Nicotto Town


ふぉーすがともにあらんことを、あなたにも。


オスカー・ブラッドレー博士の記し書き Ⅱ-2

たまに知人に
お願いされて小説を書く。

私の描く世界は青色だが、
彼らの描く世界は水色

ということがよくある。

アメリカとフランスの違いだろうか。

ふとそう思った。


アメリカのイメージカラーが青なら、

フランスは水色だろう。

オリンピック・マルセイユも
水色のユニフォームである。

青が純潔を表すのなら、
水色は忠誠だろう。

そして赤が宣誓、

白は潔癖・清潔さ、だろう。

色にまつわる話は、
特に国旗の場合は事欠かない。

シンボルカラーは組織を

組織はシンボルカラーの方向性を決める。

色の由来は、組織の由来とも言える。

だが、その組織は色のニュアンスを
ほんとうに守っているのだろうか。

アメリカは戦争を重ねてきた。

それは自由のための戦争だったが、
なかには行き過ぎではないか、という
戦争もあった。

その戦争の色は、

青と赤色だろうか

赤と白色だろうか

黒と赤だろうか

黒と青色だろうか、

その季節に咲いた色彩は

その地方に描いた色彩は

果たしてその者たちが描きたかった
色彩は

何色なのであろうか。

ふと、小説を書く(打つ)手を止める、
今日は何月何日だろうか、何の記念日だろうか。


8月21日 サンティアゴ―真夏の猛暑の下、木陰の家で―――

アバター
2013/07/06 06:03
基本この世界は全て幻想というのが
分析哲学などの基本的な考え方ですb

人間の脳の認識だけで成り立っているからですねb
一切意識の介在しない物理空間を見られる人はいませんb

なので人間の脳でしか認識できない以上、
この世界は幻想ですb

(「幻想と覚醒」/苫米地英人著など)

この世なんてすべて幻想なのです。
なので覚めても、また覚めても
幻想の連続かもしれません。

この世はすべて自分の認識で成り立っている
あそこのにぎやかな連中は共同幻想の中にいる

そう思えれば、世界が広がりますねb
アバター
2013/07/06 01:19
これ良いですね!!
取っても共感できます。
色ということにのみおいてではなく、私の見ている世界と彼らが見ている世界は本当に同じなんだろうか?
なんて考えることはよくあります。
目の前にリンゴがある。
自分はリンゴだと思っているが、実は彼らの前に置かれているのはミカンかもしれない、スイカかもしれない。
本当に自分が見ている世界が正しいものなのか?
今が夢でない保証があるか?
実際は誰かの夢の中の話ではないか?
釈迦の掌で踊るマリオネットなのではないか?
私が感じている世界と彼らが感じている世界もまた相違があるのではないだろうか?

などなど

考え出したらバカらしくて、際限のない問いを、ちっぽけな脳みそでぐるぐる考える
そんな日もよくある。




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