Nicotto Town


ふぉーすがともにあらんことを、あなたにも。


小説とヒト

人はなぜ小説を書くのでしょうか?

今回は小説を書くいきさつから
役割、そしてどうなるのかを考えていきます。

ニコタに限ったことかどうかは未確認ですが、
小説を書く人は多いです。

例えそれが

他人を癒す目的、

自分を癒す目的、

はたまたいらつくことがあって
それを(偏重ですが)客観的に描きたい場合、

いろいろあると思います。

特に、小説を書くにあたって、
自分を癒す目的は非常に大きいと思います。

ネットですから小説を書いたからといって
必ず返事がくるわけではありません。

かといってコメントの書きあいをしたからといって
特段何かが変化がある訳でもありません。

当然文章は小説ですから文自らが答えてくれる
訳でもありません。

自分に癒しを求めているからといって
それが自分に対する癒しなのか

またはそれが求めてた癒しなのか、
検討する術はありません。

他人を癒す目的で書く人は少ないと
思います。

というか、それこそ癒せたのならそれは
商売にすべきです。

かけがえのない価値を作ったのと同じ価値が
あります。

心理的に、小説を書くことは自分の探索にも
つながります。

今の心情を把握したり、精神状況を把握したり、
自分の書いた小説で浮き沈みしたり、

本当に求めてることってなんだろう、
って思うことよくあります。

小説を書いているととりとめのない
感情の渦に巻き込まれるというか、

自分の思考の波に飲み込まれていく
感じがしなくもない時もあります。

小説を書く理由はひとそれぞれ、
といっても、

それを探求するのもまた一つの作業なのではないか
と思います。

何かイライラすることがあって書く場合、
これは相当なパワーと労力を要します。

特に、脳の働きは重要といえるでしょう。
抽象度の高さが求められるでしょうね。

抽象度とは、物事を思考するときに
俯瞰(ふかん)して物事を見渡す時に必要な
能力とその度合いのことです。

抽象度について詳しくお知りになりたい方は、
苫米地英人氏の著書(自己開発系のもの)を
お読みいただくことをお勧めします。

話は逸れましたが、
何かにイライラして小説を書く場合、
それをストレス状況下で小説という
ひとつの抽象概念で表す訳ですから

相当な労力を要します。

よほど楽天的な方でもない限り無理な
気もしないでもありません。

苫米地氏の著書にも、
日常の自分とは違ったもう一人の自分を、
小説の中で描くと自分を客観視できる、

抽象度があがる、あるいは自分のなりたいもの
が見えてくる、等々書かれています。

日常に飽きたら、イライラしたら
小説に自分のことを書いて、

自分を客観視するきっかけになれば
いいことだと思います。


話は変わりますが
小説の中身を解析するには
非常な困難を要します。

特に自分が今書いた小説を読んで
自分の心理状況を推察する場合です。


僕もたまにしますが、
ただなんとなく、しか分かりません。

自分で書いた小説を自分で分析するのは
非常に難しいです。

どうしても自分では見えない盲点が存在するので、
それは他人に見てもらうしかありません。

コメントひとつ付けるにも、他人の心理状況を分析
してあげるのもひとつかもしれませんね。

小説には人1人1人の思いがこもっています。
その抽象世界は無限大といってもいいでしょう。


小説などの物語は、ギリシャ文学で出きったとも
言われていますが、

ほとんど似通った原点で描かれた小説が
多いのではないでしょうか。

まともな文体を成していないスラングの
趣味で書いたような小説はここでは除きますが、

だいたいの物語の原型はギリシャ・ラテン文学で
出きっています。

つまり、新しい物語を創造出来ているか、というと
そうでもない、というわけです。

構図など工夫する部分は小説にはたくさんありますが、
物語の展開としてはだいたいが一緒なわけです。

つまり小説で読ませる部分は、文体の表現と
文字・言葉の細やかさ、きらびやかさ、ということに
なると思います(苫米地氏の著書から若干引用)

どんな風に読ませるかは、
書き手の自由なのですが、

そこに上手く伝えられるかどうかの
壁もあります。

小説の出来以前に、書いた内容が
相手に伝わっているかどうかです。

その点文法(外国語も含めて)の学習も
必要になってくるわけです。

また、文章全体を書くにあたってですが、
本をたくさん読む、というのも重要です。

本を読んだだけ、表現は豊かになります。
昼下がりの午後に、ゆっくり本でも読む
習慣をつけると、

小説などを書く能力は向上するでしょう。


小説はひとつの発散手段です。
いろんな思い、いろんな考えが
その人の小説には詰まっています。

何気ない作品に思えても、
思いがけない発見が詰まっているかもしれません。

小説がもっと楽しめるよう、
みなさんがもっと楽しく小説を読めるよう、

願って今日はこの辺で終わることにします。

長い文でしたがありがとうございました。

感想・コメント等受け付けております(てかお願いします(蹴

今日もこんな長い文章が書けて楽しかったです。

小説に限らず、自分の考えていることを
文章にするのって楽しいというか、なんというかw

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2013/02/23 17:49
祈紫さん>

そうですねb本を読めば読むほど小説の深さは増しますb
自分も1年かけていろんな本読んできましたが、正直幅が狭いと思っていますw

まだ幅広く読む必要がありそうですねwこれでもひと段落したほうだと思っているのですがb

コメント感謝です^^
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2013/02/23 17:40

こんにちは、
初めまして、サークルから失礼します。
とてもalfonceさんのブログはためになりました。
私は現在趣味として小説を書いています。
新しい創造を作るには色んな本を読まないといけないですよね。
学校で習ってきた文法をフル活用して……。
そう考えると小説は書くのが大変と分かります。
コメントはあってもなくても、自分の自己満足でいいものが書ければいいと思うようになりました。
(ニコタで小説を書いてるからかもしれないですが:;)
alfonceさんのブログを読んでも噛み砕けない箇所はある自分はまだまだなんでしょうね…。
どうしたら読者に伝わるかを主点に置き一度書いてみようと思います。

また読ませていただきますね。

祈紫の鈴
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2013/02/23 15:50
SAPPYさんこんにちはb

投影するもの・・・・・・うーん深いですねーw
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2013/02/23 15:40
通りすがり失礼します。

違うかもしれないけれど似たようなことをぼやぁーと思っていて、ニコブロに書いてみたり。
「小説」の部分はきっとほかの言葉に置き換えることもできるんだろうなと思います。
音楽だとか、絵画だとか、今週のブログテーマである「アニメ」でもいい。

ふと「映画は見るものではなく、投影するものだ」という言葉を思い出しました。




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