Nicotto Town


ふぉーすがともにあらんことを、あなたにも。


小説について思ったこと2,3

小説を読んでいて思ったこと。

主題がはっきりしません。何を書きたいのかが

はっきりしません。何のために書いているのかが

はっきりしません。

ハイ、こんな感じなのです。


小説は、一つの商品(もの)として考えた場合

目的と主題が重要です。

なんのために書いたのか、

何がテーマなのか。

それがはっきりしないと

小説とは呼べないのです。

私小説です。

自分の思いを書いただけですから、

(その自分の考えが小説の主題として

ヘッジしていれば効果的です。文句なしです。)

かならずしも大きな目標・テーマとは

一致しません。

なので、私小説にもある程度の

目標とテーマが必要なのです。

テーマとは、主題のことです。

今日の会議のテーマ

のテーマとは違います。

この小説のテーマは、

のテーマです。

(会議のほうは

議題、です。

目的の意味合いが強いですね。)

目的ですが、

何を思わせる、

意図させる目的で

の目的で、

小説の目標にあたります。

つまり、主題とマッチしてリンクするもの

なのですが、

主題は、

小説のテーマです。

つまり、時代設定だとか

歴史戯題とか

象徴的な描きたいもの。

何を描くか、の

主題と

何をどう読ませたいのか

という目的が

しっかりマッチしていなければ

なりません。

主題がなくては、

適当な小説を書いただけに

見えるでしょう。

目的がなくては、

形だけの小説になってしまいます。

つまり、おもしろくない。

おもしろいかどうかを決めるのは

個人ですから、

いちいち決めているわけにも

いきませんが、

大概おもしろくなくなってしまう

ケースがおおい。

主題にしろ、目的にしろ

しっかりマッチさせた上で

リンクするのが重要なのです。


効果的な読ませ方として、

主題を読みやすい手近なものに

目的をいま重要だと思われること

に設定する方法があります。

一番手近な方法は、

自分のやりたいことや

自分のことを小説にすることです。

リアリティの欠如もありませんし、

多少創作が入っても

十分つじつま(整合性)を合わせることができます。

つまり、創作が入っていても

整合性の高い文章のできあがり

なわけです。

主題と目的にしぼって書きましたが、

主題なら、

読者が読みたいと思っているものに

マッチしているか

目的なら

それを踏まえた上でどの方向に

誘導したいか

がそれぞれ重要なのです。

たとえば、

イギリス植民地時代なら

1845年 イギリス

船乗りの生活を描く

主題は、

イギリス植民地時代

1800年代

目的は、

船乗りの生活を通じて

困った時にサバイブする方法の

エッセンスを伝える、となります。


これだけではなにかはっきりしませんが、

重要なのはこれをマッチリンクさせた上での

現象(話題性・物語そのもの)なのです。

今紹介したのはあくまで物語の骨子。

そっから脚注と解釈を広げるのが、

文法とレトリックです。

書き手の腕の見せ所ですね。

骨子はしっかりしたとして、

重要なのは肉付けです。

つまり、物語に厚みをつけるのは

文法とレトリック。

ですが、骨子がないと肉の付けようもないので

あえてこの文章では重要な項目に

主題と目的を挙げたわけです。

さっきの例を違うものにするなら、

現代

イジメを描く

でもいいわけです。

この場合、

現代(という時代)が

主題で

大抵の場合

経済難だとか

生活の行き詰まり

を示唆していると

取られる場合が多いです。

目的は、

イジメを描くことで

日常に隠れた大事なことを

描きたい(という目標があったとします)

でいいわけです。

主題と目的がしっかりしていれば、

小説に厚みがでます。

これらをまったく考えずに書いた場合、

小説は薄っぺらいままです。

それでもおもしろいのなら、

別にいいのですが。

大抵の場合、

それとみて分かるぐらい

薄っぺらい文章になってしまいます。


論理的な文章には、

当然筋書きと主題が求められます。

小説にも、

目的と主題が存在するわけです。

しかも、

小説の場合は

目的と主題がほぼ小説の外側にあります。

つまり、書く段階でそれがしっかり

していなければならない。

そこさえしっかりしれいれば、

それなりにおもしろい文章を

書ける確率は、

ずっと高まるわけです。


どうでしたか?

ざっと書きましたが、

小説を分解すると

このようになるのです。

適当に分解しましたが

これだけでもこれだけのことが

わかります。

単に、小説とはなにか

というと

謎が多いです。

私的な見方では

主題・目的を伴った

巨大スペクタクル

でしょうか。

小説は一目見て分かることは

少ないです。

ですが、

こうして分解すると

分かることは非常に多いのです。

以上で文章は終わりです。

何か感想あればお待ちしておりますb

アバター
2013/06/05 21:08

コメントありがとうございます◎

現在の作品はもう終盤なので、次、頑張ってみます\(^o^)/

アバター
2013/06/05 20:48
主題さえ決めてしまえば

あとは流れで書くだけなので

頑張ってみて下さいb応援してますb
アバター
2013/06/05 20:46

はじめまして。
広場より読ませていただきました。
自分で自作小説書いてるんですが、ちょくちょくそれるんです 汗
本題が… 汗
やはり本題からそれてしまうとだめなんですね…。

リンクさせる、マッチさせる ということを考えたことをなかったので、
参考にして今後頑張っていきたいと思います!!w

失礼しました、




Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.