Nicotto Town


ふぉーすがともにあらんことを、あなたにも。


次元の隙間にメスを入れるⅠ

次元の隙間にメスを入れる……

と題しまして、

今日は、次元のお話~。

次元っていっても、物理学などの

3次元、4次元とはちょっと違います。

物事の存在する単位、

すなわち、誰々の立場で考える、とか

何々の立場で考える、など

縦軸の考え方なのですね~

時間軸や、物事の横の広がりとはちょっと

違います~

パルテノン神殿があったとして、

それを屋根を取っ払って

上から並ぶ柱を眺めている感じです~

それが今日取り扱う次元です~

柱一個一個が、次元なのですね~

屋根があるとするなら、

その屋根(横一線の並び)が

おそらく時間軸です~

(その屋根の広さが、

その建物が出来るまでにかかった

時間とみていいでしょう~)


さて、今日取り扱うのは

柱一個一個ですが、

そこで重要なのは

その関連性についてです~

つまり、その柱一個一個の間に

どれだけ隙間があるか

ということ~

つまり、原子の間の隙間

あるいは、原子の中の

電子の間の隙間

にも例えられるかもしれません~b

そこで重要概念はこちら~

その隙間の関連性が

いかに全体への関連性へと影響しているか~

分かりやすく言うと、

原子の間の隙間が

どれだけ原子全体の領域に影響しているか

です~

隙間(a,b)とすると、

広範囲(x,y)との関連性は

2(a,b)=(x,y)

で表せます。

つまり、単純に2倍の広さということで

表したわけですねb

今2倍にしましたが

これは4倍でも、6倍でも

8倍でも12倍でもいいわけです。

14倍でもOKです。

ただ、偶数倍でないと都合が悪くなります~

3倍にすると、

隙間と広範囲の間に

もう一つ何か単位が入る余地を
与えてしまいます~

それでは不都合なので、

単純に偶数倍ということに

してます~

で、その隙間Aと

広範囲への影響Bが

どのように関連しているかというと~

A≦B

A≧B

A≠B

なのです~

つまり、それ以上でも

それ以下でもない~

はたまた、同じでもないのです~

まぁ、早い話空と同じなのですが……

隙間と広範囲の影響のバランスは

非常にとれていると言えるのです~

つまり、隙間のような細部までいくと

一部と全体がお互い邪魔することなく

憮然と存在しているのですね~

量子の観測不確定性は

このような場所から来ているのかもしれません~

つまり、隙間を開けないと

隙間の中で何がどのように

関連しているのかが見えない~

逆に言うと、

外から見てもなにも分からないわけです~

ちょうど、女子部員ばっかのテニス部が

部室では何やってるのかが分からないのと

一緒です~(ちょっと例えが悪いかもしれませんが~

外からは開けようがないので、

分からないのですが~

中ではどうなってるのかが

分からないわけです~

つまり、量子の観測不確定性は

外から開けても分からないから

起こる~

今日は、このように結論付けたいと

思います~

で、その量子の観測不確定性ですが

量子など細かいものになればなるほど

観測が出来ない(=結果が導き出せない)

というものです~

つまり、あまりに細かすぎて

観測自体が観測の妨げをする

というわけです~

ひよこや猫を観察するのに

似てます~

観測者に驚いて逃げてしまうから

ですね~

量子の世界では、

観測自体が量子を発生させ

正確には測れない

とも言われています~

この量子の不確定性の話、

なにが重要かというと、

実際物事のフタを開けてみるまでは

何も分からない

ということなのです~

つまり、フタの開けようもないから

不確定なのはしょうがないけど、

フタを開けたら開けたで

不確定になってごっちゃんごっちゃん~

というところで通常の人は

量子の世界からお手上げ~

なのではないでしょうか。

これを埋める考え方に、

論理的考え方

というものがあります。

つまり、物事のバランスを測りながら

間のロジックを埋めていく

こういう作業が必要なわけです。

ここで休憩ポイント①


……

論理的考え方を引き合いに

出しましたが、

何もかもよく分からない時は

論理的に考えてみることが重要

と言いたいわけです。

さっきの柱の話を整理するなら、

①柱がある。

②それらの間には隙間がある。

③その間の関連性が全体の

関連性も生み出している。

④その話は原子にも応用できる。

と、なります。

これだけ整理すると大分違います。

これが、事実の羅列。

論理的考え方では重要な要素ですね~

まず、事実の整理が重要というわけです~


休憩ポイント②

……

で、その事実の整理が何を生み出すか

というと……

その上の関連性

すなわち、

柱が並んだ階層から一個上の

屋根のレベルにまで行くわけです~

この発想を、抽象度と呼びます~

(ここは苫米地氏の著書から拝借しました~

別に苫米地氏が本でこういう例えをしているわけ

ではありませんが~)

漠然とした事実の上に、

屋根という共通する事象が乗っかる。

これは、建築学の話になってしまいそうです~

つまり、人は何故屋根を作ったかという話~

太古の昔は、かやぶき屋根だったはず~

それがどうして、石造りの平たい屋根を

作るようになったのか~

これを話すときりがなさそうです~

というわけで、次


休憩ポイント③

……

で、その柱の上に屋根が乗っかる

発想ですが

これを、共通する概念で括る

つまり、抽象度の発想なのですが

漠然と並んでいたものが

抽象度という概念で結ばれるわけです~

一つ、抽象度を上げると

整合性のあるものに見える

というやつです~

柱一個一個では何なのかが

分かりませんが、

その上に屋根が乗っかると、

神殿の柱

という大きな概念で結ばれるわけです~

柱一個一個が水分子なら、

神殿そのものはさしずめ1ℓの水

そのものです~

(まぁ、柱が何本あるか

とかは知ったことではありませんが~)

つまり、何でもそうですが

雑然としたものでも

視点を上げる(=一つ大きな概念でみる)と

整理された状況になる。

こういった関連性を、

ゲシュタルト と呼んでいるみたいですb

休憩ポイント④


……

さて、柱の関連性について説明しましたが

重要なのは

柱一個一個同士の隙間Tが

結局は大きなものの概念Uに関連している

つまり、柱がなければ建物は立たない

ということです。

柱一個一個をTとするなら、

神殿そのものはUです

つまり、

柱一個一個同士の隙間が

神殿を形作っている。

つまり、無駄なものなど

何もない

ということです。

全体を見渡す視点で考えると、

そうなるということです。

これを時系列で例えるなら、

時間ひとつひとつは

すべて現在であり、

過去であり、

未来でもある。

つまり、全部が今に凝縮されているわけです。

これを、苫米地氏は

「三千一念」の概念と同じである

と位置づけています。

つまるところ、過去も未来もない

ということになりますが、

重要なのは、

現在時制(柱一個)の感覚が(T)

時(U)の一部をかたどって

全部を作っているかというと

決してそうではない

ということです。

つまり、柱一個一個(T)が

時間なのであって、

全体の時間(U)を作っていない。

ということはその柱の隙間に

宇宙が生まれる可能性を示唆している

わけです。

もちろん、

これはあなたかもしれないし、

他人のかもしれない

私のかもしれないし、

誰の宇宙とも知れないのです。

ですが、

隙間を時間に例えると、

どこにでも宇宙が出来得る

というわけです。

なんだか訳が分からなくなって

しまいましたが~

つまりは、

時空間のどこにでも

宇宙が出来得る

というわけです。

逆に言うと、

現在物理学では時空間は

とても脆いものだと扱われている~

つまりは、その時空間ひっくるめて

ひとつの膜で表せるわけです~

これは、リサ・ランドール博士の

考えでもあります~


続く―――





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