物事に本質なんてあるのか?
- カテゴリ:20代
- 2013/06/11 16:39:13
物事に本質なんてあるのか?
というものです。
具体的には、
命題Dに本質の答えRがあるとして
それが本当かどうかを証明しろというものですが
数学の不完全性定理が証明されて以降、
基本的な答えは
正しい答えはない、ということになります。
まぁ、1+1が2であることを証明しろ
といっているのとある意味似ています。
答えが正しいかどうかを証明しろ
といっている時点では一緒ですが、
命題に本質というあやふやなもの
を問いにしている時点で少し違います。
結論からいうと、本質なんてないのかも
しれません。
命題Dに対して本質Rはありません。
本質が命題を上回って存在している可能性も、
命題の中に本質が包摂される可能性も
あるからです。
追加で証明するならば、
本質Rを補完する
論拠も、証拠も
すべて命題Dの中に含まれるとは
限らないからです。
答えとしては、
本質を知っているあなただけが
答えられる。
つまり、命題Dはあなた自身に
包摂されるということです。
問題がその人の範疇にないことは
ありませんから、
人体工学的な答え方をするなら
間違いなくあなた自身に命題D(問題)は含まれる
ということになるのでしょう。