Nicotto Town


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コンチネンタルとエキゾチック

コンチネンタルとエキゾチックの対比性について
書いていきたいと思います。

コンチネンタルとは大陸性、つまり
大陸的なおおらかな考え方、

狩猟民族的な発想を云います。

対称的に、

エキゾチックは

民族的、

南国・異国情緒、

他民族的といった
ある意味差別とも取れる言葉です。

(ヨーロッパの言語でエキゾチックなため)

英語の定義なので、

必然的に本土の人々と離島・辺ぴなところに住む人々、
という表現になると思います。

一般的にこの理論は、
大陸的な考え方と、

地方民族といった
ねちねちした地域文化のことを指します。


一般的にこの話をすると、
英語圏からの差別だと、とられて
しまうかもしれない理論ですが、

世界を体系付ける意味で、
非常に重要な概念です。

つまり、気候による民族性の特徴です。

ロシアは分類しにくいところですが、

北ヨーロッパと民族のルーツが同じだと
考え得るので、

一応大陸性(コンチネンタル)ということに
しておきましょう。

一方、ヨーロッパでエキゾチックなのは、

北アフリカ(チュニジア・アルジェリア・エジプト)
などの地域と、

サルデーニャ島などが挙げられると思います。

単に、ヨーロッパ大陸本土との距離、
という意味でです。

民族を分けて考えることによって
分類するのは

ギリシャ人植民によるケースもあるので
大変困難だと予想されます。

特に、その地域ではヨーロッパ人と
他民族との混血が進んでいると予想されるので、

地域性とその地理条件でしか定義できない
ことになります。

すなわち、
地理的な条件によって
大陸性民族か離島系民族に分類できる、

ということになります。

地理的条件は、
気候的条件をもたらします。

土地によって気候が違う、という
意味ですね。

気候が民族性に影響を与えるというのは
前に書いた投稿の通りですが、

むしろ民族が気候に影響を与えるという
見方も出来なくはありません。

辺ぴな言い方ですが、
人が土地を選ぶ、といった考え方です。

まあ、人主体の考え方ですね。

人間の書いた文章は人間しか
読めない訳ですから、

そこを言ってしまうと、
不毛な訳ですが。

人間以外に生物が居なければ、の
話です。

さて、話は戻りますが

気候が民族に影響を与えるのか
地理的条件が民族に影響を与えるのか

はたまた、民族間の力関係が民族に影響を与えるのか、

非常に微妙なところではありますが、

今回は気候的な条件で影響を与える、という議論で
いきたいと思います。

民族的に雨天などの多い、雨季乾季のある気候帯に
住んでいると、

穏やかな性格になりやすいです。

また、大陸性はその地域的領地紛争から、
敵対者には冷たい性格も一つ挙げられると思います。

その点、契約に主体をおいた思想が発達・発展
してきました。

ユダヤや、キリストの教えなどもその一つですね。

モーセの十戒などもその一つです。

まあ、要は大陸的な地域だと
地域間領土紛争が絶えないから
仲良くしましょう(=契約)しましょう。

という訳です。

その点、離島民族的な
地域では

契約などといった、

社会経済学的・哲学的に
合法な方法で

公平な約定をするという風土は
あまり根付かなかったと思われます。

歴史をたどると、
話がオリエンタルまでいってしまうので、

歴史的考察は避けますが、

そのコンチネンタルとエキゾチックのなにが
問題か、というわけです。

つまり、日本の教科書用語で南北問題です。

民族的差別問題に直結する訳ですね。

それを定義したのが、日本では
コンチネンタルとエキゾチックしかないので、

その時点で英語なので、
南北問題的には差別です。

もちろん、民族問題的には
現用国際共通言語として英語が標榜されている
ので、

英語が不便か、といったらそうではありません。

ただ、これらの問題を一括で定義するならば、

コンチネンタルとアイランディッシュにするべきです。

つまり、大陸民族と異民族、ではなく
大陸民族と離島民族、という定義にすべきなのです。

そうすれば、一連の民族間問題になることなども
一括して解決できるのではないでしょうか。

離れているからこそ、不便なので交易を要求する。

大陸性だからこそ、生産性と量産性を売りにだす。

現にアメリカ合衆国の農業政策がそれに当たります。
(近頃は、南米の穀類にもバイオエタノール関係で
手を付け始めているようですが。)

必要と供給の関係で、社会性というものは
成り立っていくべきではないでしょうか。

今日はこの辺で終わりたいと思います。

長い文でしたが読んで下さった方
ありがとうございましたbb

アバター
2013/03/07 07:45
そうですね。

おおよその観念はあっていると思います。

ただ、言いたかったのは 異民族という定義が嫌いだったからです。

文の主本としてはヨーロッパ白人主義による世界支配のことを言いたかった
だけです。

離島民族ならば、差別はないと思うのですが。
アバター
2013/03/06 23:19
はじめまして、こんにちは。
興味深いブログだったので、いくつか読ませていただきました。

気候が人に影響を及ぼすというのは、確かにきく話で、
「曇りや雨の多い地域では自殺率が高い」という仮説もあるそうです。
大陸性についても、ヨーロッパだけでなく、中国なんかも領土紛争の歴史、契約観念があるなと感じました。
モンゴルなんかは、大陸にありますが、
契約の観念がなく、中国商人相手に契約書をあまり理解しないまま
承諾したところ、たくさんの土地を失ってしまったという話もききますね。


コンチネンタルとエキゾチック。
これを的確に表す言葉は確かに、日本にはないかと思います。
この場合、日本はエキゾチックにはいるほうですからね。
日本は、異文化と分類できる相手が多すぎますので、
そういう包括できる言葉はなかったかなと思います。なので、アジアン雑貨とかヨーロピアンスタイルとか
アメリカンなんとか、とかいうように個別にあるいはカテゴライズしているかなと感じます。
(日本でいうエキゾチックはアフリカや中東方面に使われることが多いのかな)


私は、エキゾチックとコンチネンタルの境界上にあるのは、
相手の文化が(ここだとヨーロッパ人あるいは白人からみて)
自分の文化と近いと考えるか、遠いと考えるかという主観だと感じました。
(alfonceさんが違うことを意味していたらすみません。)

なので、alfonceさんの意味するところは、
ヨーロッパを前提とした議論だったので
もしや白人中心主義のようなもの、あるいはヨーロッパ中心主義をさしているのかなと思いました。


そして、疑問なのが
大陸民族と離島民族と定義しなおすことで、何が変わるのでしょうか?

線引きを変えたのみで、
世の中に数多ある民族や国を二分して区別することには、変わらないとも
思うのですが…。




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