FPSの精神疾患への影響
- カテゴリ:20代
- 2013/06/19 21:32:45
FPSと精神疾患です。
*FPSとは、シューティングゲームだと
思っていただければ結構です。
TPS(サードパーソン)よりは主観なので、
ある程度臨場感の移入が少ないので
安全だとも言えます。
ただ、連射すると目にも悪いですし
目によくないのは事実です。
狙うのになれるとそこまで
負担もかかりませんがb
FPSは、シューティングゲームなので
戦争がテーマのものが多いですが、
その主な要点は二つです。
ひとつは、
戦争状態において射撃で敵を倒すゲームで
あること
もうひとつは、
目の前にターゲットが群がることで
戦争と同じ状態になることです。
(精神医学的な学術定義は
定かではありません~)
今回は特に
オンラインモード
(ネットワークでインターネット上の
他プレイヤーとプレイすることを指す)
を取り扱うこととします。
まず、所感ですが
チャットを使うプレイヤーは
精神疾患の場合が多いです。
(もちろん印象であって、
かならずしもそうだと言える
わけではありません)
まぁ、チャットするから
分かるのであって
他にも行動パターンだけで
精神疾患と呼べるパターンも
なくはないです。
その大きな行動パターンは三つ。
1.とにかく敵に向かって突撃する。
2.やみくもに進む
3.コントロールが利いていない
外から分かることはこの3つです。
プレイする側からの感想でいうと
3つとも迷惑です。
そういう楽しみ方をしようと
思っている人には迷惑極まりません。
よって、プレイに起因した
行動パターンではないもの
という仮定が成り立ちます。
プレイ上合理的だから
やみくもなプレイをしているわけではないのです。
実地はここまで。
戦争ゲームは、
二つのパターンに分けられると
書きましたが、
ひとつは目の前の敵を
撃つということ。
もうひとつは、
目の前に的が群がることによって
戦争状態と同じ状態になることです。
もちろん、臨場感によって差はありますが
個人の範疇内において
戦争=的を倒す
という合理性が成り立つので
的が群がる=撃たなければならない
という状態が発生します。
これは冷静さを失わせる一因のひとつ
だったりします。
敵を撃つということは、
ゲームの根幹でもあります。
つまり、敵を撃つことがスコアにつながる
というある程度のインセンティブの循環を
もってして成り立っている場合です。
もちろん、ある程度プレイしていると
目標がスコアではなくなります。
プレイそのものが快感になる場合です。
この場合の快感とは、
脳幹(人間古来の本能=煩悩の部分です)
あるいは扁桃体(恐怖を感じる部分)が
関連する情動だと思われます。
つまり、理性の利いていない
乱暴なプレイにつながる場合が多いです。
ここでは、FPSのプレイによる
精神疾患などの影響が
日常など他に及ぼす可能性については
言及しないものとします。
リアルの問題(ゲーム自体・ゲームの内容の問題)と、
ファクトの問題(生活への影響)を
分けないといけないからです。
同じにしては、混ざってしまいます。
ここで重要なのは、
FPS自体が精神に影響しているかというと
かならずしもそうではないという点。
および、
FPSをプレイすることで
かならずしも精神疾患になるかというと
そうではないという点です。
つまり、FPSと精神疾患には
人間という媒体を通じない限り
精神疾患になるという関連性は
ないということになります。
つまり、他人の話を聞いたからといって
精神疾患にはならないという点です。
当たり前のことですが、重要です。
プレイの内容は、
精神に影響しますが
どちらが先なのかは定かではありません。
学術的には、
これだけやってこれだけデータがとれたのだから
悪影響かそうでないか
ということしか言えないと思います。
ただ、FPSをすることについては
なんら影響はないと思います。
要は、プレイ内容です。
もちろん、統計的にみて
これだけプレイすると
これだけ悪影響があるのは
言えると思います。
もちろん、いい影響も勘案されるべきですが。
媒体がゲームなので、
いい影響を悪影響が上回っていれば、
悪影響ということになります。
なので何も考えないプレイをしていれば
当然ゲームはほとんどの場合悪影響
ということになります。
もちろん、これは概略的にいったのであって
一個一個のゲームが悪影響がどうかというと
断定はできません。一個一個判定すれば
分かると思いますが。
とにかく、臨場感あるいは
精神に多大な影響を及ぼすゲームについては
精神に大きな影響があるのは
間違いないと思います。
ゲームでよく取り扱われるのは
ゲームの時間が長くなることで
コミュニケーション等に影響がでる。
あるいは、
ゲームの影響でコミュニケーションに
影響がでる
という場合です。
もちろん、人間が必死になって夢中であれば
同じような場合が容易に想定されるので
ゲームの影響とは言えないかもしれませんが
今のところデータで出ているのは
統計上ゲームがそのような影響を及ぼすのであって
その兆候がゲームによるものではないという点です。
もとからコミュニケーションに問題がある場合には
ゲームはなんらかの足しにはなると
思います。
ただ、FPSの際立った販売数と
社会的影響を見ると
かならずしもグレーゾーンで済ましては
ならない部分もあります。
それは今後の研究に期待するしかありません。
というか、結論はでないと思いますが。
ゲームの精神への影響は、
おそらくプレイ内容です。
そのなかでも、
その時の精神状態が影響する場合が多い。
基本的に、コントロールが利いていないと
危ないというわけです。
他でも一緒なので、ゲームだけ例外はありえません。
特に、そのなかでも興奮系を刺激する場合は
影響が結果的に強いと思われます。
なので大まかに言えることは、
12歳以下の子供に
そういったゲームをやらせないこと。
また、グロテスクな表現がある場合は
極論する話何歳になってもやるべきでは
ないという点です。
もちろん、多くの場合は
グロテスクな表現目的にやっている場合は
少ないと信じたいところです。
ですが、現状はそういった中毒の可能性も
否定できません。
ファクトを積むなら、
まずそういったゲームの影響時間・エリア
を極力減らし
影響を最小限にするといったことです。
もちろん、FPSが必ずしも全面的に
悪いこと
というわけではありません。
ですが、
今後なんらかの取り組みが必要に
なることは明らかでしょう。
何にでも、行き過ぎはよくありません。
ゲームだけ例外ということはないのです。