サークルで人が集まらない、長続きしない人へ
- カテゴリ:20代
- 2013/06/17 09:40:30
サークルを立てても何故活動が長続きしないか?
サークルを立てても思うように人が集まらない、
集まっても長続きしない
活動実態がない
等々の方多いと思いますb
今回はそんなサークル活動についてb
そもそも、このニコタは
100万都市といっても
1億3000万人中の50~70万人程度
で成り立っていますb
つまり、アカウント数では100人に一人が
参加していることになりますb
ですが、そのうち実数で
実際に参加している人はどれくらいでしょう?
おそらく、20~30万?
早くも、三分の一になってしまいましたb
数の上ではそのくらいが顧客層ということで、
今度はシステム上の話について
見ていきたいと思いますb
インターネットというのは、
非常に限られた世界です。
カテゴリや窓が無限にあるわけでなく、
検索というツールを使って
ある特定のページにたどり着くわけです。
その方法は非常にシンプル
かつ単純な経路になります。
つまり、調べているつもりで
実は最初から知っていたような
分かりきった情報にたどり着いているだけ
なのです。
人間の記憶は消えることはありません。
ですが、思い出せないとは
単に取り出せない状態を指しているのです。
インターネットの検索は、
自分の記憶を取り出すのと一緒ですb
たくさんある情報のなかから
一個を選び取っているわけではありません。
最初から絞り込んだ、一個か二個の情報から
一個を選び取っているだけなのです。
知識の集積場所と見れば、
インターネットは悪くありませんb
気に入った時に、“思い出したい”情報が
取り出せるので
検索窓にどんな文字を打ち込めば
どんな情報が出てくるか、が
分かっていれば
検索窓を使う価値もあります。
ただ、重要なのは
何かを探しに検索窓に適当な言葉を
打ち込むのは無駄
というわけです。
インターネット上では、
情報に付加する単位として
検索子というものがあります。
つまり、インターネットを関数とすると
これを入力すればこれが出る
というのがあらかじめ決まっているのです。
なのである意味完成された情報ネットワーク
ともとることが出来ます。
逆に言うと、
この完全性は
インターネットが入力した情報しか
見れない
という前提から成り立っています。
つまり、調べていないことは
調べられないのです。
玉手箱みたいになんでも出てくると
思ったら大間違いです。
あくまでも向こう岸で利用しているのは
同じ人間ですから、
(部分的)マジョリティの人間の情報しか
出ず、
少数派の情報はなかなか出ません、
ちなみに、インターネット上では
存在する情報すべてを
マイノリティと扱うのが普通です。
選択性のある情報において
マジョリティは存在しない
という立場です。
ニュースのように
メディアで堂々と横たわっている情報は
発信する側にとっては多少マジョリティかもしれません。
ですが、見なければそれを知ることはないので
結局はマイノリティです。
情報社会では、ほっておくとマイノリティに
なる傾向があるのです。
残されたリンゴの一切れには、
食べるか食べないか
の選択が発生します。
食べればそれは残った一個のマイノリティだった。
とも言えますし、
食べなければそれは今残っている
マイノリティのリンゴ
という見方もできます。
重要概念は、
情報社会ではすべてマイノリティになる
ということです。
もともと人間が一人一人違う考え方を
持っているので当然です。
ということは当然、
そのなかのつながりは希薄なもので
期待するほど見返りがない、
いわゆる非常に狭い関係性なのです。
ニコタも、非常に選択された狭い関係性なのですb
ご近所が密集している場所を
思い浮かべて下さいb
果たして、その中で誰かが何をやったから
といってご近所で噂になりますか?
ある程度広さがあるから噂も広がります。
限られた範囲では馴れ合いでしかないので、
限られた範囲の回答しか来ませんb
つまり、狭い間柄では何もかも馴れ合いに
なってしまうのです。
同じような人が集まっていても、
何も活動に興味を持てません。
インターネットのポータルサイトの
弱点は、そこにあります。
つまり、極端に似通った人しか
集まってこない。
つまり、その中で似通った人を
見つけようと思っても
大抵似た人しかいないので
違いを作る、見つけることが
難しくなってきます。
同じような人しかいない状況で
サークル活動をしろ
というほうがムリなのです。
ニコッとタウンが
ひとつの部分関数なら
出力されるのはある程度の共通項を持った
人たちだけです。
それを選んできているのだから当然です。
最初から人種を混ぜようとしない限り、
限りなく似通った人たち
ということになります。
つまり、ニコッとタウンという活動の場を
利用している時点で
思いっきり似通った人だらけになります。
もちろん、ここで取沙汰されるべきは
ネット上の人格です。
まぁ、アバターという形で
ネット上の人格を形成していますから
それが本人といっても過言ではないわけです。
(急に本人が写真を載せて、私です!みたいなことは
ありませんからね~)
つまり似通った人だらけの場所で
そういう活動をしろ
というのがムリなわけですが、
何もネットの集積に関する
ネットメーカーの不手際は
今に始まったことではありません。
ネットで有効となるのは、
あくまでゲーム(集積・統計含む)を通じた
経済活動か
アンケートなどに利用されることです。
最初からブログを集めて
サークルやって
なんてのは難しいわけですb
サークル専門の世界レベルのサイトなら
まだ意味はあります。
本来またげない境をまたげるので
インターネットの価値もあるというわけです。
そもそも、サークルを立てる時点で
誰が来てどんな人が来る
というのが分かっている時点で
サークルを立てる意味があるとは
思えません。
最初からごく限られた数の中で
ごく限られた部分関数の出力を
試しているだけなのです。
これが世界規模なら、
まだ話になります。
毎晩人が入れ替われば
それだけ情報の透明性は維持されます。
情報がクリアな状態が保たれるわけです。
なのでブログで何かこうが、
どんな小説を書こうが
見る人のカテゴリはだいたい一緒なわけです。
読む人も一緒、読む人のだいたいのカテゴリーも
一緒。
結局、ネットでやるならそれ専門のサイト
にいかないとダメなのです。
同じサイトでは、層が一緒になります。
ただ、そういう専門サイトにいちいち行くのは
煩わしい。
そういう動機で、
ニコっとタウンみたいなサイトが出来たのだ
と思いますが、
課金させてアバターを買わせて
それで収益を得るのなら
このサイトのやることは理にかなっています。
(仮想経済を作ってやりとりを楽しむ
という手段があるのは内緒です。
要望送っていますが向こうが理解するかどうか
は定かではありません)
サークルの運営ですが、
何か検索子になることを
おすすめしますb
つまり、こういうのがあったらいいな とか
こういうサークルがあったら人が集まるだろう とか
そういうサークルを作るのです。
検索子が増えれば、サイトとしてのボリュームが増えます。
新しい境地を開拓するには、
新規顧客の開拓しかないのです。
その方法のひとつとして、
サークルをネット公開にする手段もありますb
ネットの幅広いところから、
情報や利用者という「検索子」を
集めてこそ、
ネットの利用価値があります。
みなさんが利用しているのは
ニコッとタウンではなくネットです。
ニコッとタウンはあくまでネットの中の1ページでしかありません。
それだけで何かサイトが知ってそう、とか
勘違いしてしまいがちですが
あくまで似通った人だけを集めてサイトが
成り立っていることを忘れないで下さいb
限られているのも今に始まった話ではありません。
世界規模のサークルのサイトでないと
そもそも意味がないのです。
限られた範囲から、限られた情報しか抽出していないので
そもそも違う情報に行きつくのが難しいのです。
同じ部分関数(ニコッとタウンの住民)という出力の中では
同じ人しか出てきません。
根本的に違う人を見つけるのは不可能なのです。
最初から同じサイトに集まる人は
同じ部分関数で出力された人ですb
同じ部分関数でなければ、
出力しようがありませんb
共通項をダシにしようというつもりでしょうが、
そうはいきません。
これからは、インターネットは利用者が
選択する時代です。
もう、サイトに見せられたからといって
それを信用してはいけないのです。
この“ネットギャップ”を解決する方法に
情報の出力チャンネルを増やす
という方法があります。
URLのリンク・動画の掲載
放送局の開局など
開く門戸は無限にあります。
そうやって情報のパスを
増やすしかないのです。
情報の枝を増やすことによって
情報の広さが変わります。
双方向性のメディアにすることによって
出来ることが無限に広がります。
ネットによる情報の集積的圧縮も、
それによって避けることができます。
情報を流動的にすることによって、
体質の改善を図れるのです。
スタックした状況で一番怖いのは、
流れが滞る
改革のメスが入らないことです。
改善しようという気がなければ、
一向によくなりません。
メディアなどの向こう側は
思考停止させることによって
徹底的に操作を企んできます。
その操作に乗っかっては
いけないのです。
本来、どんな形態ととっていようと
(レンタルでない限り)
ネットのメディアは私たちのもの、です。
自分らの手にブログというメディアを
取り戻すことが重要です。
決して、ペーパーの一部として
運営側にブログを譲り渡してはならないのです。
ただ、サークル・ブログ主体の活動になるのなら
このサイトは間違っています。
そもそも検索制度がありませんし、
ブログのランキングもありませんb
ブログを書くことについて
なんのインセンティブもないのですb
(インセンティブ=誘因)
制度が整っていなければ、
活動の余地はありません。
ただ、私たちは
活動する場がないので
多少の有料サービスを利用して
ニコタに場所を間借りしているだけなのです。
本来、これと似たようなサービスで
上回るサービスがいくつもあったらどうしますか?
そっちに移住する人も出てくるでしょう。
ただ、今は選択の自由がありません。
似たようなサイトも、上回るサイトも
ないからです。
これは業界の談合としか思えません。
最初から分かりきってやっているのでしょう。
そもそも、限られた範囲でブログやサークル活動を
しても何も意味がないからです。
人がいないのに、
どうやってその中で違いを見出しますか?