小説とスコトーマ
- カテゴリ:20代
- 2013/04/05 16:14:35
小説・詩文のお題を集めてやっておるわけですが、
今日は小説とスコトーマ(盲点)についてです。
スコトーマとは、盲点のことです。特に心理学的盲点のことを指します。
この世の中(現実)には、たくさんの情報が存在します。
そのひとつひとつを認識していては、脳が追いつかないのです(疲れます)。
なので意図的にみえないものをつくってしまう。
意図的に見たくないものを見えなくしてしまう。
人間の脳はそうなっているのです(→苫米地英人氏の著書から引用)
さて、小説とスコトーマですが
こうやって小説・詩文のお題とりをしているとふと思うことがあります。
どうしてそのお題を選んだのか、と
ようは、自分のリクエストした詩文と相手のスタンスが噛み合っていない
という現象です。
具体的に説明すると、
小説・詩文になるところをあらかじめイメージして提案したのか、
という点です。
ようは全体像ができあがっているか否かなのです。
リクエストする側の全体像が出来上がってないと、なかなかうまく書けません。
私はピースから組み立てるのですが、
それでも手間はかかります。(もちろん提案してくれる側の人への文句ではありません)
式にすると 全体像≒ピース(リクエスト)×レトリック(修辞句)
になります。
ようはリクエストのピースからレトリックをあわせて詩文を組み立てている
わけですが、
全体像をリクエストする側の人には、あらかじめ用意しておいていただく
必要があるわけです。
イメージのバトンみたいな感じですね。
ただのリクエスト(ピース)だと、なかなkイメージがキャプチャーしづらい。
ピースからでも組み立てられるのですが、
やっぱり好奇心に満ちたリクエストがうれしいですね。