Nicotto Town


ふぉーすがともにあらんことを、あなたにも。


無形の態

何事に関しても無形の態が一番有利です。

無形の態とは、特に陣形を決めずに
物事に当たることです。

無形とは、陣形にならない陣形という意味です。
具体的に言うと、特に特定のスタンスを決めずに
遊びを作った状態で取り組むことを指します。

つまり、作戦を決めるなということです。

作戦を決めると、盲点ができます。
その作戦以外のことは目に入りません。

よって、作戦以外のことは見落とすのです。

もちろん、チームの事情に合わせた
方針的な作戦は有効です。

ですが、それはおおまかな戦略だけで
戦術的には何も決めないほうが

人間本来のアジャスタメントで
どんな状況にも対応できます。

よく、ニュースであらゆる対策をしたから
どんな状況にも対応できる、

といった構図を聞くことがあります。

ですが、あれは戦略の話です。
重要局面で、想定し得る範囲の出来事は
想定しておかないと、

大きな組織は動けないからです。

つまり、現場は特に作戦を決めずに
フリースタンスで挑んだほうがいい

ということになります。

フリーで挑むということは、
どんな状況にも対応できる

ということです。

反対に、何かに着目すると
それ以外のことは見落とします。

それが、スコトーマ(心理的盲点)です。

潜在的に、多くの情報を目に入れておくには、

より高い視点=フリースタンスで挑むことが
リラックスもできて、状況もよく見える

というものです。

人間は何かを考えるとき、
必ず他のことは見落としています。

それについて考えているのはもちろん
楽しいことですが、

作戦で見た場合に
フリーのスタンスほど強いものはありません。

つまり、無形の態です。

ゲームの場合、
相手に作戦を読まれない
という効果もあります。

こっちは、把握しているのに、
相手はこっちの作戦を把握できない。

戦争ゲームの場合は、
思考に一定時間以上をかけると
必ず負けます。

一定時間内で思考をまとめる必要がある場合は、
間違いなく無形の態がいいのです。

何も考えなくていいですからね。

その場で、考えてやればいいのです。

人間には、創造性があります。
その場で状況を見ただけでも、
十分に対処できるのです。

問題は、状況が見えないこと。
盲点は、弱点を作ります。

弱点は、ゲームの場合必ず命とりになります。

状況さえ見えれば、
あとは作戦が立てられる。

一撃で相手を戦闘不能にするほど、
強力な戦術はそうはありません。

せいぜい、スクラム戦術ぐらいです。
もっとも、あれもフィールドを限った場合で

フィールドが無限大の場合は、
やはり無形の態が一番効果的です。


無形の態を取る
ということは、

相手に作戦を隠す
ということでもあります。

しかも、何も考えなくていい。
相手・状況を見て判断するだけです。

よっぽど人間らしい戦術だと
思うのですが、

どうでしょうか。

無意識に顕在意識を移すと、
集中できます。

意識していなくても、
どこに何が行ってなにがどうなるかは、

簡単に読めるのです。

結果的に、無意識で人間はすべて処理できています。
やってみると、意外と自分の本来望んだ結果になるものです。

人間は、突拍子もないことを
とんでもない状況で平気で考えます。

それが、創造的無意識。
関係なさそうに見えることでも、

実は何かの参考になっている場合が多いのです。

人間の可能性を100%活かすなら、
間違いなく無形の態がいいのです。

*例

テニスで、無形のスタンスは相手に動きを読まれない。

サッカーで、相手に戦術を立てられにくい。

戦術ゲームでは、そもそも相手に行動すら起こさせない。

戦争シミュレーションでは、相手に動きを読まれない。


考えなくても、行動できる。

考えたほうがむしろ効率が悪い

常に予想だにしない結末があることを想定すべし

見えてないものが常にあることを考えると、
やはり無形の態が一番強い。

#日記広場:20代

アバター
2013/10/15 05:58
知っているからこそ
無形の態を取れる

というものですねb

知らなかったら臨機応変に形を変える
無形の態はとれませんb

あと、無敵の解釈で
敵がいない=敵をまったく恐れていない状態

とありました~

つまり、誰にでも勝てるから
無敵なのではなく、

心の中に敵がいないから
無敵

というわけですね~

剣術も、何もやっていなくて
自分流で考えているほうが、

何かの流派よりも強いと
書いてありました~

特定の方法に固執すると、
それが盲点(スコトーマ)になる

というものですね~
アバター
2013/10/14 19:06
…('-'*)
無知は無敵と似てる?




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