくなりそうな気がしてます(笑)
イサナさんエピソードはもっと書きたかったなぁと思うところもあるからなぁ。
コメントありがとうございました!!
一年も会うことを我慢出来るのかしら
耐えられるかしら・・・
すっごく、自信がありません><
そうか、イサナちゃん……(´・ω・`)
確認してみたら、竜宮城イベントは8月一杯でした。
終わったら海そのものにも入れなくなりそうですね~。
海もイサナちゃんも、来年までの暫しのお別れ……かな。