Nicotto Town


ふぉーすがともにあらんことを、あなたにも。


次元の隙間にメスを入れるⅡ

膜の話になりましたが……

リサ・ランドール博士は

三次元の膜の上に、

私たちの住む次元も乗っかっている

と解釈しました~

(詳しくは関連著書をお読み下さい~)

ちょうどバス・カーテンの上の水滴にも

例えていましたね~

とにかく、

時間軸を無視すると

次元をひとつの膜で表せるわけです~

(本家物理学では、

これをどう扱っているのかは知りません~

時間軸を無視したかしなかったかにしろ、

現在有力なのは膜の上に宇宙が乗っかっている

という発想です~)

膜をどう扱うかと言えば、

ちょうどパルテノン神殿が乗っかっている

大陸としましょうか~

(バルカン半島なので

ユーラシア大陸ですね~)

これ以上は話が振り切られてしまうので

ほどほどにしておこうと

思いますが~

ちょうど向こうに、

アテネの街がある~

となれば

それは別の宇宙なわけです。

それは近いようで

だいぶ離れている。

今まで読んだ本では、

宇宙の間と間の隙間の広さ

についてはどこにも書かれていませんでしたが、

たぶん、「思えばいつでも行ける」

距離なのではないかと思います~

(逆に言うと、思わないといつまでたっても

行けないという条件つきです~)

人と人との距離は測れません。

ですが、古くから人は

人と人との距離を測ろうとしてきました。

もちろん、

物理的な意味と、精神的な意味で。

それを神殿に例えるなら、

柱一本一本の間であり、

また神殿そのものと他の神殿の間の

関係でもある。

もちろん、神殿とアテネの街の関連性でも

いいわけです。

これを例えるなら、

U≦0

U≧0

U≠0

つまり、全体Uは何者でもない

ということです。

これを、空の考え方と言います。

あるかもしれないし、

ないかもしれない。

だが、あえて言うとするならば

あるのかもしれない。

分かりにくい例えですが、

向こうに島があるとすれば

あるかもしれないし、

島はない。蜃気楼だ

としてしまえば島はないわけです。

これを勝手に、平衡と呼ぶことにします。

休憩ポイント①


……

空の状態を平衡とするなら、

それのバランスブレイカーは

仮 となります。

(この辺は「生と死の取り扱い説明書」

/苫米地氏著をお読み下さいb)

何かに依存する「仮」が

空のバランスを崩すなら、

その間は「中」になります。

……なんのことかさっぱりですねb

とにかく、空の状態が

安定していると言いたいわけです。

逆に言うと、

仮が入るとバランスを崩すから

「中」の状態が一番安定している。

古代哲学は、原子のことまで

見抜いていたわけです。

空の状態は、こうとも言える。

つまり、

他の影響が絡んでいるかも

しれないけど、

他の影響が絡んでいるとも言えない。

つまり、柱に雨風が当たっても

それによって朽ちるかどうかは

分からないということです。

現に、パルテノン神殿は今も残って

いますね~

最初、屋根がどうだったとかは

誰にも分からないわけです~

実際にその神殿に住んでみないと、

雨風が柱にどう影響しているかどうかは

誰にも分からないわけです~

これをさっきの島の話に

例えるなら、

休憩ポイント②

……

船に波風がどう影響しているか

どうかは誰にも分からないけど、

船がその波風で朽ちて沈むかどうかは

誰にも分からない

ということです。

つまり、

スターウォーズの

ミレニアム・ファルコンが

TIEファイターに撃墜されるか

どうかは誰にも分からないわけです。

(その辺は、物語という羅針盤が

大体の方向性を指し示してくれる

わけですが)

この状態を、

空間の平衡と呼びたいと思います。

特に、時系列上の

ここ!という点においての

空間の平衡です。

分かりやすく言うなら、

映画の1:33:35のここ!

という具合での

その時間ジャストの平衡です。

カットされたケーキで例えるなら、

映画の時間(全体)から

一部だけ切り出し、

そのケーキの断面を「平衡」

と呼んでいる状態です。

休憩ポイント③

……


その空間の平衡は、

層を含んでいます。

つまり、

クリームの層があるなら

クリームの層で

フルーツソースの層があるなら

フルーツソースの層で

スポンジの層があるなら

スポンジの層といった具合に

地層のように

ひとつの時系列でも

いろいろな要素をはらんでいるわけです。

つまり、

映画のワンシーンがあるとしたら、

その一コマ一コマが

ケーキの層と同じです。

時系列の説明は以上ですが……

休憩ポイント④

……

問題は、その空間の平衡が

ケーキの一片と同じということ。

誰に食べられて、誰の胃袋にいくかどうかは

誰にも分からないけど

すでにそうなったかどうかも

誰にも分からない

こう言ってはカオスですが、

空間の平衡自体は

現在に圧縮された時間を

表しているわけです。

つまり、そのケーキを

食べようとしているのは

大勢のうちのあなた。

他の大勢も、ケーキを食べようとしています。

つまり、

そのケーキは

荒波の上にいる帆船と同じです。

結局、荒波で朽ちるかもしれない

だけどどうなるかは分からない 状態の

帆船と同じわけです。

つまり、さっきの帆船の例えを

空間に応用するなら

さっき言ったように

空間の平衡

となるわけです。

休憩ポイント⑤

……

この空間の平衡が何を

表しているかというと、

現在時制で切り出した

時間とモノの現象そのもの

を表しているわけです。

つまり、ケーキそのもの。

時制上の現在は表しているのですが、

その時制上の現在は無限にある。

逆に言うと、

無制限に現在を

作り出すこともできるのです。

時系列で見ると、

そうなってしまいます~

休憩ポイント⑥

……

つまり、時間を作り出す

“モノ”の視点でいくと

「現在は無限にあるから

また現在を作っちゃえ」

になります。

これを個人に応用するなら

「今日やったことも明日やったことも

無限になるのだから

今日やろうと明日やろうと

どっちでもいいや~」

になります。

つまり、

限られた時系列の中

(平衡①)

で見るなら

時間は無限にある

ということになります。

逆にその適用範囲が

広範囲になると、

その広範囲からは

その時系列

(平衡①)は

限りなく限られたモノ

に見えるわけです。

ホールのケーキ一個と

カットされたケーキ一個

どちらが大きい?

となった場合に

明らかにホール一個のほうが

大きいわけです。

これを応用するなら、

ホールよりもカットのほうが

小さく見える。

さっきの話ではないですが

大きいものを見た場合に

限られた時系列

(平衡①)は、

小さく見えるわけです。

つまり、限定的。

そのケーキの中は無限かもしれませんが、

大きい場合を考えると、

小さく見える

というか、実際小さい。

空間の平衡は、

限りなく小さくも見える

ということです。


続く―――





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