Nicotto Town


ふぉーすがともにあらんことを、あなたにも。


小説と虚題

さて、難しいお題になってしまいましたが^^;

まず小説の定義から、

書きものすべてってことでよろしいですかね?w

虚題の定義:

表向きには見えない真実(事実)の題 ということに
しておきましょう。

まず小説を書くにあたっては
前に書いた稿の通り、

思った事を書くというのが
大事になってきます。

自分の今の環境であったり、
経験であったり、

はたまた、今に隠された真実の題であったり。

いろいろなテーマが浮かぶと思います。

書き物はよく書いている人の状況や考えていることが
よく反映されると云いますが、

主題には書き手そのものがよく反映されている、といっても
いいでしょう。

虚題、についてですが

小説などの読み物はよく表の題と裏の事を描きがちですが、
表の題には見えない真実の読み物(事実のほうが語弊が少なくていいが)

にしときましょう。

小説には主題があります。

ない場合は、ただの虚構になってしまいます。

それを読み解くのに何十時間もの時間を要するため、
虚題という持ってき方にしました。

物事の考え方によっては、

箱の中から物事を取り出すのは不可能、という
見方もできます。

つまり、箱の中から取り出して観測できない、
といったケースです。

量子力学ではシュレディンガーの猫、という
観測性にまつわる逸話が存在しますが、

事実の中から、フタを開けて実際に事実を取り出して観測
することは不可能、といった論点です。

量子力学自体では、
扱うものが細かすぎて

観測したときに正確に観測できていない、という
量子力学の観測の不確実性という法則も(←名前うろ覚え)

あるのですが、

小説でも価値観が個体によって違うので
正確に虚題(主題)が読み取れるかどうか不確定、という
問題をはらんでいます。

小説を読み手の感情を豊かにするための道具、
といってしまったらそこまでで終わりですが、

小説を書き物と定義したので
ここではその論点は避けたいと思います。

小説には虚題があるので、
それを読み解くのは大変難題なわけですが、

特に作者の意図・意志を読み取るのは
非常に高い技術を要します。

特に、詳細なところまで書かれた奥深い詩や
戯曲などの作品は、読み取るのもなかなか難しいものです。

小説は、主題が嘘になってしまうと虚構になってしまいます。
つまり、読み取れるまでは、というか

それが明かされるまでは、それは虚題
という意味です。

箱の中のものを取り出すのが難しいのと同じで、
小説の虚題は大きさを測るのも難しければ、

サイズ、重量、スケールを計るのも難しいです。正直。

小説の虚題を探る上で、三つの方法が考えられます。

観測してみる

ただ見てるだけで内容を観察します。
それによって、隠れた虚題を炙り出すかのごとく
見出すことを指します。


スケールしてみる

何か対称スケールになるものを探して
大きさの比較、すなわち差異を見出すものです。

デフォルメとも言えるかもしれません。
キャラの比較などがそれに当たります。
(場当たり的にアニメなどの話題になった場合)


論推する

こんな日本語はないかもしれませんが、
論題を組み立てて内容の推測と把握に
努めます。

論評して、推理するといった感じです。
虚題として読む小説などの読み物の他に、

多数の参考資料を要求するといったのも
特徴かもしれません。


以上が
隠された虚題を探す上で必要な手段の例です。

虚題としては、見つけられたくないのかも
しれません、

あるいは、

観測され論推されるのを待っているのかもしれません。

このテーマの書き物の推測は、
実際の同スケールのものなら何にでも応用が利くと思います。

概念上、隠された虚題というのは必ずといっていいほど
存在するので、

量子の観測性の法則と似たような感じで
用いて運用することが出来るのではないか、と
思います。

つまり、物事は見えないうちは嘘、というのが
このテーマの虚題になります。

主題は、あくまでも表の張りぼてのようなテーマです。

その箱の中に隠されたのが虚題、
すなわち事実(本当のテーマということ)になります。

虚題は探るのが難しいものです。

そのスケールは巨大で、
拠大です。

よって立つ所が大きい、という意味です。

小説などの書き物には隠された意図というものが
あります。

というか、それが明かされるまで、隠されたものとして
存在し続けます。

そういうものを虚題と呼ぶ事にします。

プロットの議論に似たところもありますが、
(小説などのプロット(構図)のことです)

枠組みの話に対してこちらは概念理論といった感じの
議論になると思います。

つまり、思いに対して外枠のスケールという話に
なると思います。

なんか調子に乗って書いちゃってしまってる感が
してきてますが、

要は、小説には隠された虚題がある、という話です。

読み解くまでの量子の観測性の法則、みたいな
話と思っていてください。

行きつくところ、
見えない事実があることを前提に、
いかに物事を模索して進むか、

ということになると思います。

つまり、虚題と主題 ですね

研究のタイトルが主題(テーマ)なら、

虚題はその目的といったところでしょうか。


今日はこの辺で終わりたいと思います。
長い文でしたが読んで下さった方お疲れ様でした。

お読み頂いてありがとうございます。

感想等受け付けております。
よろしく気軽に感想等コメントいただけたら、と思います。

では。








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