Nicotto Town


「時のかけら」


∑ToT 創作小説「WANTED」4


間、間に合わないーーー><
編集作業。
うーん昨夜もUPしていなかったのでうわーんどうしようっ
てことで、カテゴリ「自作小説」でなく「日記」としてちょっとだけUP。

「平行世界」
WANTED

第4話(仮)

 船の中は騒がしい。何時間もの間、船に乗っているため、退屈しのぎに騒いでいるのだ。

「……ディア?」

 何かを感じてシーフィラノがはっとして呟く。

 胸を過ぎる不安。アルカディアの身に何か起こったのか?
 気を集中するように瞳を閉じる。

「こっちか…」

 船を下りたシーフィラノは迷う素振りを見せることなく、どんどんと立ち並ぶ屋台の間を通り抜けていく。

 足は軽やかだが瞳には怒りの色が浮かんでいる。

 それに……誰も気づかない事がひとつ……。

 彼、シーフィラノの足元には普通の人間にはあるはずのもの、影がなかった…………。

 数人の男たちがコソコソと動いているのを見つけたシーフィラノは、あえて彼らの前に姿を現す。

「? どうした、坊主」

 見張りのようにキョロキョロと辺りを見渡す一人の男が姿を見つけて声をかける。

「いえ、ちょっとその先に用事があるんです」

と、無邪気に振る舞う。

「この先は行き止まりだよ。別の道を探しな」

 うっとうし気に追い払おうとした男の脇を、シーフィラノはスルリと通り抜けようとする。

「待て、このガキっ…」

 慌てて肩をつかんだ男は、次の瞬間スローモーションを見るように倒れていった。

 男の腕をとって投げ飛ばしたのは長身の青年。

 彼の姿を認めて、シーフィラノは笑みを浮かべた。

「シノ様、その身体で危険な真似はおやめください」

「大丈夫だ。それより彼女を」

 先へ進んだ男たちを追って、シーフィラノと青年は袋小路へと向かった。


    「続く」

明日にでもまとめてUP・・・できないかも><
明日は仕事が23時までのため、真夜中過ぎか3日の朝にでもUP。
 

アバター
2010/10/02 11:31
きになりゅぅ~w
アバター
2010/10/02 07:34
シノ様? シノはそんなにお偉いさんなのか?w




Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.