議会民主制の怪
- カテゴリ:20代
- 2013/05/18 20:45:09
まぁ、今の日本の政治は成り立っていないわけですが……
って言ってもなんのことかさっぱりですよね~
というわけで、今回は
議会民主制の機能不全
ということでお送りしたいと思います~b
日本に限った話ですが、
議会の様子……
というよりニュースで分かる範囲なのですが
国会で多数派を取った議員(政党)が
するすると法案を通していく……
おかしくないですか……?
本来、というかシステム的には
どういう法案なのかを十分話しあって
通すかどうか を決めるはずなのに……
多数派を取った議員(政党)が1,2票の僅差でも
平気で法案を通していく……
これってどうなんでしょうか?
確かに、少数の直接民主制なら
多数決がルールですから
僅かな差でも通るのは分かりますb
ですが、この大きな国(といっても1億2000万弱ですが)
の法案を決めるのに
予め選挙で決まった結果が
議会にもそのまま反映されて……
これが子供議会ならいいのでしょうが
重大な物事を決めるのに
あまりにもお粗末過ぎやしないでしょうか?
……というわけで今回の問題提起は、
議会民主制の問題点 ですb
分かりにくい方はここで質問をw
……ハイ
では次
先ほどのように(というか現状は)
議会の多数派が思い通りの法案を通してしまう
問題点ですが
端的な話、
政治家までもが
選挙は単なるレースとしか
捉えていない点にありますb
(票集めの宣伝的な話はここでは
勘案しないものとしますb)
選挙はレースではありません。
国民の意思を反映させる重要な機会なのです。
まぁ、ここまで議員定数が多いと
そもそもまともに機能していない
ともとれるのですが
(↑ここがミソなのです)
話を先に進めてしまいますが、
議会民主制自体
いずれ腐敗する運命にある
と言えるのですb
数が多ければ多いほど
破たんするスピードは
早まるのですが、
今の日本の問題点は
その議会が機能不全ということに
誰も気がつかない という点。
そもそもこの問題提起の根本は、
議会が多数派によって
どんどん法案を通されてしまうという
まぁ、ズブの素人が初見の人が見たら
誰もが目を疑いたくなる光景です。
それに慣れ切ってしまうと
まったくそのことに気がつかなく
なってしまうのですが
今の日本を含め
議会民主制の腐敗しているところでは
更に悪化して
国会議員が正義のヒーローか
というぐらいのところまで
扱いがおかしくなっている
という点にあります。
本来議員は批判にさらされて
しかるべきなのですが、
どうでもいいニュースや
スキャンダルで解任されるという
まったく不可解な事象が
平気で起きているのです。
この腐敗を止めようとすると、
まず不可能です。
方向を変えてしまえばよいのですが
結論としては
少数の地方自治・
少数議会制にして
統治圧力(権力)の分散を図る
というものです。
今言われている連邦制だとか
~州 とかいう流れも全部これです。
ある程度物量が整ってきたら、
今度は少数に分割して
「賢く」統治するというのが
地方分権・少数議会制の
骨子なのですが、
経済が成熟しきった日本は
まさに今この制度を導入して
下降線に向かうべき時期に来ている
とも言えるのです。
意見がまとまってきた大人が
だんだん最低限の口数で意見を言うように
なるのと一緒です。
成熟してきたら、統治機構をスマートにするべき
なのです。
というわけで、
今日は権力(エントロピー)の成熟と
統治機構のスマート化について
お送りしてきたわけですが
いかがでしょうか?
議会の腐敗に始まり、
地方分権の話に落ち着いたわけですが
少数派の意見も採用されるような
そんな議会制度を求めたいものですが……
みなさんはどう思われているでしょうか?w
特に意見しろというわけではありませんが
感想等お待ちしておりますb
なお、「ここが分からない!」などの
ロジックの補てんもここで受け付けていますので
遠慮せずにコメントしてくださいb
ロジック(理論)は方法なので、
ひとつの言いたいことの表現方法なのです~
相手を説得する場合に、必要になるもので
考え方に整合性を持たせるときに非常に重要になるのです~
(これもロジックですがb)
ちょっと検索してみます。
私は、どちらかというと直情的にブログを書くので
(ちょうど、今日の「そこまで言って委員会」の事を書きました)
理論的なのは苦手でして(^^ゞ
夜分恐れ入りました。
ありがたいのです。
読み方なんて人それぞれですから、
こういう意見があるのは最初から分かっていた話ですb
この項で書いたことは、
「日本を捨てよ」「利権の亡者を黙らせろ」/苫米地英人著
で書いてありますので
ぜひとも読んでいただきたいものです。
よき意見はよき解釈を求めるもの、
人の意見なんてそれぞれです。
ただ、それをいかに行政に反映するか
というところで
こういう文章になったわけです。
ただ、方向性は共感できます。
分からなくても遠慮せずにコメントという事だったので、
しつこくなりました。
議会民主制(議会制)への問題提起ですから
直接民主制や
小規模政府は
あくまでも解決策なわけです。
文章の論旨としては、
多すぎる議員定数と
世襲などで完全利権団体・派閥化した
住民とほとんど関係ないような議員が
予め賛成多数が確約された国会で
法案を論議するのはどうか―――ということなのです。
参議院でも自民党は勝つみたいなことを言ってますが、
そんなことをされたらまともな議論なんてなされません。
ただでさえ衆議院の優越権で形無しの二院制なのですから、
そんなことをされたら独裁政権となんら変わりがありません。
議会民主制の怪とは、このことを指しているのです。
(そういう風に書きましたb)
言いたい事が(私なりに)見えてきました。
確かに混沌とした例を出しました。
感情と理論をごちゃまぜにする私の悪い部分でした、すいません。
ただ制度設計だけで済まされても(ブログがその意図なら尊重しますが)
だから「言うは易し」と言ったんです。
鈴木宗男のロシアからのパイプガスとか、青山繁晴のメタンハイドレートとか、
後者は成果を出してますけどね。
実例は大事ですよ。私の引き合いに出した話は的外れなのは分かりますが。
設計図は(青写真は、大風呂敷は)誰にでも書ける。
これも特定の誰かの事ではないですよ。
現状、見た限りでは日本の政治は
端の行政まで利権団体。
橋本氏のやっていることも、
行政マフィアとしか思えません。
地方分権だけ、全員共通しているところなのですが
それは当たり前の話で
誰に言わせても政府の小規模化が必要なのは
必然なのです。
この提案について言えば、
ドラスティックではなく
むしろ反対の緻密な行政が出来るはずです。
当然、制度の提案なので
上手くいくとは確証していません。
物事に絶対解などないので
よりよいシステムを目指すためには
というところでこのシステムを推しているのです。
(なのでこのことで政治的混乱が起きるのなら、
積極的に参加する気でいます。政治家になるという意味では
ありません。)
制度設計の話ですから、
実例がどうあろうとそれは別の話なのです。
最初は誰でも未来はバラ色です。
ですが、制度設計の話はまったく別―――。
基本のシステムを論理的に考えて、
ダメだったらまたやりなおせばよいのです。
ただ、今言われている方法で一番良さそうなのは
小さな政府や直接民主制です。
制度設計の話なので、実例の話はほとんど関係ないように思えるのですが
気のせいでしょうか?w
競争するのは、行政・自治体であって
消費者・住民ではありません。
それに、銃や麻薬は論外です。
個人的には、カジノも反対です。
アメリカの制度を真似るだけであって、
文化を真似るとは一言も言ってません。
地方分権の提案は、何十年も前からなされているものです。
現に欧米では地方分権・少数直接民主制・少数議会は当たり前なのです。
銃や麻薬はそれとは関係ありません。
それらを禁止する法律があるのなら、
共産主義でもいいわけです。
民主主義と混沌とした自由を混同してはなりません。
民主主義は理念なのです。
混沌とした実例を示されても困ります。
問題は、国民が政治にアクセスできない
参加できないことなのです。
政治に住民が直接参加し、
思い通りの生活を送ることが目的なのです。
大麻漬けになるためではありません。
それこそ、他人に迷惑さえ掛けなければよいのですから
暗い洞窟のなかで山奥に篭って吸うのなら
なんら迷惑になりません。
行政側としては、問題でしょうが。
巷で噂の、カジノやら銃やらは
全面的に反対です。
政策には理由があり、
より良くするためのものですから
ガン・オブ・ザ・キャバレーのアメリカで
それはやってくださいと言いたいところです。
それはさておき……。
競争するのは自治体ですから、
よいよいサービスを目指すためのものです。
というか、そもそも競争原理を導入するのは
腐敗利権と政治の滞りをなくすためであり
行政が本来のサービスをしっかり行えていれば
そもそも直接民主制でもいいわけです。
よく民主主義は混乱するんじゃないか
という声が聞かれますが、
直接民主制を取り入れるために
行政を小さくするのです。
政府が小さければ、
住民の声が反映しやすい。
現に民主主義の概念はそこから来ています。
日本に足りないのは、政治に参加しようという人が
少ないことです。
電力自由化はいいと思います。
競争に勝てばいいんですが、負債を抱えた自治体は「自業自得」と切り離すのでしょうか?
まあそういうケースもあると思いますが。
アメリカで実現されてる事をそのまま日本にあてはめていいのでしょうか?
それでバラ色ですか?
銃と麻薬で汚れた国のマネをする必要はないと思います。
大阪はカジノ解禁とか、北九州は銃解禁、東京は麻薬解禁とか
勝手に決められても笑えません。
日本をアムステルダムにすべきではありません。
すべてに反対ではありません。
>国会で多数派を取った議員(政党)が
するすると法案を通していく……
おかしくないですか……?
本来、というかシステム的には
どういう法案なのかを十分話しあって
通すかどうか を決めるはずなのに……
多数派を取った議員(政党)が1,2票の僅差でも
平気で法案を通していく……
これってどうなんでしょうか?
確かに、少数の直接民主制なら
多数決がルールですから
僅かな差でも通るのは分かりますb
ですが、この大きな国(といっても1億2000万弱ですが)
の法案を決めるのに
予め選挙で決まった結果が
議会にもそのまま反映されて……
これが子供議会ならいいのでしょうが
重大な物事を決めるのに
あまりにもお粗末過ぎやしないでしょうか?
この疑問の部分は同感です。解決策には全面賛成ではないです。
でも、「言うは易し」ですから。
別にalfonceさんのことではなく、誰でもです。
比例代表制は、法律か憲法違反だと書いてありましたb
(「日本を捨てよ」「利権の亡者を黙らせろ」(多分)/苫米地英人著)
選ばれていない人でも、当選できるからですねb
民主主義の根本に立ち戻れば、小選挙区制がベストなのです(いまのところは)
一票の格差も、是正しなければなりませんね。
地方分権については、地域格差を生むのが狙いだったりしますb
つまり、差をつけることで競争を生む。
政府も、電力会社自由化と同様
自由に選べるようにするべきです
(ケータイ会社を選ぶのと同じ)
好きな行政システムを選び
好きなところに納税するのです。
こうして競争を生めば
自然といいサービスになるはずですb
ex.お年寄り向け・子供サービス向け・福祉向け・文化向けなど
個人で自由に政府を選べるようにするのが狙いですが、
そうすることが自由につながるのです
(行政が理由で自由を制限されることがない)
今のをまとめると、
競争を生むことで地域格差をなくす
というものです。
(現段階では、地方分権を入れないと
むしろ地域格差が激しい)
東京ばっかりがいいと思われてるから
地価・物価も上がるし
地域格差が激しいのです。
(愛知・大阪は落ち着いて住める など
そういう特色を出していけばいい)
実際に自由に政府を選ぶ、
地方分権といったことは
アメリカで実現されています。
州ごとに法律が違うのです。
(今経済施策が厳しいので、
全米共通の法律など協議されていますが)
なにはともあれ、地方分権は一昔の概念で
すでに海外では実現されていることなのですb
あまり深い意味ではないですが、議員もさることながら、政党が多いですね。
去年の年末など15前後あったような。
政策の対立した2つの政党があれば「小選挙区比例代表制」も生きるでしょうが、
日本は右も左もまとまりません。早く選挙制度を変えた方がいいでしょう。
地方分権は私は維新の会の地元大阪にいますが、やはり地域格差を生まないでしょうか?
どうしたら東京一極集中を避けられるか? 無理でしょうね。
いろんなものが集中しすぎてる。
議会を地方に分散化できてもカルチャーは無理です。
大阪の日本橋は東京の秋葉原になっていない。一例ですが。
稚拙な意見もうしわけありません。