小説にリアリティを持たせるには
- カテゴリ:20代
- 2013/06/13 21:11:40
小説にリアリティを持たせるには
現実のベクトルと同じにしてしまえば
いいのです。
つまり、現実のパラメータにあわせる
ということなのですが
ファンタジーなども現実のパラメータに
合わせることも指します。
つまり、リアルというものを知っていなければ
ファンタジーも書けないというわけです。
ファンタジーを扱ったものの中で代表的なのは
「スターウォーズ」でしょう。
全般的にリアルな設定という意味で
ファンタジーのリアリティにも
現実のメカニカルな分野が生きて
いることが分かります。
アメリカ人が映画の製作に優れていることも
分かります。
日本人にSFを作らせたら、
大抵はごっちゃになってしまいます。
なんにでも科学の裏付けは
必要というわけです。
一般的な科学の経験的知識が
あまりなくても、
全体的なエントロピーを
整えることによって
作品のリアリティを
維持することは可能です。
つまり、キーポイントの
科学的裏付けをしっかり
していればいいのです。
具体的には、
フリゲート艦が出てくる
歴史ものなら
フリゲート艦の装飾や外見
飢饉を取り扱うなら
食料事情や市場に出回っているもの。
神学生を描くなら
教会の外見や鐘楼のデザインなど
細部に直結するものを
出来るだけ詳細に描くことが
必要です。
作品の中核部分の
科学的裏付けのなさは
作品のリアリティそのものに
直結します。
作品の全体像が
リアルであれば、
作品にリアリティを
持たせることが可能です。
どれだけ短い作品でも、
登場人物の息遣いと
中核のもののデザインを
サボらなければ
リアリティを持たせることが
可能です。
逆に言うと、
登場するもののデザインが雑だと
描いたものも台無しになって
しまいます。
point
登場人物の息遣いを詳細描写する
中核に登場するもののデザインをサボらない